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2010年10月2日土曜日

0930ゼミの感想【竹内】

①プレゼンの反省
ダメなプレゼンをしてしまったなと思います。最近プレゼンする機会がなかったので、完全に鈍ってました。頭の中でわかってることを人に伝える気がなかったんだと思います。ゼミ生からの質問も自分の中ではチグハグなものしか引き出せなかったので、一回プレゼンの機会を無駄にしてしまいました。言葉の定義、分類、適用する範囲をもっと明確にして切れ味の良いアウトプットにしていきます。次回こそは。

②三田論での交流
話を聞いてて、僕らの班とライセンシング2.0とコンテンツデフレはかなり近い範囲を扱っていると思います。特に僕個人はライセンスの話は苦手なので、お互い合同でミーティングしたり、高め合っていきたいですね。というか教えてほしいです。

全体的に論文に対する姿勢が高いと感じました。ゼミに来るまでの間隔が他の方々よりも長いので、ゼミ生の成長は僕が一番感じやすいと思います。全体的に春夏と比べ、本当に論理的になっているなと感じます。僕も負けてられませんね。

2010年9月23日木曜日

【夏休み】出会った人【竹内】

僕は基本的に人とさらっと話すことがあまり好きではないので、このテーマはすごい難しいです。なので、身近な人について書きます。

この夏にがんばったことといえば、おそらくSFCの研究室での活動くらいだと思います。その中で研究室の先生と二人で作業することもありました。そのときに、思ったのは先生の底知れない能力の高さです。よく金先生が代替不可能な人材になれ、とおっしゃいますが彼はまさにそのような人で彼にしかできないことがたくさんあります。特に街とデジタルメディアの融合や街とコミュニケーションなどの分野では有名な方です。

中でも神田で作品を展示するためのアイデア出しの時には脱帽しました。ソフトウェア、ハードウェア、仮想世界、現実世界を行き来しながら、プロトタイピングを行い、落としどころを見つけるということがこのアイデア出しには必要でした。拙劣ながら自分もこれに挑戦していたのですが、まったくうまくいきませんでした。そんなときに先生は見本をみせてくれたことがありました。その見本はアイデアの振り幅がとても大きく、もともとのアイデアから考えられないほど面白いプロトタイプができあがっていました。正直、ここまでジャンプアップしたアイデアは見たことがありませんでした。技術と発想、具体性と抽象性など背反しがちな要素をすべて持ち合わせているように思えました。

ヘタクソでも「できない」という経験を繰り返して少しずつでもできることを増やしていこうと感じた瞬間でした。まだまだ発想も技術も未熟すぎるのですが、頭も手も動かしながら一つでも多く世の中におもしろいもの、かっこいいものを送り出せたらなと思います。

2010年9月22日水曜日

【夏休みブログ②】僕の研究室 【竹内】

当初4期の中でみんな兼ゼミして、色んな知見を金ゼミに持ち寄れるようにしようって話が合ったと思います。でも、実際これはうまくできてないように思ったので、今の僕の関心や研究室のことをお話しようと思います。

僕は金ゼミの他にSFCの中西研究室、上山研究室に所属しています。メインは中西研です。なので、今回は中西研についてお話します。ここでは「時空間デザイン」「マルチスケールメディア」という2つをキーワードにアイデア出しから制作(プログラミング)までのプロセスを一通り行うことを目的としています。

「時空間デザイン」
デジタルなシステムを投入することによって時間と空間の使い方(スタイル)がどのように変わるか。時間と空間(スペース)をデザインすることで、システムの使い方(スタイル)がどのように変わるか。使い方(スタイル)をデザインすることで、システムや時間・空間がどのように変わるか。これらを意識しながら、システム、スタイル、スペースが有機的に結びつくようなデバイスの開発を行っています。
urban computing

