2011年1月13日木曜日

個人論文講評【高橋】

『Flash Marketing 現状とよりよいサービスへの解決策について』 矢野瑶子(著)

Flash Marketingとは何なのかを自分の言葉を加えて再定義しているところは、FMのことをよく知らない身としてとてもわかりやすかった。また、相関図を自分で作り、視覚的にも内容を追いやすいものだった。
気になった点としては、途中に出てくる計算された表は計算式がなくて算出された数字が不透明な箇所があった。何かを基に算出したのであればその基となるところを示してあると信憑性が増すと思った。
また、注釈をいれていないため、引用箇所は注釈でサイトから引用したのであればどのサイトなのかを明示した方がより論文の形式として良いと思った。
それでも、内容は興味深いことが多く、具体例を用いて分析していることで読み手は非常に内容を追いやすくなっている。また、具体的な新しいビジネスプランが練られているところが良かった。楽天ポイントを参考にSNSの活用を促しているのは説得力があって、ポイントの管理を上手く運営することができたら本当に成功し得るのではないか、とも思った。
敢えて欲を言うならば、アメリカで成功しているモデルをもう少し掘り下げて、どうやって三者のバランスを保ってるかの研究を加えてもよかったかもしれない。実際に成功しているビジネスモデルを深堀して日本の改善点を明示するとより説得力が増すのではないだろうか。

全体的に読み手が理解しやすい内容で、視覚的にもカラフルで読みやすかった。年明け早々話題になったトピックだけあって、今後もさらに知りたい分野の一つである。

矢野氏、お疲れ様でした!

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