僕は基本的に人とさらっと話すことがあまり好きではないので、このテーマはすごい難しいです。なので、身近な人について書きます。
この夏にがんばったことといえば、おそらくSFCの研究室での活動くらいだと思います。その中で研究室の先生と二人で作業することもありました。そのときに、思ったのは先生の底知れない能力の高さです。よく金先生が代替不可能な人材になれ、とおっしゃいますが彼はまさにそのような人で彼にしかできないことがたくさんあります。特に街とデジタルメディアの融合や街とコミュニケーションなどの分野では有名な方です。
中でも神田で作品を展示するためのアイデア出しの時には脱帽しました。ソフトウェア、ハードウェア、仮想世界、現実世界を行き来しながら、プロトタイピングを行い、落としどころを見つけるということがこのアイデア出しには必要でした。拙劣ながら自分もこれに挑戦していたのですが、まったくうまくいきませんでした。そんなときに先生は見本をみせてくれたことがありました。その見本はアイデアの振り幅がとても大きく、もともとのアイデアから考えられないほど面白いプロトタイプができあがっていました。正直、ここまでジャンプアップしたアイデアは見たことがありませんでした。技術と発想、具体性と抽象性など背反しがちな要素をすべて持ち合わせているように思えました。
ヘタクソでも「できない」という経験を繰り返して少しずつでもできることを増やしていこうと感じた瞬間でした。まだまだ発想も技術も未熟すぎるのですが、頭も手も動かしながら一つでも多く世の中におもしろいもの、かっこいいものを送り出せたらなと思います。
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