2010年10月1日金曜日

ホンヨミ!② アイデアのちから 【黄】

アイデアの力
チップ・ハース、ダン・ハース著

情報が大量にあふれ、氾濫している現代社会の中で記憶に残るアイディアとは?

①優れたアイディアとは?
引用
優れたアイディアとは発想力があるアイディアマンが天才的な思いつきから生み出すものではなく、一定のフレームワークに従って元のアイディアを練り込んでいけば高い確率で優秀なアイディアが生まれる。

優れたアイディアには法則があるというだけでも驚きだが、そこからさらに踏み込んでその法則を本書では深く言及している。そもそも優れたアイディアの定義とは何なのだろうか?それを「印象に強く残るもの」とするならば、確かに一定の法則に従う事で作り出せるのかもしれない。しかし印象に強く残らなくても素晴らしいアイディアなんていくつでもあるのでは?

②SUCCESs
Simple:単純明快である
Unexpected:意外性がある
Concrete:具体的である
Credentialed:信頼できる
Emotional:感情に訴える
Story:物語性がある
以上の6つを満たす事でメッセージを印象的に人々の心に焼き付かせる事が可能。
たくさんの情報、キャッチフレーズが溢れている21世紀の中、いかにそれらを人々の頭に焼き付かせるかが大切なのかが本書では多数の事例とともに展開されている。
たしかにこれらを満たせれば素晴らしいと思う。でもこの6つを満たす事自体が至難の業なのでは・・?と少し思ったりもする。

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