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2010年11月15日月曜日

1112ゼミ感想【高橋】

①NC<21世紀型の日本のidentity~今後の文化発信のあり方>
Public Diplomacy、 Soft Power外交などは去年の国際政治学基礎で学んだ用語だったので、その事柄について実践的なグループワークが行えてとても興味深かったです。
「メディア力」を一国に当てはめたとき、brandingをするのがグローバル社会で埋もれないためにも必要なわけで、教育・メディア・文化活動の三本柱で形作っていく考えに共感しました。
Public Diplomacyの手法を考えるグループワークは新鮮で、スケールの大きい「国」を扱う広報は新鮮で、どこをとがらせて「セールスポイント」にして効果的に届けるか。とても悩みました。
現代社会の風潮はもはやpassiveではなく、interactiveに変わっていて、それは政治も例外ではなくなっている。企業がもつノウハウを国にも活かして、国内のみならず海外の国との文化発信・交流のあり方はまだまだ模索段階で、特に日本では未開拓だからこそとても大きな可能性を感じた。

②Presentation Kim(+論文について)
『何を発信するのか』軸をしっかり定める。
軸がぶれたら論文でもプレゼンでも崩壊する。だからこそ『何を伝えたいのか』をつきつめる。
相関図やフローを考え、図式化することは改めて大事だと思った。もちろん自分の考えを整理するためもあるが、他人がみたときも文章や口頭でいうだけよりも図があった方が視覚的にも理解しやすいものとなるからだ。人間に備わっている感覚器官をふんだんに使って伝えていく。やる方も聴く方も楽しいプレゼンになる、そんな理想の形を模索していきたいと感じた。
また、言葉を定義しておくことの重要性を改めて思いました。人間たるものまったく同じ価値観を共有しているわけではないし、微妙なニュアンスの差異が大きな違いを生み出すことがあることに気をつけなくてはならない。

③阿久津さん(1期生)
実際に入社してみないとわからないような生の声をお聞きすることができて参考になりました。社内の風潮は純・日本的だとしつつも、企業のグローバル化というものは実際に起きているんだなと実感しました。伝統とグローバル化がどのように融合されていくのか興味を持ちました。

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個人論文
当初Twitterを用いるとしていましたが、調べるうちにTwitter広告には種類が既にたくさんあるので新鮮味が薄れるなーと思い、Facebook広告における分析・今後の可能性(考えられる「理想」の形?)を研究しようと思います。認知・広報活動にフォーカスしたいです。より多くの関連ユーザーに認知してもらって、結果的に売り上げに繋がるという流れの効果的な手法。まだまだ軸がしっかりしていないので、もっとリサーチを進めて固定させていきたいです。
リサーチをしていて面白いと思った関連記事があったので載せます。
http://blog.livedoor.jp/ikiradio/archives/51529599.html

【1112ゼミ】日本のクリエイティブな力【田島】

・PK
投票NO.1、NO.2のお二人なだけあり、非常に学ぶところが多かった。特にかこいさんは、自分なりのプレゼン哲学が図を使ってすっきりと説明されていて、とてもオリジナリティーがあった。Presentaion Zenなどのように、色んな人の参考にもなると思うので、是非HPなどでも公開してほしい。また、自分に正直に軸を構成しているところに好感をもった。「プレイフルシンキング」という本にも、自分の目標と目の前の課題を一致させることの大切さが述べられている。「常に自分の興味のあることにアンテナを貼っているから、課題を急にふられても困らない」という部分はなるほどなと納得し、見習いたいと感じた。

Presentation Kimという企画について。「毎年恒例行事」にはしないでほしい。そもそもこの企画の発足が、「プレゼンの上手い人がたくさんいるので、是非その秘訣を知りたい」という欲求があってそこから組み立てられたものであり、来年何をしたいかは来年のメンバーで考えるべきだと思う。'あの人のグルワ術を知りたい!'「Group Work Kim」でもいいし、'あの人のノートの取り方を知りたい!'「Note Taking Kim」でも、とにかくみんなのニーズにあった企画を是非考えてほしいと思う。

