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2010年7月20日火曜日

【0709ゼミの感想】もう折り返し地点 pt.2【岸本】

 まず、5期生は去年や一昨年の論文を見て、完成のイメージをつかむことをオススメします。また、4期生は昨年のチームのメーリスやブログ記事を振り返ることで、論文を進める上での反省点や参考になるポイントを洗い出すといいと思います。

 個人的に2回三田論を扱った中で頭にざっくり描くプロセスは以下の通りです。

 1.問題設定
 2.インプットしまくる
 3.概念化、仮説(フレームワーク)化
 4.検証
 5.適宜1~4を見直す(固めていく順番は基本的に昇順で)

 こちらとか、こちらも参考になるかもしれません。特に前者のBibliographyは重要だなと最近になってつくづく実感します。

 そして以下は各班の現時点でのテーマに関してのフィードバックというか印象や意見です。つまらないものですが参考にしていただければ。

1.Social Application Marketing
 先日のバンナムプレゼンでも挙げたように、ソーシャルアプリ市場は活性化し、またSNSの拡大に伴い、市場は拡大傾向にあります。成功するアプリの要因やコンテンツの内容はもとより、他との差別化のためには新しい動きを抑える必要があると感じました。例えばFacebookで最も人気のあるアプリの1つ「FarmVille」などを提供しているZyngaはそのキラーアプリを活かして独自のSNSを作りました。
 また、iPhoneアプリにおけるiAdの存在など、プラットホーム内でのビジネスモデルの変化についてまとめてみても面白いと感じました。いかに人を集める仕組みをつくり、そこで囲い込んだまま、広告を効果的に提示出来るかという問題自体はそれほど新しいものではありませんが、ソーシャルアプリ時代のアプリ業者、プラットホーム運営者それぞれの視点での提言が出来ると思います。
 
2.Licencing 1.0→2.0
 法律はだいぶ弱いので微妙な意見になりますが、現状で普及しつつある新しいトレンドに対応するだけの「次の創造へのインセンティブ」として機能する法体系が個人的に気になります。
 例えばWeb 2.0以降顕著になった動きの1つに、意図しないものが「広告」として機能していることがあります。YouTubeの違法動画にしろ、ブログ上でのレビューにしろ、UstreamのDJにしろ、Twitterでのつぶやきにしろ、結果としてある製品やサービスの広告となる、言い換えれば私たちがそうした合法、違法なものに購買行動において影響を受けている言えるのではないでしょうか。
 もちろんコンテンツの形式によってその鮮度、反復可能性などは変化し、ビジネスモデルも変化すると考えられます。そうしたコンテンツの違いで異なる部分、また共通する部分を収益可能性などと照らし合わせて探っていくといいかもしれません。
 また提言先の主体を立法府ではなく、YouTubeやUstreamのような一企業と考えると、昨年の角川バッジみたいな民間でのライセンス、収益分配の仕組みの例を沢山集めても面白いかもしれません。

3.Content Deflation
 これはある程度電子書籍のときの問題意識と被る点が多いのではないでしょうか。YouTubeなどのUGC型は投稿されたコンテンツを維持するランニングコストがいずれ収支を圧迫するようになるため、広告収入だけでなく課金収入などにも頼るようになり、どちらかと言うと「値上げ」せざるをえないと考えます。
 一方、iTunesやKindle Storeのようにプラットホーム提供者とコンテンツ提供者の間での価格設定を巡る争いは興味深いと感じます。「値下げしたからといって売り上げが下がる訳でもなく、むしろ上がることもある」という言い訳は(主にプラットホーム提供者によって)よくなされますが、コンテンツの長期的な収入は本当に増えるのでしょうか。iTunesで曲単品で買うより、Napstarでひたすら聞き続ける方が本当にコンテンツ提供者にとって最善の選択なのでしょうか。こうしたユーザーの利用形態に合わせた価格設定の方法について調べてみても面白いかもしれません。

4.Reatime Web
 コンテンツのリアルタイム生成問題に関してのようですが、(スライドを見返すことが出来ないせいもあって)正直イマイチピンときませんでした。なので、以下はちょっと的外れなものになっているかもしれませんが、ご容赦を。
 リアルタイム生成に関してですが、まず第一にユーザー中心で利便性に優れたインフラ整備が前提になると感じました。(ここらへんは昨年のORFでの村井先生の話が参考になるかもしれません)また、ネタ消費の付加価値問題ですが、これはオープンソースの時代から2ちゃんねるなどのネット上でのコミュニティを経て現在もUGCサイトに見られる「嫌儲」の考えとの折り合いの付け方が重要になってくると思います。一例を挙げると「電車男」の場合、売り上げは募金にまわったとされており、それほど反発はありませんでした。その一方でavexによる「のまネコ」騒動では、2ちゃんねるを中心に様々なコミュニティにて反発運動が繰り広げられました。(作家性を持たない匿名の)みんなで作り上げたコンテンツを誰かが買い取って収益の最大化を図るということに対して抵抗があるようですが、そのコミュニティや社会全体に対して還元されるというインセンティブの設計の如何によっては上手くいくと考えています。

5.Net Election, Net politics
 有名な話ですが、Facebookの共同創業者がオバマ陣営のキャンペーンの仕掛人でした。この話にも関連しますが、どちらかというとネット政治に関するものより、ウェブマーケティングに近いものを感じました。いかにメッセージを口コミで広め、効果的に展開するか、もちろん政治的な説明責任を果たすことが最も重要であると考えますが、広めるプロセスはウェブマーケからの教訓が多いのではないでしょうか。
 また、利害関係を共有する集団が集まり、政党をつくり国政や地方の政治に乗り出すということは十分ありえると思います。またその一歩先を行ったインターネット民主党のような直接民主制の可能性について考えていっても面白いかもしれません。

