<バンナムプレゼン>
私たちの班は、「このようなアウトラインで」「このような意図で」という周りの部分を塗り固めてそこに最終的に核(いわゆるwhat)を入れようとしていたが、金先生にも言われた通り、この企画では核から考えていかねばならない、ということに自分自身非常に納得した。もしこれが何らかの研究であれば、最終的に考えつめて“what”がなかったとしてもその「無かったこと」自体が答えともなりうる。核以外の過程を詳しく提示し、この過程で考えると答えが出ないのだ、という結論でも問題はない。しかし今回の商品企画にあたっては核となる答えが存在しない、というのはあり得ないことなのである。「核」自体がその発表の価値である。当然と言えばそれまでであるが、今回求められているものによって思考プロセスも変えていかねばならないということを学んだ。
しかし、商品開発のアイディアを出すのはここまで難しいのかと驚くばかりである。どんなに考えても、つまらないか、一回やれば十分でリピートしようとは思えない、すでに商品化されている、のどれかである。最近科学技術によって「やりたいけどできない」ことが少なくなっている。そんな今人々の欲をどう満たすのか、そもそも欲なんてあるのか、考えさせられる。
<猪子さんのお話>
チームラボのHPを見て予習に代えていた私は、一ベンチャー企業の社長さん、としか予想できていなかったのだが、本当にいろいろな意味で面白い人で、自分にとってはとても新しいタイプの方であった。情報はほとんど入れない、字を読むのが苦手、卒業を目前にして何としても就職したくなかった、などなど驚くような発言ばかりであった。しかし、そんな中でも、善悪をはっきり分けない日本のコンテンツ(もののけ姫を例に取っていました)が世界で受ける理由などは非常に説得力があった。また、「俺の辞書に『不可能』はない」というセリフがよくありますが、これはまさに猪子さんが使うセリフなのだろうと思う。目の前に可能性や機会があった時、多くの人は「現実的に…」を考え篩にかけた上で自分の前に選択肢を並べるが、猪子さんはその「現実的に…」といういわゆる能力的、時間的、常識的、倫理的(?)制約を一度取っ払ってその選択肢をすべて並べて俯瞰し、取っていくことができるのだと思う。これはなかなか人が持つことのできない能力であろう。だからこそ、チームラボのようなユニークな会社を作りサービスを提供し、結果的に猪子さん自身も社会に大きなプレゼンスを発揮(もちろんそれが目的ではないだろが)できるのではないかと思う。
また、そんな猪子さんが人間にクリエイティビティーの差はほとんどない、と言っていたのが印象的であった。バンナムの案にも猪子さん的思考が活かせればいいなと思った。
2010年6月28日月曜日
0625ゼミ感想【斎藤】
【バンナムプレゼン】
今回、最も素晴らしかったのは三期生のプレゼンでした。具体性を持った商品提示と、それによって設ける仕組みにまで言及されており、聞いている人々にとって納得できるものでした。
また、単にプレゼンでの説得力があるだけでなく商品への着眼点が面白い物であったと思います。既存の物にはないものを考えるときに、従来から私たちが持つ一般的な感覚にとって抵抗感がある事がありますが、あえてそこに挑戦する事で新しい物が生み出されるのかなと思いました。
【ゲストスピーカー】
今回来てくださった猪子さんはとてもユニークな方であり、同時に物を生み出す事に対して強いこだわりを持っている方なのだと感じました。
お話の中で、国際競争力には文化と技術の両方を考慮する必要があると言う点が印象に残りました。現代、最も活力のある企業の一つであるグーグルが世界中の本をデジタルアーカイブ化しようとしたとこに対してヨーロッパで対抗する動きが見られましたが、それに対する答えの指標を示していただいた気がします。