・NC
 久しぶりにメンバーの一員としてNCとして参加したが、3人それぞれが意見を出し合い、対等なバランスで相乗効果を生み出したいいチームだったと思う。特に大関さんの問題意識がはっきりとしていたことが良かった。また、自分の体験と絡めたりグルワのテーマを設定したり、吉田君の常に積極的な姿勢も良かった。二人ともお疲れ様でした。
 グループワークについては反応がまちまちだったので、反省点ではあると思う。もっと時間を多くとったり、もしくはミニマムな話題を設定した方が議論する側のフラストレーションを軽減できたかもしれない。しかし、あえて「日本はこれから何で対外アピールしていくべきか?」という目標から設定したことはこちらの意図だった。(というより、私がそれで話し合ってほしかった。)瞬間的なグループワークの結果よりも、これからの日本の将来を若者である我々がどう考えるか?その姿勢が大切であると思うからだ。課題のために、短い時間の中でみんな一生懸命「日本の将来には何が必要か?」ということを考えたと思う。そのような議論を、今後とも続けていきたい。ただ、確かにテーマの設定はもっと工夫するべきだったと思う。「次世代の日本の姿をアピールするためのキャッチフレーズ作り」などの方が混乱がなかったかな?
 確かに、サブカルチャーはサブカルチャーに過ぎない。しかしそれを日本ブランドにして、付加価値や観光収入につなげることは出来ないだろうか?たとえばNYやパリのように、東京もまたポップカルチャーの先端の場所としてアピールする。そのような人材の集積地になるには日本にはまだ、自らのカルチャーを理解し、外国人に対し門戸を開こうとする体制がそろってはいない。日本国内にまだクリエーターを育成する十分な体制が整っていないし、業界自体も閉じていて日本人以外を受け入れない。パリのメゾンのような、NYのスクールやギャラリーのような、世界中から人材を集め育成する拠点が必要である。「日本」のブランドイメージアップをデザイン製品の購買や観光につなげていきたい。

・戸高さんプレゼンと阿久津さんのお話
お忙しい中渾身のプレゼン、本当にありがとうございました。軸のある姿勢は説得力を増すばかりか、常にモチベーションの向上に効果的だと私も思います。
アニメの動画マンの現状については初めて知りましたが、色々と驚かされました。アニメに対する認知度は国際的にも高まっているのに、なぜ逆にクリエーターの収入は下がっているのでしょうか?国際的認知度を収入につなげる方法、それこそPDのような方法がやはり必要なのではないでしょうか?
阿久津さんのお話では、商社のグローバルな環境が伝わり、とても参考になりました。社会で組織の体系に馴染んでいくことがあっても、常に自分の視野で考えることを忘れないようにしたいと思いました。

・三田祭論文
黄ちゃんと相談して今後の予定等を決めました。精一杯サポートしていきたいなと思います。

1112ゼミの感想【山本】

①売れる物を創るか、好きな物を創るか
 私は、どんなジャンルであっても編集者の仕事は“ビジネスとアートの架け橋”だと思っています。作品への愛情と造詣が深く、かつ商品への理解を持っていることが必要とされている中で、“売れる作品を創るのか、好きな作品を創るのか”という問題は永遠のテーマなのだなと思います。昨日出版社の方とお話をしたのですが、「作家の方に、題材を売れるものに変えてもらう交渉をするときが本当に大変」とおっしゃっていました。一方以前NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』でジブリの敏腕ディレクター鈴木敏夫さんが「自分たちは徹底して自分が好きだと思うものを創っている。そうでないといい物はできない」とおっしゃっていたことを思い出しました。売り上げに対する計り知れない重圧を背負っているであろう彼からそんな言葉が出たことに私はすごく驚きました。また一方で、先週お会いした化粧品のマーケティングをしている女性は「結局は自分の欲しいものに忠実に、すごく感覚的なものを尊重して商品を作っている」とおっしゃっていました。
こんな色々なひとの言葉や、戸高さん栫井さんのプレゼンを見て“売れる作品”って、なんなんだろうなと思いました。よくあるマーケティングの手法で市場を分析した結果にのっとって作ったものが売れるものなのか、それとももっと感覚的な、自分の今までの人生やセンスを駆使して作ったものなのか。多分両方なのでしょうね。膨大な消費者データとにらめっこしつつ、最後は自分の感覚を信じて沢山の汗水を流して作られた結晶が世に出回っている作品であり、商品なのでしょうね。そう考えると、世の中にある全ての消費材がいとおしく思えます。そして購入することが、私たちが彼らに“イイネ!”とメッセージを送れる唯一の手段なんだなと思うと、お菓子ひとつ買うことにもなんだか責任を感じたりする最近です。
また、こんなクリエイターや編集者の苦悩や苦労は、電子書籍などが普及して参入障壁が下がろうと、変わらず彼らにまとわりつく壮大なテーマなんだと思います。