【0709ゼミの感想】もう折り返し地点 pt.1【岸本】

 
 大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
 
 内容をコンパクトにまとめようとしたのですが、論文フィードバックが思いのほか長くなってしまったので、今回は2回に分けて書きます。

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 辻野さんの話を聞いて感じたのは、かつてのソニー、あるいは今のGoogleは時代の変化に対応出来る組織形態であると感じました。
 割とフラットな組織は速い意思決定のため。また、福利厚生を充実させるのは、(ICT産業の多くでは)いつでもどこでも仕事が出来る現代において、変化に素早く対応させるため。性悪説ではなく、性善説でやる、というのはP&Gの「PrincipleはあるがRuleはない」に共通するように組織のメンバーに息苦しさを与えないため。また複数の技術者である創業者が存在することで常に単一の主観でない、更に技術者の意見を汲むことの出来る経営が出来ているように感じます。
 
 興味深かったのは「ターゲットを日本で始めないこと」ということでした。確かに日本のガラパゴス化問題は、制度や市場などの外圧があったにせよ、国内市場向けに商品を開発改善することに力を入れ過ぎ、それをあまり広めようとしなかった結果、国際競争から取り残され、更にイノベーターのジレンマに陥っているという風に感じます。
 多くのインターネット企業がアメリカのシリコンバレーのベンチャー発とよく言われますが、こうしたベンチャーが単にユニバーサルなサービスや製品を提供しようと努め、またそれをサポートする仕組みがあったにすぎないと考えています。
 
 また、面白いウェブサービスに自社の商品を上げていたのが非常に印象的でした。それだけ自分の会社のものを面白いと信じ、それを生み出す組織やメンバーを信じることが出来なければ社長は勤まらないと感じます。

 お忙しい中、お越し下さってありがとうございました。

 補足ですが、誰かの質問にあった、Googleの弱点に関して少し意見があるので書きます。私見では情報の囲い込みの如何によってはGoogleは現在の地位を失うと考えています。Googleは現在収益のほとんどをその広告に頼っています。その広告は、ユーザーが情報を求めてキーワードをGoogle(や関連サービス)の検索窓に打つことで、ユーザーに適した広告が届き、広告主は広告費を提供してくれるというものです。ユーザーはGoogleを経由することで欲しい情報にたどり着けると考えるためにGoogleを利用します。
 しかし、SNSなどを考えれば分かるように、情報をあるサイト内に囲い込んでしまえば、ユーザーは情報を探すのにGoogleを用いなくなります。ユーザーがGoogleから離れると広告収入は落ちます。これが悪循環になる恐れがあります。(現在、一番情報の囲い込みで脅威となるのがFacebookであると考えています。ネットワーク効果もあり、英語圏を中心に急速に利用者を拡大しているので。)
 もちろん、こうした囲い込みを防ぐ手段はいくつかあります。代表的なものには提携してしまうことです。Twitterとの提携では、今後の脅威をなくしたいGoogleと利用者を拡大したいTwitter双方の利害関係の一致があったと考えています。
 先に例に挙げたFacebookがどこまでGoogleを脅かすものになるのかは未知数ですが、可能性としては十分にあると考えています。持久戦になるのかもしれません。(ちなみに、この質問をGoogleの社員の方にぶつけてみたところ、「情報や人を囲い込んでからお金を集めるのはアイビーリーグ系のビジネススクールのやり方。我々Googleはどっしり構えて待っている」と仰っていました。)

2010年7月12日月曜日

0709ゼミの感想【岡本】

【ゲストスピーカー:辻野さん】

話を聞くなかでGoogleの成功要因を色々と考えていたわけですが、その中でGoogleは不思議に昔のある諺がしっくりくる会社だなと感じました。
 
「先んずれば人を制す」
 
金先生の信条ではありませんが、「誰もやらなかったことをやる」。「誰も考え付かなかったことを実現する」。Googleの強さというのは、ある種のこういった人間の本能に、とことん忠実な経営姿勢を貫いていることにあるのかもしれません。
 
また、そのきっかけとなるアイデアを選ぶ際に「まずそのアイデアがグローバルにスケールするかを第一の基準に置いている」というのは流石だと感じました。誰もが享受しうるサービスなら、市場の一部分にこだわる必要はない。たとえある部分で失敗しても、残りの部分で巻き返せる可能性は十二分にあります。それを多くの日本企業は、日本のマーケットがスタート地点であるためにGoogle系の企業にしてみれば一部分にすぎないところでマーケティングをしては、失敗したら一大事みたいな感覚で事業展開します。国民性や風土の違いで、A国で流行らないものもB国では流行るかもしれない。C国でも流行るかもしれない。それを日本ではA国で失敗するか否かだけが全てです。それではリスクテーキングの形態としてあまりに不利。
 
こう書くといかにも「数打ちゃ当たる方式」ですが、それではGoogleの企業方針の本質を若干突いていない気もします。もちろん結果的にこういう形にはなっているし、それ自体合理的なモデルとは思います。ただ、Googleの遊び心みたいなものを本や実際の製品、そして今回のお話を通して知るにつれ、単純な合理性の追求の末にこの形に落ち着いたわけではないように思えてきました。ではそれに代わる本質とは。
 
