2011年3月20日日曜日

金ゼミのプレゼンって?[矢部]

商学部2年の矢部貴大です。

今回、僕からはプレゼンテーションについて話したいと思います。やべがプレゼンについて語るのかwと思いの方、スルーお願いします笑

やはりなんといっても、金ゼミに入ると感じることはプレゼンが多いということです。去年の5,6月頃、僕も金先生にそのような話をした覚えがあります。普通に日吉を過ごしていれば、1年生でプレゼンをする機会なんて数える程しかないと思います。(個人的な活動は別として、大学のクラスで)プレゼンをする機会なんて語学で、パワポとかレジュメとか使って、それを読みながらやる程度で時間も短く、準備とかも前日にやれば間に合う的な感じで、簡素なものだったと思います。

それが金ゼミに入れば、変わります!それを僕なりの3つのポイントに分けて述べていきたいと思います。

1、機会の宝庫
2、voice or die
3、FB
の3点です。

1、機会の宝庫
まず金ゼミはその貴重なプレゼンの機会というものをたくさん用意してくれます。1週間に1回回ってくることも時にはあり、それはそれはとても新鮮でした。プレゼンというものは練習していってうまくなるものなので、機会があればあるほど幸せなのです。確かに1週間で回ってくるときついのでは?と思う方もいるとおもいますが、それは甘えにしかならないと思います。プレゼンがある週はしっかりと文献を読んで、skypeで会議をしたり、スライドを作るなど忙しいですが、終わった後はとても快くなれます。そしてその中でも先輩や同期は密度の濃いプレゼンをしていました。全ては自分次第なのですが、環境が自分を変えることだってあるのです。プレゼンの回数が多いということは、ゼミ生それぞれの、多種多様なプレゼンを見て学ぶこともできるという素晴らしさもあります。ちなみに、去年はバンダイナムコゲームスと共に新規事業案を考えて、副社長などの方々の前でプレゼンをしました。

2、Voice or die
金ゼミで一番始めに聞いた言葉がこの言葉なのですが、とても心に突き刺さるものです。聞いただけだと、ボイスは大(だい)と勘違いしてしまう可能性もあるので、英語で表記しておきます。金ゼミでは大方、プレゼンとセットでディスカッションが組まれます。そのプレゼンをしたトピックについて、各々の意見を述べるのです。時にはディベートもあり論理的かつ批判的に物事を思考することが求められるので、とても頭を使います。自分に落とし込めたと思ったらもう議論は収束の方に向かっていたりと初めのほうは難しいと思いますが、これも反復あるのみです。僕個人としては、ゲストスピーカー(専門家)と意見を交わすことができるのは、とても有意義だったなと心に残ってます。とにかく金ゼミでは、声を出すことに意味があります。

3、FB
facebookではなく、feedbackです。これも金ゼミプレゼン時の特徴です。プレゼンをやる度に金ゼミではオーディエンス全員がプレゼン評価シートなるものを書いて、発表者に渡します。とても的確なものが書かれていて毎回参考になります。(自分の喋り方の癖とかは全然分からないものです.....)毎回プレゼンは緊張します。しかし、その真剣/本気な雰囲気/空気があるからこそ興味深いものであって、それを楽しいと思えたら、もう向上する一方だと思います。非日常の場だからこそ非日常なことが起こるのです。それを指摘してくれるのがフィードバックだと思います。そして、仮説や問題意識、課題、展望などの個々のファクターやプレゼンアジェンダの立て方、そしてトピックの専門的な知識などのフィードバックを与えてくださるのが、金先生です。これはとても貴重で毎回聞き入ってメモをとるほどです。

以上
1、機会の宝庫
2、voice or die
3、FB
の3点でした。

金ゼミの先輩方にはプレゼンが上手い人がたくさんいて毎回学ぶことばかりです。プレゼンは毎回毎回変化していくものですし、失敗を繰り返して繰り返していく中で模索していくので、(僕は毎回が失敗です)成功には近づくことはできても、たどり着くことは不可能だと思うので、毎回気持ちを入れ替えて本気でチャレンジするのみだと思います。

2011年3月13日日曜日

金ゼミと他ゼミで迷っている新入所生に【岡本】

はじめまして。金ゼミ5期生の岡本直人と申します。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。折しも日本中が大変なことになっている週にブログ担当と相成りました…

ではまず最初に、他ゼミと金ゼミで迷っている新入所生にごく主観的な判断基準を提示しようと思います。

◎他ゼミで扱う「○○」という分野が…(「○○」内は「新聞」・「通信」・「出版」など、何でも)

A.今後、大きく変わっていく必要があると感じている→金ゼミへ!(以下に理由を明記)
B.このままであり続けると思っている→他ゼミへ(これ以降読まなくていいですよ笑)

