2010年12月13日月曜日

【1210ゼミの感想】自分にとって本とは何か?【田島】

○おすすめの本
多種多様のおススメ本が揃いとても興味深かった。読みたいと思う本がたくさん増えた。新刊は話題になるが、昔に発売された良い本を知ることが出来る機会は多くはないので、とても有意義であったと思う。本はなんのために読むのだろう?先人の蓄えた知識に触れ好奇心の世界に飛び込めるものでもあるし、思考力をつけるためのものでもあると思う。「本」と「経験」どちらが大事なのかと比べたがる人も多いが、どちらも大切なのではないかと思う。人生を進んでいくとき、必ず様々な未知の壁があらわれる。「あの子にチームにもっと積極的に参加してもらうためにはどうしたらいいんだろう?」「自分の考えた企画をもっと上手くプレゼンするにはどうしたらいいんだろう?」「日本の少子高齢化の問題を解決するにはどうしたらいいんだろう?」それは必ずしも悪いものではなく、よりよいものを作り出すために必要な壁であると思う。自分とは異なる考え方や価値観文化、人の思い通りにならない自然や運の力が存在するからこそ、その裏面として壁になるのだ。その壁を自らで乗り越えることが「経験」である。一方「本」には、少なからず著者の考え方が含まれている。「自分のまだ見ぬ思想・知識」である「本」を乗り越える訓練を積むことで、現実においても問題を打開できるのではないだろうか。私は本にはよく書き込みをする。内容の難しい部分は要約して書き残しておいたりするし、「この部分には反対。」「根拠がよくわからない」など批判・疑問も書く。私にとって本とはドリルのような存在である。

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