2010年11月14日日曜日

1112ゼミ[矢部]

①NC

 グループでのディスカッションはとても面白かったです。雇用促進のため、コンテンツに目を向けずマクロな視点で製造業の復興を支援するということは、確かにだと思いました。サブカルチャーでパブリックディプロマシーは政府自体がやらないであろう、当てにしないという先見の考えは、日本人として悲しくもあり、納得する部分もありました。かこいさんとクリエイターについて少し意見を交わしたことで、自分が述べた意見がうまくまとまり、しっかり落とし込む事ができて、次に考える土台を固められたと思いました。僕は、ポップカルチャーを海外に伝えるためには、国家的・文化的アイデンティティを理解した上での翻訳が重要であると思っています。目標は翻訳スキルの向上です。やはり、これからもずっと国同士がやり取りをするときには、必ず言語間の問題は出てくると思っています。クリエイターの質は高める、もしくはある一定程度の水準で維持されなければならないはずです。そこで翻訳などの言語上の問題やそこから出てくる契約・著作権などの問題で、事が複雑化して質が下がることは避けなければなりません。これを今よく言われる政府主導の民間がやるべきではないかと思います。利益最大化に走られては、この政策の意味はないからです。ファンサブなどを例にしていたので、その流れからクランチロールがテレビ東京と提携したことを考えて、つまり一元化して全てを集約しながらも、政府の目を行き届かせうまくコントロールするという手段を選びました。テレビ局・出版社・レコード会社・映画会社などのメディア産業と提携する、諸外国のアイデンティティと日本のアイデンティティに精通した人とクリエイターを所属させる会社を作れば良いのではないかと思いました。

②戸高さんプレゼン

 「言葉の定義をしっかりやる。好きって言う気持ちを大事にして、その軸を貫く。問題意識を常に根底に持ち続ける。」
以上3つ論文でのアドバイスとして確と受け止めました。ありがとうございます。

③ゲスト阿久津さん

 お忙しい中ありがとうございました。シュウカツなどは考える事が少ないですが、商社の断片は分かりました。先日チリのAguas Nuevasを丸紅が株買して水事業でも海外進出した件を知っていて、そして軽くお話を聞いてやはり中南米はホットなんだなと思いました。中国はもう色々な意味で荒らされているし(どの企業も進出)、所詮中国という一カ国なので(中国語は地方によって様々。)別の地域をリーチしたいとはずっと思っていたので納得しました。アラビア・フランス圏は外して、スペイン・(ポルトガル)・ロシア圏のホットさを知る事ができてよかったです。

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