②阿久津さんのお話
 お忙しいなか、お越しくださりありがとうございました。
阿久津さんのお話を聞くことで、商社のお仕事を以前よりもリアルに思い描くことができるようになりました。
投資や買収のお話が出ていましたが、面白い記事を見つけたので貼っておきます。
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/3a86d85127c04b32da119a5db4a1a462/page/1/

③個人論文【矢部くん】
 今週から、大変恐縮ですが個人論文に関するフィードバックをここに記していきます。
私はメンターという立場にあるわけですが、何かを教えようとか伝授しようみたいな烏滸がましいことはしようと思っていません。むしろ、矢部くんが個人論文を作って行く中で、なにか立ち止まったりしたときに、一緒に悩む作業をできたらなと思っています。よく言う“1+1=∞”という言葉を心から実感したのは、私は金ゼミでの作業においてでした。
“悩む”っていいことだなあと最近痛感することが多いです。
そんなわけで、これからよろしくお願いします。

1112ゼミ感想【斎藤】

【NC】
久々にNCをやった気がするのですが、とても楽しくてニヤニヤしました。クールパワーで日本文化を海外に発信するためにはというテーマでしたが、それを担うのは官に限らず民間、個人であると思いました。それを活かして、結果的に国益に結びつけるバブリックディプロマシーの理念も面白かったです。現在の時事問題だと尖閣問題での日中関係がありますが、政治、経済、軍事などのハードパワーは官主導になりがちです。そうではなく、音楽、マンガ、映画、教育…など様々な分野で僕ら自身が自国と他国をつなぐ主役になりうる要素がたくさんあるのがソフトパワー、クールパワーの魅力で夢のある点だと思います。従来の政治交渉のように、自国の利益を追求したり、表向きでは主張を押し付け合って水面下で妥協点を探るような暗いイメージではなく、純粋に相手の文化への共感を抱くことができるのも、こういったソフトパワーを活かした対外発信のメリットだと思います。といいつつ、在日米軍の萌え漫画は彼らのしたたかさが露呈して若干不愉快でしたが。その点では岸本さんの文化的侵略感というキーワードが印象的でした。

以前、歌舞伎座が取り壊され現代的な建物になるに当たって中村勘三郎氏が仰っていたことで印象に残っている事があるので紹介します。テレビで見たものなので一言一句完璧ではないのですが、演じる器は関係なく、自分達これまでどおり演じるだけだという内容でした。歌舞伎という伝統にこだわる世界に生きながらも、環境が変わることを恐れない姿に感動しました。ここから、文化を担っているのは他でもなく人間なのだということを感じました。元麻生首相が打ち出した”漫画の殿堂”が批判されたのは、そういった理念が欠けており、器だけを作ってしまえという安直なビジョンしか伝わってこなかったからなのかなと感じました。

NCに関してはもっと時間があれば良かったというのが率直な意見ですが、限られた時間を活用する力も大事なので、テーマ設定、目標設定、概念の共有などはきっちりやるべきだなとグループワークを通じて感じました。ハード面ではなく、それを担うソフト面でのテーマ設定は非常に面白かったです。担当者の方おつかれさまでした。


【戸高さんプレゼン】
好きなことテーマにする。OGの阿久津さんも仰ったように学生時代しか好きなことができないという意見もありましたし、好きという事実こそ最大のモチベーションになる気がしました。また、テーマが変わっても最初の事が後に生きてくる。言葉の定義づけをしっかりするなど論文作成にあったて参考になりました。