また、人間にはクリエイティビティーの差は大してない、という言葉にも驚きました。問題は何かをやるとき、そこに制限をかけてしまうか否かであるようです。面白いけど間違っているという状況に直面したときに、それを切り捨ててしまうか、思い切ってやれるかどうかも大事です。しかし、時として法による規制がかかってしまう事があり、この点は著作権のによるイノベーションの阻害の問題と共通していると思います。また、寛容である事も重要だと仰っていました。ここで言う寛容とは個人レベルに限らず、行政や政治などの次元でも求められるものであるというように、様々な領域に対して言及してくださいました。やはり、物を生み出すという行為は実社会とも深く関わっているのだという、当たり前の事も再確認しました。
西洋と東洋、日本には思想も異なり、そういったことが遠因となって生み出される製品の性質も異なってきます。私達は日本に生まれ日本人として育ってきました。だからこそ持ちうる感性を生かしていけば良いのだと思います。
【0625ゼミの感想】社会への挑戦!【田島】
【バンダイナムコ】
この一週間を通してのグループワークは、意見を発散・集約する勉強になったり、新たな視点を与えてもらったり、大変実りの多いものであった。それを1週間で具体的プランに落とすことは出来なかったが、意味のある種をまくことが出来たのではないだろうか。
他チームの発表を聞いていると、どのアイディアも「面白そう」とは思ったが、事業化の見通しがつきやすいものとつきにくいものがあった。コンペティションの中にも、斬新な発想が求められるものや、現実的な可能性まで求められるものなど様々ある。今回の企画がどこまで求められているか、しっかり意識しながら考えていかなければいけないと思った。
【ゲスト・スピーカー 猪子さん】
唯一無二の、自由な人!という衝撃を受けました。「情報をほとんど入れない」という猪子さんの発言には驚かされました。この情報洪水社会で情報を入れないなんて!けれど実際にお話を伺うと、知るべき情報はしっかり持っているし、何よりその情報を活かして自分なりの考察を持っている。猪子さんより知識を持っている人のなかで、猪子さんより「考えて」いる人はどれだけいるだろう?猪子さんが起業するとき、「これから社会はどうなるか考え、そのなかで自分がとるべきポジションを考えた」という。また、今回のプレゼンも、日本の競争力を上げるための考察と提言だった。破天荒な発言にばかり目が行くが、これからの社会の姿を考え変えようとする、猪子さんこそ「社会人」ではないのか?
いいアイディアが生まれるには「間違いの多い場所」が必要だ、という意見がとても説得力があった。間違いを許す寛容さを残しつつ方向付けがしっかりできれば、いいブレストが出来るのだと教わった。
この一週間を通してのグループワークは、意見を発散・集約する勉強になったり、新たな視点を与えてもらったり、大変実りの多いものであった。それを1週間で具体的プランに落とすことは出来なかったが、意味のある種をまくことが出来たのではないだろうか。
他チームの発表を聞いていると、どのアイディアも「面白そう」とは思ったが、事業化の見通しがつきやすいものとつきにくいものがあった。コンペティションの中にも、斬新な発想が求められるものや、現実的な可能性まで求められるものなど様々ある。今回の企画がどこまで求められているか、しっかり意識しながら考えていかなければいけないと思った。
【ゲスト・スピーカー 猪子さん】
唯一無二の、自由な人!という衝撃を受けました。「情報をほとんど入れない」という猪子さんの発言には驚かされました。この情報洪水社会で情報を入れないなんて!けれど実際にお話を伺うと、知るべき情報はしっかり持っているし、何よりその情報を活かして自分なりの考察を持っている。猪子さんより知識を持っている人のなかで、猪子さんより「考えて」いる人はどれだけいるだろう?猪子さんが起業するとき、「これから社会はどうなるか考え、そのなかで自分がとるべきポジションを考えた」という。また、今回のプレゼンも、日本の競争力を上げるための考察と提言だった。破天荒な発言にばかり目が行くが、これからの社会の姿を考え変えようとする、猪子さんこそ「社会人」ではないのか?
