2010年10月1日金曜日

ホンヨミ!① スターバックス成功物語【黄】

「スターバックス成功物語」
ハワード・シュルツ、ドリー・ジョーンズ・ヤング著

普段町中をフラフラしていると必ずどこかで目にするスターバックス。
日本だけではない。ヨーロッパでもアジアでも至る所で見かける。
このように圧倒的な巨大チェーンにまで成長したスターバックスが、かつてはシアトルにひっそりたたずむ小さなコーヒーショップだった事をご存知だろうか?

①感動と行動力
スターバックス社に入社したシュルツは、コーヒーの本場であるイタリアで劇的な出会いをする。それは彼が理想としていたコーヒー文化との出会いだった。
そこでは、コーヒーがただの飲料としての役割を超えて、人々が交流し、休息を得る空間がコーヒーによって創造されていた。
引用
イタリア人は、コーヒーとの個人的な関わりと社会的繋がりを理解しているのだ。スターバックスがコーヒー業にとって最も重要な点を見逃しているとは、まさに信じがたい事実だった。

シュルツは、この事実に気づいたとき、その気づきの重要性に震えが止まらなかったという。
我々はいつ感動し、いつ胸が震えるだろうか?そして自分がそうだと信じた事を突き通す情熱があるのだろうか?
改めて自分に問いかけてみた。
②絶え間ない成長
本書の中ではスターバックスの成長とともにシュルツ自身の目覚ましい成長が目に見えて伺える。苦労せずに得られるものなんてない。シュルツはコーヒーに惚れ込み入社したものの、方向性の不一致から一度会社を退社し、自分の会社をスタートさせる。後に買収という形でスターバックスを自分のものにするが、それはスターバックスを自分のモノにしたかったからではない。スターバックスを愛し、コーヒ文化という素晴らしい財産を人々に提供したかったからなのである。




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