2010年10月15日金曜日

ホンヨミ!②「紫の牛」を売れ!【黄】

「『紫の牛』を売れ!」 セス・ゴーディン著

①紫の牛
草原にいる牛をずっと眺めていたら誰でもいつかは飽きる。同じ風景、同じ模様の牛をずっと見なければならないから。そこに「紫の牛」が現れたらどうだろうか?「おっ!」と興味を引かれるだろう。この紫の牛による「おっ!」こそがマーケティングの鍵だと筆者は指摘しているのだ。そう。成功の鍵は「いかに目立つか」という事なのだ。常識破りで、すごく目立って、興味を引き立てられるもの。それが「紫の牛」。

引用
「常識破りのマーケティングとは、製品やサービスに注意を払う価値のある点を作り出す技術である。マーケティングに最後に付け足しとして加えるのではなく『製品やサービスそのものが常識破りでなかったら人の目に入らない』ということを我々は理解するべきである」

②目立て!
モノがひしめき合っている現代社会。本書では何度も『目立つ』事の重要性を強調している。著者は目立たない事は弱みであり、それは存在しないも同然だと主張する。同調を美として重んじる日本文化ではなかなか実現が難しいのかな、とも思ってしまう。が、しかし!それに屈してはならない。「出る杭は打たれる」とは言うが、「出過ぎた杭はほっとかれる」のである。今後も金ゼミや他の場所で「出過ぎた杭」になろうと思う。

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