【三田論】
進捗状況としましては、ウェブ上で構築した人の関係性をリアルに移行させる為の(例:候補者のツイッターでの単なるフォロワーを投票所にに行かせる。ネットでのコニュニティーを実際に活動する支援団体にするなど)ツールとしてどういったものがあるか考えている状況です。三田祭ではそれらを簡単な形式にまとめて、中間発表、展示とする予定です。

1112 ゼミ感想<矢野>

Presentation KIM

図で表せる能力ってすごいな、と最近感じている。
今週栫井さんに個人論文のミーティングをしてもらった時に図示することについて話した。確かに栫井さんがよくプレゼンで色々な事象や関係性を図で表現しているのは度々見ていた。今回個人論文のテーマを掘り下げて考えるときに、文章では表せなくてただただ白い紙にmind mapのような形に書き連ねていたのだが、なかなかそれをすっきりと辻褄の合うように、整合性の取れた図にするのは意外にも難しかった。こういう作業ってそれこそ「才能」だと思った、いや実際そうかもしれない。けれど、栫井さんもプレゼンの中で岸本さんと宮村さんという師がいる、と言っていた。つまり私も3人を(一人多くてラッキーと捉える笑。)師として少し頑張ってみよう、ということだ。ということで、今後私のプレゼンの中に少しおかしな図が出てきても、成長過程ということで見守って頂きたいです。。。。

NC
日本の何を推して豊かにしていくのがいいのか、というかなりマスな視点から入ってしまったのでその分考えることも多かった。50年後、第2次産業で食べていける日本人がどれくらいいるのか・・・、日本は第3次産業でやっていくべきだという人もいるが、では果たして第3次産業でふんだんに儲けることなどできるのか・・・阿久津さんも商社がコンテンツを扱わない理由として、コンテンツはもうからないと言っていた。もちろんコンテンツだけが第3次産業ではないが。これに関して知識が少なく仮想ベースでの意見しか出せなかったのでもっと勉強しなければと思いました。ただ、Public Diplomacyに関しては日本は積極的介入が少ない、というかそこまで手が回っていない感があるので、どの領域であれ、介入という行為はすべきではないのかなと思います。

戸高さんプレゼン
言葉の定義の大切さ、というのが印象的でした。特に私たちのゼミでは不可欠、と戸高さんもおっしゃっていましたが、その通りだと思います。私的には今までの中で、「プラットフォーム」という言葉について前期金先生が説明してくださったのを良く覚えています。「言ってしまえばかなりプラットフォームというのは広い意味を持った言葉になってしまう」とおっしゃっていて、頷くところがありました。広い概念的な言葉(それが外来語だと更に)というのは扱いが難しく、きちんと定義してあげないと後で言うことがばらばらになってしまう、ある意味では厄介。けれど自分でその定義を変えてみたら、全然違う方向や切り口から物事が見えて興味深いある時はワクワクさえするような「複雑さ」が生まれるのかな、とも思いました。

5期話し合い
仲がいいなと思います。というのがアウトプットではないんですが・・・もっともっと話したいです!!

<論文>
テーマを掘り下げ中です。
フラッシュマーケティングの概要は電子書籍を読んで大方理解しました。

11月12日ゼミの感想

①NC

今回は久々のNCでしたが、改めてNCというものの重要性について考えさせられました。
ざっくりと「良かった点」と「良くなかった点」に分けて書きます。

【良かった点】
・国際関係とメディア・コンテンツの関係性を紹介できたこと
・金ゼミの力を金ゼミの得意分野(クリエイティブ産業)以外に応用する試みができたこと
・日本の特色・アイデンティティとは何かということを考えてもらえたこと

【良くなかった点】
・前提となる知識の共有が不十分だったこともあり、NCの趣旨を完全に理解してもらえなかった部分があったこと
・議論をする時間が短すぎたために、解決のための「手段」を考える時間が十分になかったこと
・扱う範囲が広過ぎたために論点が不明確になってしまったこと

議論や感想の中では、パブリックディプロマシーよりもクリエーターの育成や産業(製造業含む)の強化の方が大事だという意見が多くみられました。「出る杭たれ」の金ゼミ精神からあえて反対意見を言わせて頂きます。グローバル社会が各分野に及ぶ現代、「沈黙は金。雄弁は銀。」的な「いいものを作れば自然に尊敬される」時代は終わったと思います。これからは文化背景が全く異なる相手に対して日本の考えを伝えることが求められます。パブリック・ディプロマシーが文化侵略に繋がるからしない方が良いというのは、相手に嫌われるのが怖いから意見を言わないのと同じではないでしょうか。相手国民にうまく日本の意見を伝えるためには、コンテンツやサブカルチャーなど使える力は全て使って行くべきではないでしょうか。

