2010年11月7日日曜日

1105ゼミ感想【黄】

①個人論文
今回のテーマはギリギリまで決まらなかった。
突然の提案という事もあったが、それよりもある種の危機感を覚えた。
ただいたずらに日々を過ごしてしまったのではないか。自分の中で、何かに絶えず反応するアンテナが張られていなかったのではないか。
ふとした瞬間に心のゆるみはくる。その度に自分を立て直す。しかしゆるんでいる自分に気づかなくなる事程怖いものはない。今回の危機感を改めて自分の中で戒めにしたい。
②ダイアログ・イン・ザ・ダーク
初めての経験。そしてその中であるジレンマを感じた。

前が見えない。誰がどう進んでいるのか分からない。
そんな暗闇の中で、ふと自分の姿が見えた。それは、いつも周りがどう進んでいるか確認しながら、その方向に進もうとする自分の姿だった。そしてそれは、そんな自分の姿を認めようとしない自分でもあった。
自分は自分だ。自分の意志で動いてるんだ。と言い聞かせながらも、誰もいないとふと不安になる自分。誰かを見ながら進む事はある意味すごく簡単だ。着いて行けばいいのだから。誰も見えない中で、自分の足で進むこと。その難しさを実体験しているような感覚だった。

そしてもう一方で、暗闇で感じるあの手の温もりに大きな安心感を覚えた。握るだけであんなにも心強いなんて。人はやはり人の存在があってこそ生きていける存在だと思う。手探りしながら、ぶつかり合いながら・・・・。

誰かに左右されない、自分の足で歩くことの難しさ。でも人は誰かの存在、その温もりなしでは生きていけない。そんな思いを抱きながら暗闇を歩いた。

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