「本当にいいサービスはあらゆる隔たりを超えて愛される」
 
これに尽きるのではないでしょうか。世界中の人に愛されるサービスを提供することは会社の成長につながり、会社の成長は個人の給料アップにつながり、個人の給料アップは会社に対する愛着につながり、会社に対する愛着は世界中の人に愛されるサービスの提供につながる。このもっとも基本的なサイクルが、星の数ほどある企業の中でも極めて効率よく循環しているのがGoogleなのではないでしょうか。だとしたら、本当に素晴らしい企業だと感じました。
 
【三田論プレゼン】 

自分のプレゼンに関してだが、アプローチの仕方、問題意識、社会的意義、「少しお考えいただければピンとくるかと思います」みたいな雑さ。全くないわけではないが明らかな不足、そういった点が多かった。だから反省します まる って書くのはもう飽きたし進歩ないのでやめます。今回は未熟なりにも改善しようと心掛けた部分について。

・タイムキープ

「よく勘違いされがちだが、短いプレゼンほど事前に準備していかないといけない。時間かけてダラダラしゃべる方がよほど簡単」

学部のある教授の言葉にハッとさせられ、今回時間だけはきっちり意識してみました。プレゼン自体は未熟さがハッキリ出る結果になったものの。いつでも準備が十分にできるわけではないが、準備できるときはしっかりしていこうと。

ただ5分でも内容ギッチリ詰まってるプレゼンを目の当たりにすると、どうにもその辺の匙加減が難しいなと思わざるを…

・箇条書きを減らす

結果的に最後の方には箇条書きが増えたが、あまり長い箇条書きは見る方がダルくなるので「できるだけ」減らすように努力した。

自分がいざそれを意識してやってみると4期生や、5期生の中にも明らかにそれを基本スタンスとしている人が見えてきて、大変参考になった。何かを意識するのとしないのとでは、人のプレゼンの見え方もかなり変わってくるらしい。

・既存の統計をそのままコピペしない

「ご覧いただきますとわかるように…」とよく言うが、よほどわかりやすい表、あるいはグラフでない限り、ハッキリ言ってわからない。ただの画像。それならいっそ思い切り分かりやすくする。

余計な部分をそぎ落とすことで焦点がハッキリする効果もあり、実際説得力が増すと感じた。項目の選び方が多少恣意的になるため「これ情報操作じゃないか?」と思われる危険はあるものの、口頭で補えばたぶん大丈夫。

プレゼンに特に意味のないアニメーションつける余裕はグラフの再編集にでも回そうと思った。


毎回のプレゼンで人から学ぶことは多い。今回もまた多かった。金ゼミで、非常にレベルの高いプレゼンを見る機会には恵まれていると思う。その中でできるだけ多くを吸収して、できるだけ多くを盗みたい。

0709 ゼミの感想 【矢野】

<辻野さんプレゼン>
私は普段googleのサービスにお世話になっていて、特にgmailのイノベーション、デザイン性が大好きなこと、また、私ののサークルで来春からgoogleに就職する先輩がいたことで少し身近に感じていたこともあり今回の講演を非常に楽しみにしていました。
辻野さんはご自分の事を「変わっている」とおっしゃっていましたが、お話を聞くところによると、自分の信念を強く持ち、自分の責任はきちんと自分で果たすという素敵なこだわりがある方なんだと思いました。また、googleという企業は辻野さんもおっしゃっていましたが、会社自体の宣伝も比較的少なく「顔」の見えない企業という気がして、またopt out方式を採用するような所からも「100%合理主義でクール」というイメージが私の中であったのですが、そうではない事を知りました。性善説を取ってヒエラルキーのないフラットな人間関係を作りつつ経営をしていることや、「イノベーションは普及させねば意味がない」という理念の下多少強引に普及させ後から問題に丁寧に対応するようにしていることなどです。また、年に2回のエンジニアとセールスの部門の交流機会を設けるなど、サービスだけでなく社内もイノベーションに溢れているのだと感じました。googleに就職できたらいいなと思ってしまうような講演でした。
誕生日のお祝いも喜んでいただけて良かったです!


<三田祭論文テーマ>
プレゼンでもあった通り、まだ自分の興味を絞りきれていなかったので皆のプレゼンを聞いて参考になる部分が多かったです。特に「テーマが絞りきれている」ことは前提で、その問題意識の所在が明らかだったり方法論まで提示できている人はすごいというか、うらやましいと思いました。来年に向けて私も問題意識を持って過ごしたいです。ただ、金先生に意見を求められてきちんと言葉にならなかったのですが、それぞれのテーマの結論、つまり落ち着くところが分からなくて希望のチームを決めかねていたところがありました。論文というのは、行きつく結論をあらかじめぼんやりと決めておくものなのかそうでないのかがよくわかりません。金ゼミの求めているものの一つに、「世界でまだ誰も答えを出していないもの」という項目があったと思うのでそれに倣えば、結論は全く未知にすべきかなとも思いますが、ぼんやりとでも行きつくところを決めておかないと途中でテーマの妥当性も決まらない・・・?そもそも「世界でまだ誰も答えを出していないもの」ってどこまで・・・?というのが疑問でした。
今回いくつか選択肢を提示されて選ぶことで自分の興味がどういう方向に向いているのかも少しわかってよかったです。
論文、頑張りたいと思います。