金ゼミの扱うテーマや雰囲気については既にいくつかエントリがあるようなので、今日は敢えて「金ゼミで新聞を学ぶ意義」という各論について考えてみたいと思います。その中で金先生の考え方についても触れていくつもりなので、新聞については特段の興味のない方にも参考になれば幸いです。

自分は元々は新聞記者志望で、ジャーナリズムや新聞そのものについて学びたくてメディコムに入ったようなクチですが、大石ゼミも山腰ゼミも回避したような、金ゼミの想定するターゲットとしては恐らくやや異色の人だと思います。ですが、この選択について一度も後悔したことはありません。むしろ、このゼミに入ってみて、温故知新的なジャーナリズム論のアプローチはあまりに時代遅れのような気がしています。

もちろん犯罪被害者への配慮のあり方だったり、冤罪を助長しない取材の手だてだったり、過去の歴史から学べることはたくさんありますし、それは確かに学ぶべきことと思います(ジャーナリズム論では、この辺はかなりアツいテーマですよね)。ただ思うに、と言うよりは明らかに、昨今の新聞が抱える問題の根は、過去を辿れば解決策が見つかるほど浅くありません。

その証拠に、新聞は業界全体として自らの失敗に学び、修正するというプロセスを数多く経てきています。集団的過熱取材に業界として一定のルールを設け、署名記事を拡大し、若者向けの企画紙面を増強(読売の文化面や朝日の『GLOBE』など)し、ニュースソースを明示するなど、細かい点とはいえ過去に問題視されていたような項目に一つ一つ決着をつけてきました。にもかかわらず読者は離れるばかり。

加えて、新聞を含めた全てのメディアは「情報の統制が破られる」というかつてない事態に直面しています。Twitterはじめ動画サイト(CGMサイト)、あるいはウィキリークスや自由報道協会(上杉隆の例のアレ)といったような、「権威付けられたマスメディア以外の媒体」による情報発信が明らかに流行しています。

つまり、過去何年かに渡って自らの改善だけを考えていればよかったマスメディアはかつてない障害によってその存在すら脅かされている。

そこにきて従来的な「改善」のためのアプローチは言わば、敵が眼前に迫って筋トレを始めるようなもので、そんな呑気なことで大丈夫かということになります。

眼前に迫った強敵には、がむしゃらにでも武器を持って戦わないと。そしてその武器こそが「イノベーション」なのではないか、と僕は思うんですね。

改善をいくら積み重ねたところでそれは「大きな改善」でしかなくて、事実「大きな改善」を持ってして新聞業界はどん詰まっているわけです。「新聞に何かしら悪いところがあって、それを改善しさえすれば読者はどんどん増える」、それが確かな前提であるとすれば、従来的なジャーナリズム論にも大いに意味はあるでしょう。そういったものを洗い出しては改善策を考えることを主軸としたような学問のようなので。

ただ現状残念ながらそうではなくて、これから本当に新聞が訴求していかなければならない層は「新聞の紙面が改善しようがしまいが、そもそも読まないからその変化に気付かない層」なわけですよね。皮肉なことに。新聞を読まない層に、「いかにして読ませるか」を考えていく必要がある。これは「ジャーナリズム」一辺倒ではあまりにも手に余る問題というのは誰の目にも明らかです。

だからこその変革。だからこそのイノベーション。だからこその金ゼミじゃないですか。

金ゼミは「新しいこと」を学ぶゼミです。先生は「人と違う山を登れ」を信条とされています。だから手垢のつきまくったようなジャーナリズム論を学ぶことはこのゼミの本旨とは外れますが、「新聞に代わる新しいメディア」や「来る未来の新聞の在り方」について最新の事情から考察することは立派にゼミで扱うテーマとなり得ます。

もちろんこの金ゼミ、新聞についてだけ学ぶゼミでは全くありません。それどころかガッツリ「新聞について」学ぶことなど年に2回あるかないか位のものです。それでも僕が「新聞について」も様々な洞察を得られたのは、個人的に色々と情報収集していたことももちろんありますが、情報という「コンテンツ」の最先端に日々のゼミで触れることで、未来の新聞の在り方を垣間見たからかもしれません。

「未来の『○○』について洞察を得られる」というのは『新聞』に限らず言えることで、『テレビ』にしろ『出版』にしろ『通信』にしろ、メディコムで想定している入所生の興味分野には必ずやリーチすることと思います。新聞の歴史、テレビの歴史、出版の歴史。それぞれの軌跡を学ぶことは確かに大切なことかもしれませんが、たとえばそれがいつまでも「今」という時系列と出会わなければ、結局この瞬間の現実を相手にできないじゃないですか。

先にも挙げたTwitter、ウィキリークス、自由報道協会、CGM。Web2.0、あるいは来たる3.0時代に覇を唱えるべく、イノベーションの種はかつてないほど「そこら中に」転がっています。あるいは一発逆転、イノベーションは旧来のメディアから起こるかも知れません。

多くのメディアがそんなかつてなく流動的で興味深い情勢の渦中にあるにもかかわらず、まだ「改善」を旨とした、古臭い内省的な視点にこだわる理由が一体どこにあるでしょうか?

