2010年10月19日火曜日

1005ゼミの感想【田島】

・新聞のポジションとは?
新聞離れが叫ばれているが、その原因には、情報収集のための手段として「ネット」という選択肢が影響力を増していることが大きいと考えられる。確かにネット上の情報は玉石混合で信憑性に乏しいものも多く、質は新聞より遥か劣ることは目に見えて明らかである。しかし、それでも自分の欲しい情報を得る(それも新聞より自由に)手段としてインターネットが認識されるようになった以上、人は新聞の契約を更新する際躊躇することになる。「新聞をとらなくても、必要なときネットで無料で見ればいいんじゃないか?」いくら新聞社や知識人がこの選択を間違っていると批判しようとも、消費者の頭の中にそんな考えがよぎるようになった瞬間、新聞の購入率は下がってしまうだろう。議論の中でも意見が出たが、これからの新聞には「これを読み続けることで、(ネットで情報を集めるよりも)こう差がつく」という「コンセプト」を打ち出していくことが必要であると考える。社内の記者や情報網の資産を活かして、「どんな独自的な視点で切り込むか?」で勝負していくべきであると思う。

・発言について
後期になっても、ゼミ内で発言を活発にする人としない人の差がまだかなりあるような気がする。去年一年で実感したことだが、発言はすればするほど良くなる。発言することによって、①発言したという経験が自分の自信につながって、次はもっと発言しやすくなる。②アウトプットすることで客観的に自分の発言を顧みることができる。③相手からのリアクションももらえて、「次はこう質問してみたら伝わりやすいかな」と考えられるため、いいことづくしなのである。一年の時から私は自分なりに発言の目標を持っていて、①同期の誰よりも発言する→②ゼミの時間が増えるよう、同じ内容をより短い時間で簡潔に言えるようにする→③ファシリテーターが進めやすいよう、感想だけでなく、「自分だったらこうする」という提案を必ず入れるという風に移行していて、今は④細部ではなく、話題の根本について質問できるようにするということを目標にしている。
とにかく、たくさん発言すれば発言しやすくなると思うので、指す側も
「2回目の人が挙げはじめたら、まだしゃべってない人に無理やり当てる」なんてやり方にしてもいいのではないかと思った。

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