いいアイディアが生まれるには「間違いの多い場所」が必要だ、という意見がとても説得力があった。間違いを許す寛容さを残しつつ方向付けがしっかりできれば、いいブレストが出来るのだと教わった。
【0625ゼミの感想】バンダイ、ナムコ&チームラボ【岸本】
バンナムプレゼン。着眼点が面白いと思ったアイデアはいくつかあったのですが、具体的な詰めが甘かったり、明確さに欠けるなど、まだまだ磨ける箇所は多いように感じました。
1つ1つのアイデアに関しての思いつきや補足などは大体ゼミ内で発言した or ブログで他の人が指摘してくれているので、自分なりに多くのアイデアに共通した改善点を3つ挙げます。
- バンナムでやる理由に欠ける:自社資源の見直し/差別化の検討
- 展開する場所が適切でない:販売・流通チャネル、タッチポイントの見直し
- 中長期の展開が見えない:市場の規模、利益の変化を捉える
こうした点を直すだけでも魅力は大きく増すと感じます。ちなみに、ナンバム班のMTGで共有した『The Presentation Secrets of Steve Jobs』の中に登場するエレベータ・ピッチのポイントを挙げると、
(1)何すんの?
(2)どんな問題解決するの?
(3)どう(今までと)違うの?
(4)何であたし(聞き手。消費者・クライアント)が気にしなきゃならないの?
原典はここで確認出来ます。この4点を短く(効果的に数字を用いるなどして)魅力的に、伝えることを意識するのも1つの視点として覚えておくと良いと思います。
また、もう1点。技術先行型にならないこと。これは過去の先人たちから近年の経営書まで共通して書いてあることの数少ない1つです。今回「デジタルネイティブの観点を活かして」という案件で依頼を受けましたが、あくまでその生活の中心にある身近な問題を解決、改善するということが商品作りを通じて目指すべき点なのではないかと考えました。
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そしてチームラボの猪子さん。全体的な印象として、「ムダな情報を切り捨ててとにかく自分の頭で考える人」でした。(経済学者の池田信夫さんもこうしたムダな情報を切り捨てるネット利用をしているそうです)
日本文化ひとつひとつ、コンテンツ産業の概観、そして「東京ヤバい」な話から結婚観まで笑、様々なことに関して見聞きした情報や体験をベースに、説得力のある形で自分の考えを他人に伝える。(本当のところはわからないけど、少なくとも聞き手に本当だと思わせるのが本当に上手かったです・笑)このことが猪子さんが他のベンチャーなどと一線を画している部分であると考えます。
また、チームラボの組織運営、マネジメントは37signalsのそれに似ていると感じました。(37signalsはアメリカのウェブアプリ企業で、少人数ながら業績を伸ばし、そのマネジメントなどが注目されている企業です。前著はここで読めます。)例えば職種を絞らずにいろいろやるという点では、37signalsでは電話に出るのも、メールを送るのも、エラーのメッセージや領収書もすべてマーケティングに入るとしています。こうした常に顧客第一の製品やサービスを開発する、そしてそのためにはいかなる手段、アイデアを選ばないという点が似通っているように感じました。
更に、チームラボの猪子さんのような起業形式が日本でも出来るのか、と素直に感心してしまいました。(アメリカでは上司がイヤとか、企業がイヤという理由で起業することができるそうです。)
色々勉強になる部分が多く、ちょっと感化されました笑。お忙しい中お越し頂いてありがとうございました。
0625ゼミの感想【吉田】
【バンダイナムコプレゼン】
今日のグループ発表はまだアイデアについての報告であり、未完成のものですが収穫も多くありました。企業の方と共同で行っている以上、必要なのは抽象的な意見ではなく収益まで考慮したビジネスプランであると改めて感じました。今回のフィードバックも踏まえて次回の発表までに以下の2点を行いたいと思います。
①「なんとなく行けそう」なアイデアではなく「衝撃的に良い」アイデアになるようにブラッシュアップする。
②市場環境やニーズ、黒字化までのスパーンも考慮して、具体的なビジネスプランを提示する。
バンダイナムコ社の方から大変貴重な機会を頂いていることを忘れずに、最高のものを作り上げていきたいと思います。