人はなぜ戦国時代にロマンを感じ、明治維新に現を抜かすのでしょう?思うにそれは、かつてその時代が持ち得たであろう、変革を期する膨大な熱量にあてられたからではないでしょうか。

そして時はまさにメディア戦国。この熱気を金ゼミという場で共に味わってみませんか?

2011年3月7日月曜日

金ゼミへようこそ【吉田】

新入所生の皆さん、はじめまして。
法学部政治学科2年の吉田世博です。

皆さんは金ゼミについてどんな話を耳にしていますか。「えぐい」「課題多い」「絡みづらそう」「まじめそう」「新入所生説明会でゼミ紹介してたやつが偉そう」などいろいろあると思います。そこで今日は金ゼミのあまり知られていない一面を3つ紹介したいと思います。

① 有名人に会える?
毎年金ゼミには多くのゲストがやってきます。国会議員や弁護士、有名企業の社長など各方面で活躍するゲストが、ゼミにやって来てゼミ生と熱い議論を交わします。そして多くの場合、その後の食事会にもゲストの方が参加してくれて、ゼミの場では聞けないことも気軽に聞くことができます。ゲストの方との交流は、勉強への刺激になるだけでなく、ゲストの方とできた繋がりを活かして活動をしているゼミ生もいます。
このように、金ゼミは社会とのつながりを多く提供してくれる場でもあると言えます。知識を学ぶだけでなく、実際にその分野の専門家と会って話を聞き、それをまた学習に活かすことができるという意味で、金ゼミは貴重な存在だと言えるでしょう。そして、もちろん僕のようなミーハーな人にとっては、有名人と語り合えるだけでも勉強のモチベーションはかなり上がっちゃいますよね。

② 自分のアイデアを商品化できる?
皆さん、日々の生活の中でこういう物(サービス)があったらいいなと考えたことはありませんか。金ゼミならそのアイデアを形にする機会があります。昨年は、株式会社バンダイナムコゲームスからの依頼を受けて、デジタルネイティブ世代(物心ついた時からインターネットがある環境で育った世代)の視点から新しいサービスを提案しました。詳しい内容はここではお話しすることができませんが、バンダイナムコゲームスさんの方から商品化を検討させて欲しいとの回答を受けたものもいくつかありました。
最後のプレゼンでは、開発担当副社長以下各部門の責任者の方々の前でプレゼンをしました。プロの方の経験に基づいた鋭い意見にたじろぐことも多くありましたが、同時に確かな手ごたえも感じました。学生ではもちろん、社会人でも自分のアイデアを直接会社の経営陣に売り込むこのような機会は珍しいと言えるでしょう。プロジェクトを通して、日々成長を実感できる毎日でした。

③ 飲み会の数はどこにも負けません?
金ゼミは何かとお堅いイメージがありますが、実は飲み会の回数はリア充と評判の某ゼミに負けません。金ゼミはグループワーク時間が多いこともあって、ゼミ生同士の繋がりはとても強いです。普段プロジェクトがない時でもSkypeで集まったり、飲みに行ったりすることはとても多いです。ゼミ生同士のまとまりが強いのは、「ただ同じゼミにいるから」という仲ではなく、本当に苦楽を共にしてきた仲間だからだと言えるでしょう。だからこそみんなで飲む楽しさも格別なのかもしれません。ここだけの話ですが、新ゼミ代表は金ゼミ一の酒豪としても知られています。
ここまで書くと、テニサーみたいなノリの飲み会をしょっちゅうやっているように勘違いされそうなので、念のために言っておくと、(基本的には)みんなまったりと飲んでおり、(たぶん)コールはありません。
皆さんもぜひ金ゼミに入って一緒に飲みに行きましょう!!

これはどこのゼミにも言えることだと思いますが、説明会のゼミ紹介やうわさだけではわからないことも多くあると思います。なので、オープンゼミの時にはぜひ多くのゼミを廻って、ゼミ特有の雰囲気を感じ取ってほしいです。そして、ぜひ多くのゼミの中で是非金ゼミを選んでほしいです。

騙されたと思って一度金ゼミに来てください。金ゼミ生一同皆さんのお越しをお待ちしています。