内容については賛否両論分かれるものになりましたが、大関さん、田島先輩、本当にお疲れさまでした。いろいろ助けていただきありがとうございました。


②戸高さんのプレゼンと阿久津さんのお話

まず戸高さんのお話を聞いて、論文を書く手法の部分で多くのことを学べたと共にクリエーターの現状に改めて驚かされました。現在の状況を見ていると、既に成り立たなくなっているクリエーターの雇用形態をなんとか立て直すよりも、専門性の低い作業を中国やタイなど低賃金の国に外注して、ストーリーなどのコアな部分だけ日本に残すという考え方もあるのではないかと思いました。ピクサーが作業の一部を外注しているというニュースも見たことがありますし。産業としてこれからも残っていくためには、選択と集中が求められていくと感じました。

阿久津のお話では、商社での仕事の現場についてお話を聞くことができて、商社での仕事についてよりイメージを深めることができました。今回は少ししかお話しすることができませんでしたが、今度機会がありましたらまた改めてお話を聞きたいです。

お二人のお話を聞いて、素晴らしい先輩が多くいらっしゃる金ゼミで勉強することができて本当に幸せだなということです。この環境を活かしてさらに自分を成長させていきたいと思いました。


③三田祭企画・グループ論文について
ゼミの後、5期生で発表の大枠を決めました。詳しくはメールの確認をお願いします。
グループ論文に関しては、中間発表としてインターネットツールによって選挙活動を変えるアイデアを48個紹介したいと思います。12月の論文では、これらのツールの特性を要素に分けて分類し、選挙のタイプごとの有用性を考えていきたいと思います。

2010年11月14日日曜日

1112ゼミ[矢部]

①NC

 グループでのディスカッションはとても面白かったです。雇用促進のため、コンテンツに目を向けずマクロな視点で製造業の復興を支援するということは、確かにだと思いました。サブカルチャーでパブリックディプロマシーは政府自体がやらないであろう、当てにしないという先見の考えは、日本人として悲しくもあり、納得する部分もありました。かこいさんとクリエイターについて少し意見を交わしたことで、自分が述べた意見がうまくまとまり、しっかり落とし込む事ができて、次に考える土台を固められたと思いました。僕は、ポップカルチャーを海外に伝えるためには、国家的・文化的アイデンティティを理解した上での翻訳が重要であると思っています。目標は翻訳スキルの向上です。やはり、これからもずっと国同士がやり取りをするときには、必ず言語間の問題は出てくると思っています。クリエイターの質は高める、もしくはある一定程度の水準で維持されなければならないはずです。そこで翻訳などの言語上の問題やそこから出てくる契約・著作権などの問題で、事が複雑化して質が下がることは避けなければなりません。これを今よく言われる政府主導の民間がやるべきではないかと思います。利益最大化に走られては、この政策の意味はないからです。ファンサブなどを例にしていたので、その流れからクランチロールがテレビ東京と提携したことを考えて、つまり一元化して全てを集約しながらも、政府の目を行き届かせうまくコントロールするという手段を選びました。テレビ局・出版社・レコード会社・映画会社などのメディア産業と提携する、諸外国のアイデンティティと日本のアイデンティティに精通した人とクリエイターを所属させる会社を作れば良いのではないかと思いました。

②戸高さんプレゼン

 「言葉の定義をしっかりやる。好きって言う気持ちを大事にして、その軸を貫く。問題意識を常に根底に持ち続ける。」
以上3つ論文でのアドバイスとして確と受け止めました。ありがとうございます。

③ゲスト阿久津さん

 お忙しい中ありがとうございました。シュウカツなどは考える事が少ないですが、商社の断片は分かりました。先日チリのAguas Nuevasを丸紅が株買して水事業でも海外進出した件を知っていて、そして軽くお話を聞いてやはり中南米はホットなんだなと思いました。中国はもう色々な意味で荒らされているし(どの企業も進出)、所詮中国という一カ国なので(中国語は地方によって様々。)別の地域をリーチしたいとはずっと思っていたので納得しました。アラビア・フランス圏は外して、スペイン・(ポルトガル)・ロシア圏のホットさを知る事ができてよかったです。