【猪子ゼミ】
今日の猪子さんのお話は、非常に面白く印象的でした。その中でも特に印象に残ったことが2点あります。
一点目は、技術と文化についてです技術と文化は表裏一体であり、それが国際競争力の源泉になるというお話はとても衝撃的でした。大量生産や単純技術における優位性では、固定費用が高い日本は競争に勝てない。日本に求められるのは、技術に新しい付加価値を提供するクリエイティブインダストリーであるというお話は新しい視点を開かせてくれるものでした。客観的な(絶対的な)ものを設定せずに、妥協点を探すことを秩序の源泉とする日本文化は、絶対的正義を求める西洋社会と比較して情報化社会に適しているという話も非常に考えさせられました。
二点目は、創造性と寛容性についてのお話です。創造的になるためには失敗も認める環境である必要があり、間違いかもしれない意見から新しいアイデアが生まれる。そして、自分の倫理では絶対に許せないことでも許せないまま認める「寛容性」が「創造性」に繋がっていくという意見については自分も同感であり、今後のバンダイナムコプロジェクトにおいてもこのような創造的な環境にしていきたいと感じました。
多くのことを考えさせられるお話をありがとうございました。
今日のグループ発表はまだアイデアについての報告であり、未完成のものですが収穫も多くありました。企業の方と共同で行っている以上、必要なのは抽象的な意見ではなく収益まで考慮したビジネスプランであると改めて感じました。今回のフィードバックも踏まえて次回の発表までに以下の2点を行いたいと思います。
①「なんとなく行けそう」なアイデアではなく「衝撃的に良い」アイデアになるようにブラッシュアップする。
②市場環境やニーズ、黒字化までのスパーンも考慮して、具体的なビジネスプランを提示する。
バンダイナムコ社の方から大変貴重な機会を頂いていることを忘れずに、最高のものを作り上げていきたいと思います。
【猪子ゼミ】
今日の猪子さんのお話は、非常に面白く印象的でした。その中でも特に印象に残ったことが2点あります。
一点目は、技術と文化についてです技術と文化は表裏一体であり、それが国際競争力の源泉になるというお話はとても衝撃的でした。大量生産や単純技術における優位性では、固定費用が高い日本は競争に勝てない。日本に求められるのは、技術に新しい付加価値を提供するクリエイティブインダストリーであるというお話は新しい視点を開かせてくれるものでした。客観的な(絶対的な)ものを設定せずに、妥協点を探すことを秩序の源泉とする日本文化は、絶対的正義を求める西洋社会と比較して情報化社会に適しているという話も非常に考えさせられました。
二点目は、創造性と寛容性についてのお話です。創造的になるためには失敗も認める環境である必要があり、間違いかもしれない意見から新しいアイデアが生まれる。そして、自分の倫理では絶対に許せないことでも許せないまま認める「寛容性」が「創造性」に繋がっていくという意見については自分も同感であり、今後のバンダイナムコプロジェクトにおいてもこのような創造的な環境にしていきたいと感じました。
多くのことを考えさせられるお話をありがとうございました。
100625ゼミの感想
【バンナムプレゼン】
4・5期合同の初めての本格的なワークショップということで、それぞれの班が試行錯誤を繰り返したことと思います。しかし、どの班もwhat・why・howに対する言及が甘いという指摘を先生から頂きました。自分たちの班で考えると、自分たちの中ではwhatを明確にしていたつもりでした。しかし、実際には、どのような分野を対象にするかに留まる言及しか出来ておらず、「これ!」という一つの商品としての提示が出来ていなかった。これは、次のプレゼンへの反省としなければならない。
ただ、個人的には、whatの部分が確固たる商品としての形を持っていなかっただけで、考えを詰めれば一つの商品としての価値を見い出すことが出来るのではないかとも考えている。だからといってRPGに依存する訳ではないが、一つのアイディアとして継続して考えを構築する価値はあると思う。
また、特に次の三点を考慮してアイディアを構築するようにとの指摘も頂いた。
1) what(どんな商品・サービスなのか)
2) その仕組み
3) 3年以内の収益モデル