100709ゼミの感想【村山】

私用で前半を欠席させて頂きました。申し訳ありません。

【三田論プレゼン】

去年の自分達を考えると、5期は非常に恵まれているなといった印象だった。もちろん、去年もチームに別れてからは学年に関係なくテーマ決めについて色々と議論できた。しかし、僕らだけでなく先輩方もプレゼンの機会はなかったと思う。だからこそ、5期生にはバンナム然り、こういうチャンスを掴む気概を持ってゼミに臨んでくれればなと思います。実際、個人的に面白いプレゼンもいくつかありましたし。

自分自身について考えると、【ソーシャルアプリ×マーケティング】ということで、これまで1ヶ月強ずっと考え続けてきた分野なので、それ以上のアウトプットが達成できればなと思っている。新たなメンバーとのコラボでそれは十分に可能だとも思っている。どのように進めていくか、メンバー間でコンセンサスを取りながら、情報共有を怠ることなく相談して決めていきたい。

また、かこいが【一番の論文を作る】と言っていたのが印象的だった。その位の気概が必要な作業だということは去年の経験から分かっているので、自分も負ける訳にはいかない、そう思わされました。

とりあえず、前期おつかれさまでした。この夏をどう使うかは自分次第。ども、この夏で大きく差は開く。それは常に肝に銘じておくように。僕が言われたコトバです。一日一日を無駄にすることなく、毎日を楽しもうと思います!

2010年7月11日日曜日

前期しめの日

今日は参議院選選挙投票日。
今もテレビでひっきりなしに当選速報が流れています。
今日は人生初の投票に行ってきました。
自分が入れたのは一票でも、その積み重ねが、テレビの向こうの当選落選につながり、毎日の生活と日本の未来に影響を与える政治につながっていくんだ、と思うと、投票用紙の重みを感じました。
”一票の格差”や”投票の自由”などと暗記していたことが、はじめて実感がわいた瞬間でした。

金ゼミでは前期、多くのゲストに来ていただきました。
私が今日選挙で感じたことは、先週の田村さんのお話を聞いて、政治について考えたからというのも少なからずあると思います。
いろんなゲストが来て、生の声を聞いて、聞く前やもしかしたら聞いた後もあまり興味がわかない分野だった人もいるかもしれません。
でも、一度生の声に触れたことは、今度同じような内容を目にしたとき、あ!と気にとめるはずです。今までスルーしたことをスルーしなくなること。それだけでも、すごく大きな違いだと私は思います。
そうやって少しずついろんな場所に自分が”目にとめる範囲”のポイントをつけておくことで、ふとした瞬間にポイント同士が繋がって線になったりしてだんだん構造的な思考に繋がっていくんじゃないかなと思います。

前置きが長くなりました・・・

<辻野晃一郎さん>
お誕生日おめでとうございました!!

辻野さんは言葉に無駄がなく、話の展開がわかりやすかったです。
Googleという企業に特化したお話ではなく、60年前、敗戦から立ち上がった日本のSONYやHONDAといった企業が、今のAppleやGoogleに少なからず影響を与えているという話が印象的でした。

”今のものを考えるときに、それまでの流れや過去の歴史を振り返ること”。

私はすぐに忘れてしまいがちな視点ですが、いろんなゲストを見ていて、時間軸を思考に組み込んでいることは共通点かな、と思いました。

まっすぐな信念を持って、常に先を見て行動されている、働く人の一面と、深い愛情を持って教育されているお父さんとしての一面と、両方とも素敵な方だと思いました。

<質問・三田論について>
四期を代表して村山くんからのメッセージ。去年そんなことあったなぁと四期にとっては懐かしく、聞いていました。一年間で変わるところは変わります。でも、根本的な個人の違いはそのまま残っていたりします。一年目はお互いを知ることで精いっぱいだけど、二年目はお互いのそんな違いを感じながらのゼミだなぁと思いました。
三田論のテーマを一生懸命一週間で考えてくれた5期生、ぜひ来年またテーマを絞って、そのメンバーで、ぶつかったり笑ったりしながら頑張って欲しいなと思います。

最後に5期生からの一言が聞けたのが良かったです。吉田君が、コンテンツの中に「金ゼミで良かった」
と思えるものがあったと言っていたのが、聞いていてすごく嬉しく思いました。毎週ゼミの時間に何をしようか思考錯誤で進んでいたので。

バンナム、三田論、期末テストと盛りだくさんですが、頑張りましょう!!

【0709ゼミの感想】google【長澤】

今回のゼミも途中で早退してしまい、すみませんでした。


【ゲストスピーカー:辻野さん】

貴重なお時間を割いて素晴らしいお話をして下さって、ありがとうございました。
今回のして頂いたお話の中で一番印象に残っているのは、日本の企業とアメリカの企業の違いです。
日本の企業は世代を超えた企業が多いため、創設者のカリスマ性が次第に失われてしまって、経営者の顔が見えにくくなるというのは本当にその通りだなと思いました。
そして、グーグルのフラットな感じが日本の企業にはないもので、とても仕事がしやすい環境が整っているなと感じました。
また、偉くなるということを目的にするのではなく、会社の中で影響力のある地位に就くこと、そのためには、自分が持っている夢に対するロマンや自分の力をアピールするためのコミュニケーション能力が必要である、というお話でしたが、今の自分にはどちらも欠けているので、私ももっと自分のやりたいことを明確にし、コミュニケーション能力をつけていく必要があると感じました。
辻野さんの強みは「普通の人と同じように考えない、少し変わっている点」とのことでしたが、これからグローバル化していく社会の中では、周りと同じことをするだけではなく、独自の考えを持った個性の強い人が生き残っていくような気がします。
人とは違った考えを持つためにも、もっと知識をつけなければいけないと思いました。