「マルチスケールメディア」
これも時空間デザインに似ているのですが、あるシステムを投入することによってコミュニケーションのスケールを変えることを意識したメディアをマルチスケールメディアと呼びます。例えば、一方的な講義にtwitterを導入することによって仮想的に教室内という情報空間へとコミュニケーションのスケールが変化します。このように、いくつかのスケールを包含し、より豊かなコミュニケーションを目指してシステムの開発を行っています。

話しててもわかりづらいので、こんな作品があります。
「時空間ポエマー」

この作品は写真と位置情報を紐づけていま何が起こっているのかをかっこよく共有したものです。研究室ではCity Interpreter系の作品として分類され街の場所性を伝えるシステムです。

「DAWN」

作家の平野啓一郎氏とのコラボレーション作品です。3Dの作品になっています。特別なメガネをかけると飛び出ます。

最近の僕の個人的な興味は画像解析や場所性の追求などが挙げられます。今はこれらとマルチスケールメディアを掛け合わせたコンテンツを実装しているところです。まだまだ方向性が定まっていないのですが、とりあえずORFという六本木ヒルズで行われる発表会に向けて、色々と実装しています。もしよければ、みなさんも足を運んでください。

参考URL
http://naka.sfc.keio.ac.jp/
http://web.sfc.keio.ac.jp/~naka/
http://orf.sfc.keio.ac.jp/

2010年8月11日水曜日

セキュリティと自由、背後にあるもの

おひさしぶりです。
BNGや合宿など金ゼミな行事にはあまり参加してないため、自分のブログでやれよって感じの内容が多くなってしまうのですが、最近少し考えてることを書きます。

セキュリティと自由の関係について。
論文のテーマと重なりそうな部分も多いため考えてます。
一般的にインターネットは創成期に規制が緩かったため、発達してきたと言われています。だからと言って規制が緩ければ、緩いほどイノベーションが活発化するわけでもない。それは、一般人など多くの人に使われるからこそ、収益を得ることができるし、新しい使い方が生み出されると考えているからです。そのためには、ある程度無知なユーザー(言い方は悪いですが)にも扱えるような最低限の規制=セキュリティが充実してなければならないと思います。ただ、このバランスが非常に難しい。今まで何の犠牲もなく、セキュリティと自由のバランスが取れているサービス、プラットフォーム、プロダクトはないと思います。

最近の流れを見てみるとセキュリティと自由のバランスを見たときにセキュリティを重視する傾向が強くなっているように思います。そのおかげで、スパムメールやウィルスに悩まされることも少なくなりました。しかし、その背後で起こっていることがしっかり理解できている人はあまりいないと思います。例えば、どのようなアルゴリズムでスパムか優良なメールを振り分けているのか、なぜアマゾンは欲しい商品を適切にリコメンドしていくれるのかわかっている人は少ないと思います。背後にある何かを知っていて、もし適切な行動がとれたなら今頃もっとよいサービスを受けることができたかもしれません。また、規制が緩かったりやオープンソースであれば、見知らぬプログラマーがより良い機能を提供してくれていたかもしれません。
これからも色々な新しいサービスやプロダクトが生まれてくると思いますが、規制、セキュリティ、自由のバランスはどうなっていくのでしょうか。非常に気になります。

背後にあるもの
たぶん金ゼミの方々があまり読まなそうな「数学ガール」という小説の中で、「構造を見抜く心の目が必要なんだ」という言葉があります。この「構造」というものが前に「触れた背後にある何か」にあたるものだと僕は解釈しています。つまり、目の前で起きている現象には必ず原因がある。何か具体的な知識をインプットすればいいというわけではない。前の例で言えば、「リコメンドしてくれてうれしい」で終わるのではなく、「なぜリコメンドできるのか」を考えることができれば、ネット社会の仕組みに一歩近づける思います。
もしかしたら、サービスや規制、法案の後ろにある見えづらい構造を見抜くために勉強しているのかもしれません。自分の好きなことを勉強して、その過程の中で「構造を見抜く心の目」を養っていけたらいいですね。数学ガールのミルカさんのように。