の三つである。リアルプロジェクトだからこそ、三田論で行う様な問題意識の共有や基礎知識の共有はせず、一気に具体的な商品を提案するという体を取るため、求められるハードルも当然高くなる。それだからこその面白さもあるし、三田論とはまた異なる進め方を学べるという点でも、とても勉強になると思う。この何台をポジティブに捉えて、来週のプレゼンに取り組みたいと思う。
【チームラボ猪子寿之社長】
【サイコー】。この一言に尽きると思う。個人的に非常に楽しみにしていたので、色んな話を伺えるだけでなく、”素”の猪子さんを見れてとても楽しかった。
また、コンテンツ産業の講義の中で、情報化社会に移行したことで、コンテンツの価値に変化が起きたと説明して下さった。確かに、これまでの時代はメディアやデバイスが制限されていたので、情報を発信することが出来るのは、メディアを所有する組織だけであった。そのため、私たちは、限られたメディアを通して限定的な情報(コンテンツ)しか享受することが出来なかった。しかし、インターネットが普及して情報化社会に移行したことで、一個人でも情報の発信が可能となるだけでなく同時にこれまで以上の情報(コンテンツ)を獲得できるようになった。その結果、今のデジタルネイティブ世代と従来の世代(デジタルイミグラント)との間にはモノの価値に対するズレが生じ、これまで価値のあったモノの価値が減少し、逆に今生まれてきたモノの価値が大きくなったのである。その点、和田アキ子と初音ミクの例えは非常に分かりやすかった。
また、【クリエイティブとは?】という問いに対して、【創造的で面白いとかテンションが上がるモノ】というお答えを下さった。一見、面白ければいいのではないかという印象を受ける。しかし、チームラボが社会に提供している商品やサービスは、人々の生活を支えたり、より便利にしたりと、単に面白いだけでなく、社会に発表することに意味のある付加価値を提供できていると感じた。もちろん、視覚的な面白さも大事だが、それと同じくらい提供するモノに生活者視点の【意味付け】を行うことがクリエイティブには重要なのかなと感じた。チームラボには、この生活者視点でのアイディア構築が自然に出来ているといった印象を受けた。
最後に、お忙しい中、時間を割いて金ゼミに来て下さってありがとうございました。猪子さんのお話は聞いているだけで自然と笑ってしまうような面白いものばかりでした。また、猪子さんの招待に尽力して下さった金先生にもお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。
4・5期合同の初めての本格的なワークショップということで、それぞれの班が試行錯誤を繰り返したことと思います。しかし、どの班もwhat・why・howに対する言及が甘いという指摘を先生から頂きました。自分たちの班で考えると、自分たちの中ではwhatを明確にしていたつもりでした。しかし、実際には、どのような分野を対象にするかに留まる言及しか出来ておらず、「これ!」という一つの商品としての提示が出来ていなかった。これは、次のプレゼンへの反省としなければならない。
ただ、個人的には、whatの部分が確固たる商品としての形を持っていなかっただけで、考えを詰めれば一つの商品としての価値を見い出すことが出来るのではないかとも考えている。だからといってRPGに依存する訳ではないが、一つのアイディアとして継続して考えを構築する価値はあると思う。
また、特に次の三点を考慮してアイディアを構築するようにとの指摘も頂いた。
1) what(どんな商品・サービスなのか)
2) その仕組み
3) 3年以内の収益モデル
の三つである。リアルプロジェクトだからこそ、三田論で行う様な問題意識の共有や基礎知識の共有はせず、一気に具体的な商品を提案するという体を取るため、求められるハードルも当然高くなる。それだからこその面白さもあるし、三田論とはまた異なる進め方を学べるという点でも、とても勉強になると思う。この何台をポジティブに捉えて、来週のプレゼンに取り組みたいと思う。
【チームラボ猪子寿之社長】
【サイコー】。この一言に尽きると思う。個人的に非常に楽しみにしていたので、色んな話を伺えるだけでなく、”素”の猪子さんを見れてとても楽しかった。