0709ゼミの感想【大賀】

 大賀です!皆さん、まずは前期のゼミ活動お疲れ様でした^^*そして、私的な事情により、休みがちになってしまって申し訳ありませんでした。この場をお借りしまして、深くお詫び申し上げます。来学期からは3期生としての責任をしっかり果たしつつ、ゼミ活動にコミットしていきたいと考えていますので、どうかよろしくお願いします。
 2010年度の金ゼミは、昨年度とはまた違った雰囲気で、新しい仲間たちにも恵まれ、ますますCreativeな環境になったのではないかと思っています。勿論、まだまだこれから!という部分も数多くありますが、可能性がゼロなわけではありません。努力を惜しまずに、皆で成長していきましょうね♪

***

●ゲストスピーカー辻野さんのお話
 お忙しい中お越しくださり、本当にありがとうございました!「あのGoogleの日本法人元社長って一体どんな人なんだろう…?!」と内心ドキドキ状態でしたが、実際に辻野さんにお会いすることで、学生のことを真摯に考えてくださる素敵な方だということがわかり本当に嬉しかったです。息子さんであるしょうた君も、わざわざゼミに来てくれて、ありがとうございました。辻野さんの「良いお父さん」ぶりを目の当たりにし、純粋に感動しました。
 個人的な話で恐縮ですが、私は組織運営に興味があります。組織の中で、どのように人を育てていくのか。Googleという「極端に自由」な雰囲気を持つ組織が、いかにして社員のモチベーションを高め、そのアイディアを最大限活かしながら、急成長を遂げていったのか。その答えの一端を見出すために、辻野さんには、社長時代の組織運営の仕方・人の育て方についての質問をさせて頂きました。「リーダーとは、高飛車で高圧的な人間であるのではなく、下の人々と対等な立場に立ったうえでコミュニケ―ションをする人間のことだ」―辻野さんからはこのようなお言葉を頂戴することができました。
 私は昨年度、金ゼミの副代表として、組織運営に携わりました。「ゼミ」という小さな組織であっても、その構成員すべてをまとめあげるというのは本当に難しく、辛い道のりでした。来年からは、更に大きな組織である企業の成長に尽くしていくこととなります。きっと、ゼミ運営などとは比べ物にならないほどの困難が待ち受けていると思います。それでも、辻野さんがおっしゃっていたような、「常に他者の視点に立って考える」人間であろうと努力すれば、いずれ道は開けるのではないかと思いました。素敵なお言葉を、ありがとうございました。

●三田論発表
 まずはプレゼンテーション、お疲れ様でした^^*5期生・4期生の方々の興味分野、問題意識を知ることができてすごく面白かったです。どれも素晴らしい案だったと考えています。今後も、その問題意識を忘れずにいれば、いずれ本気で研究できる日が来るに違いありません!どうか、自分の意思を貫いてください♪
 今年はどんなものができあがるのでしょうか?今からワクワクです。

***

 それではみなさん、良い夏をお過ごしくださいませ!

【栫井】0709前期ラストゼミの感想

辻野さんのお話と三田論のテーマプレゼン。2つが繋がることが多かったです。

まず、常に目的を意識することの大切さのお話。
何をやりたいか? - おもしろい!と思うものは世の中多い。やりたい!と思うことも多い。でも、何でやりたいのか?をきちんと追求することが大事。
何でやりたいのか、という部分が問題意識として行動を支え、ぶれない自分を形作ってくれる。
昨年度の経験から、今年はやりたいテーマを先行させ、問題意識をしっかり持った上で走り通すことを目標にしています。

コミュニケーション力のお話も印象的でした。
自分がやりたいことを相手に伝え、周囲にサポートしてもらえるように動かす力。自分のヴィジョンを相手に売り込む力がコミュニケーション力だと辻野さんは仰っていました。
それでいくと、私は今回それがかなり不足していたな、と猛省です。
なまじリアルとウェブの融合に関してはずっと興味を持ってやってきていた分、相手の知識を前提としてしまった部分が多かったように思います。
自分の興味をわかりやすい言葉に落として伝える力を持たないと、実現には持っていくことが出来ないのだなあ、と感じました。


三田論のプレゼンについて。
大枠の問題意識を設定する際、それらは3年後どうなっているか?ということを考えられると良いのかな、と思いました。
例えばTwitter。どんどん様変わりして面白い事例もずいぶん増えているけれど、3年後も今のように(果たして今どうなのか?はさておき)先駆者、あるいは立役者たりえるでしょうか?
今Twitterを分析すると、3年後、その文章はどう扱われるのか?どんな切り口でどこに繋げれば、価値あるものとして重宝されるのか?考えてみると良いのかもです。

NCが点の知識だとしたら、三田論はそれらを体系化した線の知識・面の知識になります。
点を繋ぎ合わせるものは、分析と考察です。
普段のNCよりも一層、どこが大切なのか、どのように分析していけば良いのか、考える力が求められます。
点の段階では、もしかしたら何が一番重要なのかわからず、自分のやっていることの大枠が見えないかもしれません。でも、がむしゃらに自分のやっていることを信じて走って、点をつなぐものが見えると一気におもしろくなります!去年の私の班がそうでした。

