KYになれとかKYはダメだとかいろんなことをよく言われるが、空気を読むことってこういうことなんじゃないかと金曜日に感じた。
例えば質疑応答のとき。訊ねられたことには返答するべきだけれど、アドバイスに対しては「でも~」と逆接で自分の意見を主張するのはあまり良くないように感じた。
もちろん発表する側は緊張しているし、自分が言いたいことはいっぱいあるし、伝えたい熱い想いが先走るけれど、聞いている人や判断する人は冷静なのだから、緊張したときこそ相手の考えを受け入れて、反論する必要がある時のみ言葉にすることが必要なんじゃないか。
◎「言いたいことが3つあります」というマジックワード。
「3つあります」と言ってから3つを箇条書きでしゃべることで、不思議なほどみんなメモをとっていた。(学生、企業の方関わらず)。私はそれに驚いて、実際に話された3つのことをメモしなかったのだが自分が話す立場になったときに知っておくと有益なマジックワードだということが分かった。
◎”自分に”必要なことを取捨選択して受け入れること
これは先生が夜ごはんの席でゼミ生に向けたメッセージ。
言われたことは全部鵜呑みにする必要はない。たとえそれが誰に言われた言葉でも。
自分が大事だと思ったことはあとの99人が不要だと主張しても信じれば良い。逆もまた然り。
ニュアンスは少し違うけれど以下のことにも当てはまると思う。
マジックワードの話に関連させる。「3つあります」と言われるとメモしやすいからメモをする。メモしやすく簡潔に話してくれるので、その後のメモを見てもなんとなく意味がわかるような気がする。けれど、実際にその言葉は本当に大事なんだろうか?
メモしやすいからメモした言葉と、自分が聞いていてひっかかったり、大事だと思ったからメモする言葉のほうが自分にとって大切なんじゃないかな? と思う。
共通点は、自分で一度言葉の意味を咀嚼してから、それを受け入れるかの判断をしろということ。その理由は、「最後に信じられるのは自分」だから。他人は自分を助けてくれない。そのために日々の小さいことから自分で自分の判断を信じたり、自分で良いと思った判断をする訓練をしておくことが必要。
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最後になりましたが、このような機会を設けてくださったバンダイナムコゲームスの方々に感謝します。ありがとうございました。
土屋さんは「夜討ち朝がけ何でもOKだから!」と最初から熱い激励メールをくださり、以後デモ動画の撮影に付き合っていただいたり、プリクラのレクチャーをしてくださったり、と見守っていただきました。プロジェクト本体のことだけでなく、社会人と学生の違いなど、雑談や態度から学んだことも多くありました。ありがとうございました。
そして発表の週は毎日のように三田に集まり、学生がいなくなった夜の学校で、BGMでテンションをあげながらリハーサルを繰り返したのも良い思い出です。チームのみんなにもありがとう!と言いたいです。
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