『考具』 加藤昌治(著)
アイディアを発想していくのに「何も浮かばないー」という状況に陥ることがあります。それを解消するヒントがちりばめられている本書でした。
①個人的に面白いと思ったのは、”Mandal-Art”(マンダラート)という、3×3のマスの中にどんどんアイディアを広げていくやり方で、キーワードを増やしていくことで発想が膨らませていく手法です。
②あとは、「たかがメモ、されどメモ」というように、どんなことでもまず書き出すということ。手をとにかく動かす。これはどんな時にもいえることで、ゼミ中もあまりメモをとれていない私は反省させられました。メモをとることで考えを膨らみ、自分の考えていることを図式化したりして整理できることは、誰でもできることだ。そういった小さな積み重ねが大きなヒントになったりすることは大いにありそうである。
③鉄則:5W1Hフォーマット
『誰が・いつ・どこで・何を・なぜ・どうやって』これは文にするときに限らず、プレゼンをするとき、もっと言えば会話をするときにも重要になります。私たちは知らず知らずのうちに「そこまで言わなくてもわかるでしょ」と思ってしまうからなのかもしれません。自分の考えを整理するためにも、相手に伝えたいと思うことがあるときはこの原則に戻ることが大事だと感じました。
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