今年は私は5期生とやれないことになりましたので、去年の経験を基にアドバイスをすると、

◎わからないこと、曖昧なことは必ず確認する!
特にカタカナ語や見慣れない漢字は、喋っている側も定義を曖昧なまま話しがちで、意味が曖昧なまま聞き慣れて自分も使い始めてしまうのが一番怖いことです。ただ、そのような言葉は理解できるととても便利だし、知識が深まること間違いなしです!
班内共通の見解を持っていると、議論も深まります。
議論してて、納得出来なかったところも、確認しないと後々本当に困ります。同時に誰かが納得出来てなかったら確認してあげられる人になれるとすてきです!
・テーマに愛着を持つ!
・先輩(リーダー)から全部吸収してやる気概で参加する!
私の知る限り、4期生はみんな今までのゼミ内外の活動を通して、それぞれの方向に知識や見識を蓄えてきてる人たちです。情報の集め方・分析の仕方・便利ツール・オススメの本など、1年金ゼミをやってきて得たものがたくさんあるはずです。
自分が今持っているもの+先輩が持っているものを合わせたら、かなり強くなれると思います。
・チームメンバーを信頼する!同時に、チームメンバーに信頼される自分になる!
タスクを人一倍やってくる人は、チームの頼れる柱になるはずです。

三田論は、自分を伸ばす絶好の機会になると思います。
終わったとき、「私、すっごく成長した!!」と自信を持って言えるように、ベストを尽くしてくださいね!

自分自身の今年の目標としては、おそらく水準が私の能力を越えて高いので、付いていくだけではなくて一矢報いるフォロワーになること・他班への適切なフィードバックを出来るゼミ生になること、を設定したいと思います。

2010年7月10日土曜日

0709ゼミ[矢部]

今日で前期のゼミが終了した。ゼミというものを初めて経験して、手探りながらの活動で金ゼミでの水準に追いつくことに精一杯になることが多かったですが、この経験はこれから確実に生きてくるものだと今思えるので、出来不出来は別として僕にはプラスになる前期のゼミだったのだ思います。後期は、三田論を中心に動くこともあるということもあり、とにかく積極果敢に主体性をもってやっていくことが個人でも金ゼミでも問われると思うので、前期のメディアコムを通して僕が感じたalways thinkingの気持ちで頑張っていきたいと思う。

今回はゼミにゲストスピーカーとして、google日本法人社長の辻野さんのお話を聞いた。googleのフラットなコミュニケーションは正に、googleのようなクリエイティブな会社特有のものだと思った。社長、上司から一般の社員まで、セールスとエンジニア部門と全ての社員が同じ目線、立場、フィールドで議論をしたり、くだらない話をしたりなどとても良い人間関係である。このようにいつでもideaを考えられる環境を重視しているのだと思った。毎回、張りつめた空気で考えていてもダメだという事だ。日本人は他人の失敗をかばい、他人の成功を喜ぶ気質があるという。しかしアメリカ人はこの逆なのだという。これは辻野さんも仰っていたが、わざわざそのようなことは日本人が真似する必要はないと思う。いくらアメリカ風に生きた方が良いような空気が漂う感じがするが、日本人には日本人の空気や美徳があるわけなのだから、何から何までいわゆる外国かぶれになる必要はないと思う。googleのような世界企業で働く辻野さんもそのようなことを思っていて何だか共感できた。

三田論テーマを決めるプレゼンは4期生はすばらしいと思った。やはり、かこいさんのように4月からどうしてもやりたいとテーマを温めている先輩の熱意とその気持ちに裏付けられる日々の問題意識を持って考えながら取り組む姿勢はすばらしいものだと思った。先輩方はそのテーマの現状を説明し、分析しながら課題や問題点を洗い出して、それの社会的に2.3年後もしくはそれ以降の未来に価値のある新しさを持つ意義や目的を提示していたのが僕たちとの違いかなとも思った。前期プレゼンを金ゼミでたくさんやることができて、今までではなかった刺激を感じる事が出来て、プラスになることがある反面、たくさんやっていくと逆に深く見えてきてしまう事もあり本質的には難しいものであるプレゼンを向上させたいという気持ちが出てきて、毎回やる度に猛省させられる。とにかくこのようなことはどんどん次に次に生かしていこうという気持ちでやっていきたいと思う。三田論のテーマは後期の多くの時間を割くと思うので、自分の好きなテーマをやりたかったですが、僕の入ることができた田島さんのテーマはとても興味深く、本当に追究して研究したいと思えるものなので、最高の論文を目指すために精進していきたい所存である。

0709 ゼミの感想【黄】

ゲストスピーカー:辻野さん
素敵なパパでありながらも、ピリッとした厳しさもあわせ持ってらっしゃった辻野さん。
Googleならではの裏話や、スタイル、失敗談などのお話は、さすが世界のGoogleだな、と思わされる内容ばかりだった。
・イノベーションを何より大切にする文化。
・スピーディーなアクションの重要性。
・肩書きを取り払ったフラットな人間関係。
理想論みたいで、これが全て実現している企業なんてあるのか、と思う反面、それをやってのけたのがGoogleなんだ、と思った。
また同時に、自分自身に対しても色々なチャレンジが新たにできた。
・自分自身が何をやりたいのか、具体的にヴィジョンを持つ事
・コミュニケーション能力の必要性→自分の意志を周囲に理解してもらう力、人々を動かす力
・考える力
どう実現させるのか、まだ試行錯誤の途中だが、金ゼミの醍醐味は先に人生の道を進んだ方達のお話を聞く事で、目に見える目標と接する機会がある事だと思う。
今回の機会も今後よく噛み砕いて、自分のステップアップに結びつけていきたい。

三田論
自分の調べたい事はメディアとデザイン、あるいはメディアとアートに関する事なのだが、なかなかその先がうまくまとめられず、苦心た。
今後、これからを見据えてもっと考えを詰めていこうと思う。
それから、まだなおせていない自分の悪い癖。
気を抜くとすぐ早口に・・・。今回は内容がまとまらないままプレゼンをした為、そっちを気にしすぎてしまい気がついた時には早口に・・・。
はやく直さなければ!