残り5回 【金光】

 what & why

かこいさんがPresentation Kimで、心がけていると何度も言っていたフレーズ。彼女はwhat&whyプレゼンするか?と、プレゼンの中でwhat&why重要なのか?と問いかけて作っていると言っていた。
つい昨日、妹に部活の先輩へのメールの添削を頼まれて読んでいたら、「なぜ、その仕事をやるのか、どうして怒られているのか、が分かると納得できる」という内容があった。相手がたとえ高校生だとしても、whyを伝えることで、本当に伝えたいwhatを納得することができるんだ、という当たり前のことに気付かされた。


 製造業?コンテンツ??

グループワークになったとき岸本さんが「正直public deplomacyははやらないと思う」とおっしゃっていたが、私も自分のチーム議論の時にあえて「コンテンツばっかりで本当にいいの?」という疑問をぶつけた。
実はこれは私もある方から教えていただいた視点でした。今、アニメなどのコンテンツがサブカルチャーとして注目を浴びている。日本のOTAKU文化が市民権を得て、クールジャパンの売り込みの重要部分を担っている。しかし、日本全体で考えた時に、そこだけに注目するのは正しいのだろうか?語弊を恐れずに言えば、サブカルチャーは所詮サブカルチャーなのではないか?
アニメや若手クリエイターの支援をしても、そこで動くのは数人の有能と言われるクリエイターとその下で働く数多くの低賃金労働者。しかし、例えば製造業を活性化することで、その製品の部品製造、開発、流通、販売と一つの製品が出来上がるまでにより多くの人々に雇用の場を生むことが出来る。
次に視点を海外に移してみよう。韓国に去年海外に行ったときにYAMAHAのバイクを見たりSONY液晶を見たりして、海外で日本の製品が使用されていることに嬉しくなった。例えば、日本の電化製品が、性能が良くて丈夫という理由で日常的に海外で使われていたら自然とその海外の人々にとっての日本のイメージは先進的なものになると思う。一方、海外で日常的にMade in Japanとして認識されるものがマンガ、アニメだけだったらどうだろうか。たとえそれがなくなったとしても生活に支障はきたさない。だとしたら、海外の中の日本の重要度はあまり上がらないと思う。極端な例で反論も多いと思う。しかし、娯楽である以上は娯楽にお金を割くことのできる金銭的精神的余裕を国民に与えること、が国としてまず!行うべきことだと思う。

かくいう私も将来は知的財産分野、コンテンツの関わる分野に進みたいと思っているので正反対のことを言ってしまったが、今回のように国レベルでどうすべきか?という議題を与えられた時は、今自分達が勉強している”コンテンツ産業”に固執せずにもっと広い視野で考えるべきなのではないか、と思った。


みたろん
戸高さんの夜を徹してのプレゼンで思ったこと。
1、言葉の定義の大切さ
2、Editについて話していらっしゃたが、

プレゼンのEdit として考えてみると
     ↓
普通に検索しても表示されないような知識を自分の頭の中の引き出しから発見してそれをつなげて構成すること

だと思った。戸高さんのプレゼンにはそのようなちょっとひねった具体例や説明がちりばめられていた。

吉田班は三田祭で経過発表をするということで、あと一週間で発表形態に持っていかなければいけません。頑張りましょう!


 1期OG 阿久津さん
印象的だったのは、
 違う年代・環境で生きてきた人にもクリアに伝えるにはどうするのか。
 勉強をやめてしまったことが一番後悔している。
という言葉です。
また、話を通じて、将来自分が“自分自身を社会の中で売って生きていくのか”それとも”会社に属する自分として生きるのか”を考えるべきなのかなぁと思いました。そして先日も思ったことですが、○○会社に勤務する、と言ってもその中には本当に多くの立場があります。○○会社、○○グループといった固有名詞で想像を止めないで、自分がどんな立場で何をすることになるのかを具体的にイメージする必要があると思いました。(就職に限らず)

