2010年7月5日月曜日

100702ゼミの感想【村山】

【田村耕太郎さん】
個人的に面白いと思った3つの内容について。
 

①グローバルな視点を持つ事が重要。
②空気は読むものではなく、創るものだ。
③色んな人間がいることが分かるので、リーダー経験をした方がいい。


まずは①について。今年の金ゼミのコンセプトとして【社会に目を向ける】ということがあったと思います。しかし、単に日本社会というだけでなく、もっと広く世界に目を向けるというお話を聞いて「ハッ」とさせられました。自分の中で不足していた視点だと。特に日本人は自国の生活環境に満足して、グローバルな視点が大いに欠如しているということを指摘して頂いた。その中で、田村さんのアブダビでのスイカのお話を聞いて、グローバルな視点を持つ事がビジネスチャンスにもつながるし、他の日本人がほとんど到達していない人脈の形成にもつながるなど、改めて、視野を拡げることの重要性を痛感させられた。


次に②について。【沈黙は金ではない!空気は読むもんじゃない!】という言葉が非常に印象的だった。過剰に主張せず、その場に合わせた態度形成をすることが日本人の美徳とされていると思う。しかしそうではなく、その逆の行動をすることの方が、相手に自分の存在を覚えてもらうには大事である、という言葉に「なるほどなぁ」と思わされた。さらに、その思考を戦略的に実行されている田村さんのアブダビでの話には、思わず「すごい!」と感じてしまった。ただ、もちろん自分のことを記憶してもらうには自分がその場の空気や会話の源泉を創ることが重要だと思う。しかし、それが行き過ぎると逆に相手に不快感を与える結果にも繋がってしまうと思う。何事も大事なのはバランス。そう思わされた。


最後に③について。【人についていくだけでなく、人を引っ張っていくリーダー経験をした方がいい。色んな人間がいることが分かるし、どうやったら人を動かすことが出来るのかなどを、経験的に学ぶことが出来るから】。すごく心に刺さる言葉だった。卒業した先輩にも言われた言葉だったからだ。その先輩と共同作業を経験させてもらった時は一フォロワーというのが、自分の立ち位置だった。しかし、先輩は、自分がリーダーとして何かをやるとなると考え方や責任感も変わってくると思うとアドバイスして下さり、主体的に何かを始めることを推奨して下さった。これまでの人生で人を引っ張る立ち位置は小学・中学・高校と経験してきたが大学では違った。だからこそ、今その立場を経験できている自分は、組織をまとめることの難しさと同時に、一致団結して共通の目標に向かって協力し合えることの楽しさを経験的に理解出来ているので、田村さんの言葉がとても刺さった。組織はリーダーの存在一つで180°変わる。リーダーが変わるだけで、すごく良い組織が悪くなることもあれば、すごく悪い組織が良い組織に変化することは往々にしてある。そのため、限られた学生時代に出来るだけ多くに経験をしたいという欲求を刺激して下さった田村さんの言葉に、とても共感できた。


最後に、選挙を控えて非常にお忙しい時期にも関わらず、私たち学生のために貴重な時間を割いて下さって本当にありがとうございました。良い意味で、とても勉強になりましたし、大きな刺激を与えて頂きました。


【バンナムプレゼン】
全く新しいプレゼンで挑戦する人もいれば、前回のプレゼンを発展させている人もいて非常に面白かった。
今後は各チームでの作業が中心になっていくが、個人的にはすごく問題意識がある。当事者がGoサインを出しても、それ以外の人が認められないのではないかなど、話が一部の人間間で終始していることに問題があると感じている。もっとオープンに、何でそうなったのかなど、経緯を話さないと納得できないと思う。
楽しいチームから必ずしも良いアイディアが生まれる訳ではないが、楽しいチームの方が、良いアイディアが生まれる可能性は高いだろう。そういう所を意識して、チームの運営に携わっていければと思っています。バンダイナムコという社会的に認知された企業に認められるようなところまでアイディアを詰められればと思います。

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