ということで春学期お疲れさまでした^^
三期生、四期生の先輩の皆さん!暖かいアドバイス、優しい気遣いに本当に感謝しています。
本当にいい先輩方に恵まれたと思います。
これからも迷惑かけると思いますが、愛想つかさずに、よろしくお願いしますね。

【0709ゼミの感想】フラット【戸高】

 2010年度の春学期のゼミが終わりました。速かったなー、あっけなく終わったなという印象でした。去年はゼミ後に飲み会とかあったのになーとか岸本と言い合ってました笑

【辻野さん】
 去年の金ゼミでよく耳にしていた言葉「フラット」が印象的でした。Googleと初期SONYの共通点は「フラットな組織である」ということでした。
 フラットな組織のいい点は、辻野さんもおっしゃっていた様に「意思決定のスピードが速い」ということが一つにあるでしょう。
 ネット社会になって処理しなければならない情報量は莫大に増え、その処理を上からの連絡を待ちながら進めていれば、次から次へと対処しなければならない案件が入ってきて間に合わない。この意味でもフラットという概念は重要だと言うことができるだろう。
 
 また、Google流(辻野さん流)のイノベーションの概念も興味深かったです。

innovation=good idea or technology + wide spreading

 P&GのA.Gラフリーは、イノベーションをお金を稼ぐことができないと意味がないと言っていましたが、広く普及するということも、多くの人に知れ渡り、それでお金を稼ぐということでしょう。
 以前、民主党議員の田村さんが「奇抜なファッションをしているのは、まず注目されないと意味がない。注目されないと、その人がいくらいいことを言っていても世間に評価されない。」と言っていたことが頭に蘇りました。
 いい意味でも悪い意味でもまずは目立たないと意味がない。目立って、それが悪いことでも真摯に対応し、問題を改善していけばそれはいつか評価される。
 まずは出る杭たらねばだめなんだと強く実感しました。

【三田論】
 3分で自分の問題意識を伝えるのはすごく難しいことなんだなと、聞いていても実感しました。個人的に短いプレゼンの時に気をつけなければいけないなと感じた点をあげておきます。

・誰が聞いてもわかりやすい言葉で伝える(言葉の定義はしっかりと)
 知識の格差は絶対にあるのでここは常に意識せねばならんのではないかと。

・1番言いたいことはなんなのかをはっきり
 スライドでの工夫もそうですが、行間ならぬスライド間で、それを口頭で伝える技術が重要なのかもしれません。
 今回、テーマ内容は複雑でわかりにくかった人が多かったとは思いますが、竹内君はそういうスライド間での伝え方が上手いなと思いました。

・どれだけ高い問題意識をもっているのか
 「なぜそれをやる意義があるのか」という言葉に変えてもいいかもしれませんが、ここも重要です、データや現状の問題等、ファクトをしっかり持ってきて、自分の問題意識はこうあり、それをこう改善していきたいという意志がいかに現れているか。
 ここは村山君のがよかったです。データももちろんですが、AmazonやGoogleでの検索でもなく、自分達がその道のパイオニアになってやるんだという意志が見えました。

これから三田論が始まってもテーマは多少右往左往するとは思いますが、皆さんこの経験は意外と大きなものになるので頑張っていきましょう。

0709ゼミ感想【斎藤】

辻野さんが語って下さった、グーグルが世界中の情報を管理するビジョン、それを支える企業理念、それに対する辻野さんの見解を前期最後のゼミに聞く事ができたのは、とても有意義でした。前期は電子書籍、著作権もテーマとして扱いました。弁護士の福井さんにもお越しいただき著作権問題について学ぶ機会があったり、自分達でNCをする中で常に出てきたのがgoogleの名前でした。googleのビジョンは壮大なものであり世界中にイノベーションを起こしてきましたが、その際に様々な既得権者と衝突したのも事実です。googleはオプトアウト方式で権利者の主張に耳を傾ける努力をしていますが、それでも圧倒的な規模を持つ企業なだけに問題を解決するのは簡単ではありません。ここで大事になるのは、物事には陽と陰の二面があり、どちらかだけでなく両方に目を向けなければならないという辻野さんの言葉ではないでしょうか。これは当たり前のことに聞こえますが、実践するのは難しいことです。誰しも、自分が関わる問題においては陽ばかり見てしまい、陰からは目を背けがちなものだからです。陰陽両面を謙虚に受け止めることで他者との利害関係上の摩擦を少しでも軽減するのだと思います。その上で陽を伸ばしていく事が成功の秘訣なのではないでしょうか。

