2010年11月13日土曜日

101112ゼミの感想【村山】

【NC】
ソフトパワーに似た概念を持つ「Public Diplomacy」。政府が他国の市民や団体に働きかける事で、「特定の政策目標」を達成しようとする考えのことである。

ソフトパワーを高める事で、マンガ・アニメ・音楽・映画などの日本が誇る優良コンテンツを海外に発信し、それによる収益を上げよう、という考えは去年の論文の候補に上がっていたテーマだったので、とても分かりやすかった。その代表格として、日本のメディア文化発信の拠点として建設された「マンガの殿堂」というワードも懐かしかったです。

今回はディスカッションを行った後、チーム毎の発表でしたが、チーム内での議論がとても楽しかった。テーマは、「ネットワーク社会において効率よく日本の文化発信を行えるPD手法」の提案。この場合、まずチーム内での目標を定義し、共有することが重要になる。その際、このテーマは「いかにして日本の優良コンテンツを海外に発信するか」という手段に話が集中しがちだと思う。しかし、私達のチームはその前提として、そもそもそれらのコンテンツを作成する(アマチュア)クリエイターの育成基盤が不十分なのではないか、という問題意識から発信した。クリエイターがいなければ、コンテンツは作られず、日本文化を海外に伝達することすら出来ないのだから。このような問題意識から、WEBメディアを中心とした、pixiv×日本政府主催のコンテストをアマチュアクリエイターを対象に行うという手段を提案した。アマチュアクリエイターの作品をインターネットを利用する一般ユーザーに投票してもらう、という形式である。そして、その選ばれた作品を全世界を飛び回る飛行機にプリントすることで、同コンテストと参加したクリエイターの認知度向上に繫げるという提案である。

他のチームの発表も面白い提案だったが、自分達のチームも含め、やっぱり単に「どうやったら課題を解決するための提案を考えられるか」だけではなく、本当にその提案を行動に移したい気持ちで一杯だった。発表、お疲れさまです。


【戸高さん・かこいプレゼンツ】

NCの内容を補足する様な発表だったので、とても理解しやすかったです。途中でyoutubeの動画を使う等、飽きさせない仕組みも良かったと思います。自分もそのうちプレゼンで映像を使おうと思っていたので参考になりました。
また、突然の発表になってしまい申し訳ありませんでしたが、限られた時間であそこまでプレゼンの質を高める能力は流石だなと思わされました。発表の内容だけでなく、見せ方などのインプットも楽しかったです。


【阿久津さん講演】

突然のお願いにも関わらず、お忙しい中、わざわざ金ゼミに来て下さって、本当にありがとうございます。1期生の先輩方とは、前回のOBOG会でお会いさせて頂いてから全く面識が無かったので、このような機会にお会いすることが出来、とても嬉しかったです。
ありがとうございました!

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