2010年12月12日日曜日

ゼミの感想【栫井】

【オススメの本】
それぞれの選び方・推し方に各自の特徴が顕われていて面白かった。
自分の好きな本をプレゼンするというのは、思ったよりも難しい作業で、自分が読みながら飲み込んだ著者の思いを客観的にプレゼンするのか、それとも主観的に語るのかだけでも大きな違いだ。
わたしはなるべく前者であろうとして、スライド技法もいつもと変えてみたりしたのだが、もっと自分自身の思いを込めてみた方が伝わったかも、とも思ったり。

DAWNもぐっと来た本当にオススメな本なのですが、本当にぼろぼろになるまで読みたい本は、別にあったりします。
不適切かなあと思ったのでさすがに止めましたが;
「春の雪」/三島由紀夫
「豊饒の海」シリーズごと読むと良いと思うのですが、、実に深くて難しくて哲学的な一冊です。中高生の頃から何度も読んでも、全然飲み込めません。計算され尽くした言葉を隅々まで血肉にしてやりたい、と思わされるんですけどね。
本当にぼろぼろになるまで読みたいのは、一生かかって読み解きたい本なのかな、と感じます。
それでいくと、すんごく読みづらい原典たちは、死ぬまでに、出来たら大学生のうちに、目を通しておかなくちゃなりません。

【三田論】
あと一週間、辛いことが多いかと思います。
でももう自分たちの仮説を信じ切るしかないので、突っ走らないと。
「書き切る」体験は、自信になります。たとえ後悔が残っても、それが来年に繋がるように。

【私事】
ただの私事なのですが、ゼミ中にものすごくショックなメールを受け取りました。
そのことで、ゼミの後半気分が優れず態度が悪くなってしまっていました。

誰かの人生は、意外なところでわたしに影響を与えていることは、思ったよりも多いこと、誰かの表現に感動したときは、きちんと伝えないと、後悔すること、痛感しました。

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