【1112】ゼミの感想【栫井】

正直なところ、国には全く期待していない。
なぜなら、彼らには危機感が無いし当事者意識も見えないからだ。

だから私は、文化発信とは民間が主導すべきだと思う。
それも”文化発信”という甘い意識でやるべきでも無いと思う。
自立出来ない文化は所詮それまでのもの。
歌舞伎も能も唄も、残るべくして残った文化だし、コミケ思想も在るべくして在るもの。
そしてそれらは民間が、危機意識を持ち自分がご飯を食べるために広げていったもの。
国に頼るのではなく、自らが解決策を考えだしていくべきだと思う。

去年も今年もある程度似た問題意識で論文を書いてヒヤリングをして、面白い考えを持っている人が業界にはたくさんいることを知った。
麻生さんじゃ言えないこと、官僚の人が出来ないと言ってること。
それを実践しているのが、角川であり講談社でありピクシブでありニコニコ動画であると思う。
彼らに共通しているのは、自分が好きなものを在るべき姿に持っていきたいという問題意識だ。
凄く良いものを作るクリエイターの賃金が低すぎる、海外にコンテンツを持ち込むのに効率が悪すぎる、技術の潮流とコンテンツの潮流がマッチしていない。
日本/世界の区別は、実のところ長い目で見たら問題ではないと思う。
要は素晴らしいものを作る環境が伸びるか、絶えるか。
素晴らしいと本気で思う人にしか施策は打てない。


【論文進捗】
みたろん
私はここやりたいの!と思っても、相手にきちんと伝えなくては意味がないんだなあと常々痛感する。
強い軸を自分の中に持てていないから、その都度のインパクトに振り回されがち。
出た意見をまとめて図示化することは出来ても、理由だったり重要度の振り分けが出来ない。
容赦なく指摘されて説明を求められる環境だから気づけて良かった。
きつい方が成長出来る。多分。

こじんろんぶん【やのちゃん】
論文は、自分の思いを伝えるもの。だと思う。
私はこのトピックについてこう考えてて、こういうソリューションだったり切り口があると思うんです。を、データや事例の分析を使いながら論証して示していく。
がちがちに考え過ぎず、自分の好きなことを上手く繋いでいく方が面白いしモチベーションも維持出来る。

2010年11月13日土曜日

【1112ゼミの感想】アイデンティティの喪失【長澤】

〈NC〉
今回の文化発信というテーマはとても興味深かったです。
もともと日本の文化が好きで、日本の文化やコンテンツを海外に輸出してもっと海外の人々に知ってもらいたい、と思っていました。なので、ディスカッションの際には、「いかにして文化やコンテンツを海外に出していくか」についてしか考えていませんでした。雇用に関する問題も日本では非常に深刻で、ただ文化やコンテンツを輸出するだけでなく、それと同時に雇用の問題の解決にもつながる案を考えなければならないのだということは考え付きもしませんでした。
日本とアメリカの政策の違いについても興味があったので、それぞれについて詳しくプレゼンで説明してもらえてよかったです。

〈戸高さんプレゼン〉
論文を書くコツや大事なポイントを教えて頂けたので、今後是非活かしていこうと思いました。
クリエーターがあまりお金を貰えていないという事実自体は知っているつもりでしたが、あそこまで悲惨な状況に追い込まれているとは予想外でした。デジタル化が進めば楽になるものだと思っていたら、デジタル化による弊害も多いようで驚きました。また、日本にとっての強みであるアニメや漫画というコンテンツが、衰退していってしまうのではないかととても不安になりました。

〈阿久津さん〉
お忙しい中、金ゼミに来て下さってありがとうございました!
1期生の先輩のお話を聞くことが出来て、嬉しかったです。また、商社についての知識が全く無かったので、商社というものについて知ることが出来て良かったです。