また、コンテンツ産業の講義の中で、情報化社会に移行したことで、コンテンツの価値に変化が起きたと説明して下さった。確かに、これまでの時代はメディアやデバイスが制限されていたので、情報を発信することが出来るのは、メディアを所有する組織だけであった。そのため、私たちは、限られたメディアを通して限定的な情報(コンテンツ)しか享受することが出来なかった。しかし、インターネットが普及して情報化社会に移行したことで、一個人でも情報の発信が可能となるだけでなく同時にこれまで以上の情報(コンテンツ)を獲得できるようになった。その結果、今のデジタルネイティブ世代と従来の世代(デジタルイミグラント)との間にはモノの価値に対するズレが生じ、これまで価値のあったモノの価値が減少し、逆に今生まれてきたモノの価値が大きくなったのである。その点、和田アキ子と初音ミクの例えは非常に分かりやすかった。
また、【クリエイティブとは?】という問いに対して、【創造的で面白いとかテンションが上がるモノ】というお答えを下さった。一見、面白ければいいのではないかという印象を受ける。しかし、チームラボが社会に提供している商品やサービスは、人々の生活を支えたり、より便利にしたりと、単に面白いだけでなく、社会に発表することに意味のある付加価値を提供できていると感じた。もちろん、視覚的な面白さも大事だが、それと同じくらい提供するモノに生活者視点の【意味付け】を行うことがクリエイティブには重要なのかなと感じた。チームラボには、この生活者視点でのアイディア構築が自然に出来ているといった印象を受けた。
最後に、お忙しい中、時間を割いて金ゼミに来て下さってありがとうございました。猪子さんのお話は聞いているだけで自然と笑ってしまうような面白いものばかりでした。また、猪子さんの招待に尽力して下さった金先生にもお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。
新しい風<金光>
<バンナム!>
チーム結成早々一週間足らずで解散となってしまいました。
しかし、
What(固有名詞での商品・サービス)
+
仕組み(革新性、不確実性の高いものに頼らないアイディア)
+
3年以内の収益可能性
という今後ほかのアイディアだしをするときにも使える視点を教えてもらえたことは個人個人にとって大きな収穫だと思います。本来は先生から提示される前に自分たちで見抜くべきだった(たぶん先生は私たちにそれを期待していた)のだと思います。それだけの力がなかったことは悔しいです。
でも、指標を明示されていたからといってそんなに容易に提出できるものではありません。ぎりぎりまで考えます。
チームの反省点は、
・バンナムがやる意味
・背景情報の収集不足
・参入業界の規模・収益予測
・実現可能性
です。特に二点目は、今までは知識豊富な先輩や同級生がチームにいたことでカバーされていたものが、自分が先輩の立場になった今、それを提示できなかったことに原因があると思いました。
今回全員がまた再度3分プレゼンとなりましたが、ミクロラ21チームが最初に「もういちどプレゼンを作ってくるように」と先生から言われたとき、ほかのゼミ生はどう思ったでしょうか。
自分には関係ないと思ったのか、それとも自分たちの班にあてはめて考えたのか。
細かいことかもしれませんが、それが当事者意識であり、一人ひとりがそういう意識を持って臨むかどうかでゼミ全体の雰囲気も引き締まるし、個人も濃いゼミの時間が過ごせると思います。
<猪子さん>
猪子さんが話し始めた瞬間から、教室が猪子さんワールドになってしまいました。
自分が信じているものを軸に、時空も国境も超えた視点でいろいろな思考を巡らせた末の”本質的な”話だなと感じました。
どうしても、今夢中になっていることや当たり前のことは疑問なく捉えてしまいがちですが、「なぜそうなっているんだろう?」「そうじゃない世界はどうなるんだろう?」と考えてみること、その時に歴史やほかの国と対比して考えてみること、そしてそれらを考えるときはあくまでも事実ベースで考えること、をしている人だと思いました。
ゼミの話はもちろんですが、そのあとのご飯での話もとても面白かったです。(具体例が過激だったので、ここでは割愛します)
あと、猪子さんはよく笑う方でした。笑顔は人を惹きつけます。全くつんつんしていない、気さくな方でした。自分には真似できない風貌とオーラでした。真似するにはそれに伴った頭の良さも必要だと思いました。
金ゼミには新しい風だったと思います。ありがとうございました!
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