2010年12月20日月曜日

1217ゼミ感想【岡本】

①3期生によるプレゼン

伝えたいこと、伝える方法、見せ方。すべてが画一的でなく、それぞれの色が強く出ていながらもどれも見ている側を飽きさせない内容で、それは金ゼミの中で自分が思う「正解」をトコトン磨いてきた3期の方々の月日を感じさせるものでした。個人的に一番真似したい生き方と感じたのは菱木さんです。どんな予想外の不幸に出くわしてもそれを「好機」と捉える…文字で書いてしまうとどうも感動が薄れますが、実際のエピソードとともに聞くととてもハードルが高く、またすごく魅力的な生き方だなと感じました。「真似したい」とは書きましたが、これを自分の歩んできた人生と照らして自分なりに内面化したら、どんな化学反応を起こすのかなとワクワクしています。

②所信表明

来年に向けたことだけでなく、今年1年の総括・今考えていること含め発表している人が多く、「綺麗事」に終始しないあたり(所信表明というと得てしてそうなりがちですが)自分が所属する代ながら、さすがと感じました。普段話していても、ゼミに対する考え方についてあそこまで本気で語ることってあまりないので(ゼミについて話すことはもちろん多いのですが、程度問題として)良い機会だったと思います。自分が言ったことを来年のいまごろ「嘘」にしていないためにも、金ゼミに対する取り組み方を見直していこうと改めて感じました。

③金光さんのメッセージ

「金ゼミでしかできないこと」には積極的理由・消極的理由があり、積極的理由にあたることをどんどん考えていってほしい、ということ。来年は5期が6期の範となっていくのだからやるべきことはきちっとやらなければいけないということ、5期生に向けたメッセージ。どれもずっしりと重みのある言葉でした。三田祭でさんざん言われてきた「5期生主導」というのを日々のゼミ運営の中でやっていくんだな、というのを改めて実感した次第です。

「4期生とは違う」とよく言われる5期生。それは5期生の目から見てもなんとなく感じる部分です。4期生の良い部分はもちろん積極的に盗んでいくべきだけれども、では、そんな5期生だからこそ、「4期生とは違ったどんな面白いことを生み出せるのか」。金ゼミの「当たり前」を5期生なりに咀嚼して、それに意味があると感じれば続ければいい、そうでなければ無くせばいい、座りが悪ければ変えればいい。その裁量を握ることの責任の重さ。何が正解か分からないけど、それでも手探りでやっていかなければいけない。4期生も3期生も含め、歴代のどの代でもそこに「恐さ」と同時に「楽しさ」を感じていたのだと思います。と言っても自分自身まだ「恐さ」はなく、受け継がれてきた魅力的なバトンをさらに魅力的なものにして6期生に渡せるよう、「5期生だからこその付加価値」を生み出していくことにひたすらワクワクを感じているのですが。

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