実社会では異なる利益を追求する者同士が、自分の信念に基づいて様々な主張をしています。例えば著作物の権利者がする主張と、googleの辻野さんがするものは対立するかもしれません。しかし、それこそが社会なのだと前期を通じて肌で感じました。どれが絶対的に正しいと言うことができないからこそ、それぞれが自分の仕事によって社会が良くなっていくと信じて行動するのだと思います。そのときに物事の陽と陰に対して冷静に目を向けることが必要なのだと思います。これまでのNCやゲストスピーカーの話を参考にして、また自分が法学部の学生である事からもgoogleのある意味で強引なビジネススタイルに対して若干否定的な立場でしたが、そういった一方的な見解だけでなく学生のうちは様々な側面に目を向ける必要があるのだと学びました。googleが起こすイノベーションは社会全体にとって価値があり、それを阻害するばかりでは駄目だからです。学生の間は色んな事を吸収し、社会に出てからは意見の対立する相手に対して自分の信念を曲げずに伝えられる人間になりたいと思います。

また、辻野さんの肩書きにこだわらない生き方にはとても共感しました。肩書きとは他者に対して自分の代わりに何かを語ってくれるものです。それを捨てたとき、何ができるか。この一点が人生の価値なのだろうなと感じました。

三田論に関して決定されたものは、主に四期生ものが多かったです。考えてみると、テーマはそれぞれが普段から問題意識を持っていたものが多いことに気づきました。四期の先輩が三田論を意識しながらこれまでの日々を過ごしてきたのだろうなと感じました。少し早い気はしますが、僕自身の問題意識を来年のテーマ決めに向けて温めていこうと思います。金ゼミでは毎回扱うテーマがガラリと変わる事が多いですが、一貫して何かに対する問題意識の視点を持つべきだと思いました。前期はかなり受動的に毎回のゼミをこなす事で一杯になってしまいましたが、後期ではそういった自分なりの視点を意識していきたいと思います。

また、選ばれた六個のテーマに共通するのは社会にとって新しい価値を生み出す事ができるかどうかの点に着目していた事です。自分の案ではありませんが、ゼミの一員として活動する以上どのテーマに関わることになっても主体的に参加したいと思いました。そういった点から、参加テーマを考える時間が欲しいという発言をしたのですが、それに配慮していただけると金先生に言っていただけた事は僕の意思を尊重していただいていると感じました。しかし、その中でも「決められた時間、理解の中で決断をしなければならない事がある」という先生の言葉はまさにその通りだと感じました。要は何を扱うかではなく、与えられたテーマをどれだけ深められるかだと思います。と、キレイ事をいっていますが、論文作成は大変な試練になると思うので泥臭くぶつかっていきたいと思います。

0709ゼミの感想【高橋】

<Guest speaker: 辻野晃一郎氏>
組織リーダーを務めたことがある方からお聞きすることができたリアルなお話は大変興味深いものでした。個人的に以前、TVでGoogle社の社内見学と称して潜入していた番組をみたことがありまして、その「自由すぎる」雰囲気でイキイキと働く人たちが集う場でまとめ役である立場だった辻野さんとは一体どんな人物なのか気になっていました。
とにかく人と違った考えを持つ方であること。そして、肩書きや変なプライドに固執しない方である印象を受けました。
トップに立つリーダーがみんなと同じ目線でコミュニケーションできることはすごいことだと思います。組織のトップに立った人間は優越感を抱いてどうしても他の人たちを下に位置付けてしまうものだと思うのですが、同じ目線でflatな関係を築くことで社内を自由な雰囲気にし、innovationに繋げていく手法はすごいと思いました。組織の発展のためには競争し合うことも重要であり、何よりinnovationは広く普及されていなければならない。先を見ることを意識することで、これから自分は何をすべきなのかがみえてくるのかなと思うことができました。
日本以外のmarketを視野にいれて世界をtargetにする。どの業界でもいえることで、改めて語学の重要性を実感しました。

大変貴重なお話ありがとうございました。

<三田論プレゼン>
選ばれたテーマを見渡したとき、What?/Why?/How?がしっかり盛り込まれている点で選ばれなかった論文テーマと差がついたように思います。私の場合は特に方法論が抜けていたのと、トピックが限定的すぎて、やろうと思えば短期間に一人でもできる内容だったのではないかと今となって思っています。
少人数とはいえグループでやるという点は非常に重要で、その分少し広くあらゆるものを俯瞰できるトピックで深くまで新たな考えを追求できるものであること。それは三田論テーマ選びで重要となるポイントだと思います。三田祭で論文発表できることを目指して全力で頑張りたいです。

無知は無知でも無知なりに、まずは発言することから自分改革をおこしたいと思います。

2010年7月9日金曜日

0709感想

いつも最初にブログアップすることで有名な竹内です。
今後ともよろしくおねがいします。

辻野さんプレゼン
ゼミ生の質問にひとつひとつ長い時間をかけて答えてくださり、ありがとうございました。
多くの実りある話の中でも特に印象に残ったのは、起業するなら世界をマーケットに考えろというお話でした。素晴らしいアイデアがあっても、実現しなくては意味がない。実現しても浸透しなくては意味がない。納得です。一方で、世界レベルで浸透するようなサービスはなかなか出てこない。ならば、ターゲットを区切って、世界中のあるセグメントの人々に訴求できるようなサービスづくりから考えていくべきかなとも思いました。


三田論
どのテーマも面白そうでしたね。ちょっと5期生はいきなり三田論テーマ決めのプレゼンはかわいそうかなとも思いましたが、5期生の興味範囲を知ることができてよかったです。バンナムがないので、その分三田論でがんばれたらなと思います。