1112 ゼミ感想【黄】

①文化発信

今回のNCのテーマは文化発信。そもそも文化発信というのは優れた文化あってこそ成り立つものである。戸高さんも触れていたが、日本は以前のようなコンテンツがでなくなってきて久しい。
ゲームにしたってそうだ。スーパーマリオから始まり数々のヒットを飛ばしてきたが、現在、日本のゲーム人気は縮小傾向にある。Wiiが珍しくヒットを飛ばしたな、という感じなのだ。
世界各国では、自身の国のクリエイター育成に躍起になっているご時勢。
フランスは日本の半分の人口に2倍以上の予算を投資。カナダは、自国のクリエイターに向け優遇政策を実地。アメリカは政府のみならず民間からのサポートを行政と連結させ、草の根サポートを実地。それに比べて考えてみると、今の日本の現状に危機感が募る。文化発信ももちろん大事だが、誇るべき文化あってこその発信だということを肝に銘じておきたいものである。

②戸高さんプレゼン

アニメ界は今後どうなっていくのか。プレゼンが終わった後、漠然とした不安が残った。正解はないし、これが正しい道だというのもない。クリエイターを守るため、じゃあ予算をガバガバつぎ込むのか、と言ったらそれにも首をかしげる。じゃあ今までつぎ込んだからこそ日本のアニメは成長したのか、と考えたらそうではないと思うからだ。悲鳴が聞こえる現場に救いの手を差し伸べると同時に、自分の足で歩けるようにさせること。それが今後の日本政府、そして国民すべての腕の見せ所だと私は思うのだ。

③個人論文

とりあえず、メンターの田島さんにアドバイスをもらいながら、文献の洗い出し、それから予定を立てました。今後は、この分野に携わっている方にヒアリングに行けたらとも思っています。今はこんな感じです。来週にはもっと具体的に進んでいるはず!!頑張ります!!

101112ゼミの感想【村山】

【NC】
ソフトパワーに似た概念を持つ「Public Diplomacy」。政府が他国の市民や団体に働きかける事で、「特定の政策目標」を達成しようとする考えのことである。

ソフトパワーを高める事で、マンガ・アニメ・音楽・映画などの日本が誇る優良コンテンツを海外に発信し、それによる収益を上げよう、という考えは去年の論文の候補に上がっていたテーマだったので、とても分かりやすかった。その代表格として、日本のメディア文化発信の拠点として建設された「マンガの殿堂」というワードも懐かしかったです。

今回はディスカッションを行った後、チーム毎の発表でしたが、チーム内での議論がとても楽しかった。テーマは、「ネットワーク社会において効率よく日本の文化発信を行えるPD手法」の提案。この場合、まずチーム内での目標を定義し、共有することが重要になる。その際、このテーマは「いかにして日本の優良コンテンツを海外に発信するか」という手段に話が集中しがちだと思う。しかし、私達のチームはその前提として、そもそもそれらのコンテンツを作成する(アマチュア)クリエイターの育成基盤が不十分なのではないか、という問題意識から発信した。クリエイターがいなければ、コンテンツは作られず、日本文化を海外に伝達することすら出来ないのだから。このような問題意識から、WEBメディアを中心とした、pixiv×日本政府主催のコンテストをアマチュアクリエイターを対象に行うという手段を提案した。アマチュアクリエイターの作品をインターネットを利用する一般ユーザーに投票してもらう、という形式である。そして、その選ばれた作品を全世界を飛び回る飛行機にプリントすることで、同コンテストと参加したクリエイターの認知度向上に繫げるという提案である。

他のチームの発表も面白い提案だったが、自分達のチームも含め、やっぱり単に「どうやったら課題を解決するための提案を考えられるか」だけではなく、本当にその提案を行動に移したい気持ちで一杯だった。発表、お疲れさまです。


【戸高さん・かこいプレゼンツ】

NCの内容を補足する様な発表だったので、とても理解しやすかったです。途中でyoutubeの動画を使う等、飽きさせない仕組みも良かったと思います。自分もそのうちプレゼンで映像を使おうと思っていたので参考になりました。
また、突然の発表になってしまい申し訳ありませんでしたが、限られた時間であそこまでプレゼンの質を高める能力は流石だなと思わされました。発表の内容だけでなく、見せ方などのインプットも楽しかったです。


【阿久津さん講演】

突然のお願いにも関わらず、お忙しい中、わざわざ金ゼミに来て下さって、本当にありがとうございます。1期生の先輩方とは、前回のOBOG会でお会いさせて頂いてから全く面識が無かったので、このような機会にお会いすることが出来、とても嬉しかったです。
ありがとうございました!