そこで感じたこと・思った事をつれづれなるままにですが、書いてみたいと思います。
まず、上海は、都会!
東京とか比べ物にならないですね。
展望台から見ても日本でいう新宿とか大手町のようなビル群が地平線まで続いていて、その遠くのぼやけ具合を見て「22世紀だ」と思いました。夜景もみなとみらいの比じゃないです。
↑この日は少し曇っていたんですが、それでもこの美しさです。。。
これは上海人の友達に聞いた話ですが、近年の上海は1年前訪れたところに行くと、もうそこがどこだかわからなくなっているくらいに変わってしまっているようです。今の日本ではなかなかあり得ないことで、聞いた時に鳥肌が立ちました。
ただ、あんなにも綺麗で大きななビルが建っているのに、トイレだけは残念なところが多いです。
あまりトイレをキレイに使う文化がないのか・・・
5つ星ホテルでも暖房便座やウォシュレットのない洋式トイレで、多くは四角い和式トイレのような(長方形ゆえにどちらが前かわからない且つ丁寧にも足置き場に滑り止めがついている)ものでした。
そのほぼ全ての四角和式トイレにAmerican Standardとのロゴがあったので調べてみると、
「アメリカンスタンダード」は19世紀後半に米国で設立され、世界的に水回り事業を展開しているブランドでいずれも衛生陶器と水栓金具などの製造販売を行っており、中国・タイ・韓国を主要拠点としてアジア各国で高い販売シェアを持つ、のだそうで、2009年にINAXがアジア部門を買収したそうです。意外にも今は日本企業のものなんですね。
是非今後TOTOやINAXが最新技術を以て中国トイレビジネスの覇権を握ってほしいところです。というか、すごい見込みのある市場だと思います。むしろ中国でトイレビジネスやりたくなりました笑。
あと、上海で特筆すべきはインフラの整備。これも素晴らしいです。
高級外車がびゅんびゅん走る高速道路は高架橋になっていて、上海中を網羅しています。もちろん通行料金は取られません。高速代を取るのは日本だけみたいですね。ドイツとかは日本に倣って検討してるみたいですけどやっぱり経済成長のためには料金なんて取らない方がいいでしょう。
バスもよく通っています。全部で500系統もあるそうです。上海の路線バスは日本の電車のように車体の上部が電線と繋がっていて、電気で動いているトロリーバスのようなものもありました。
タクシーもよくつかまるし、安いし、とにかく早い。おっちゃんがすごい勢いで飛ばしてくれます。
そしてなんといっても一番良いと思ったのが地下鉄です。上海市内を網羅しているのはもちろん、新しい(第一号線ができたのが1995年)からホームもきれいです。また、初めから計画的に作られ日本のように「あとからここを足して、繋げて・・・」というのがないので、乗り換えがとても楽だし、同じ会社なのでいくつ乗り換えても料金的な心配がありません。「安い行き方」を考えなくてすみます。あと、デジタルサイネージが各車両、ホームに設けられており、ニュースがチェックできたり、ホームでは次の電車の待ち時間がカウントダウンされている(山手線並みの本数はあるのですが)のには驚きました。
ただ、面倒なのは毎回乗るたびに改札で持ち物X線検査があることと、SUICA・PASMOの機能は日本の方が便利だなと感じました。
こんな感じでトイレとインフラの話で大部分占めてしまいましたが、また上海について書かせてもらおうと思います。それでは。
第二弾も期待してます^^
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