2010年7月5日月曜日

0702ゼミ感想【岡本】

【バンナムプレゼン】

まずは採用された方々、おめでとうございます!!もちろん自分の案が採用されなかったことは素直に悔しいですが、採用された4案と冷静に見比べると自分の劣勢は明らかで、個人案にもかかわらずあそこまでのクオリティを実現したことには心から敬意を表したいと思います。

個々のプレゼンを聞いていて思ったのは、やっぱり熱さが伝わってくるプレゼンがあるな、ということ。自分の中に「まだイマイチ詰め切れてない部分があるな」とか「このアイデア、自分では面白いと思うけど他人はどう思うのかな」とか、そういった不安というか、懐疑心が少しでもあると出せない自信。

アイデアの良さは、もちろんその一連のスライドとプレゼンのなかで裏付けられる部分は大きいけれども、本人の自信如何によって言外に裏付けられるという側面もあるように思った。

実際採用された案の共通項として、アイデア或いは分析が図抜けて優れていたことは一つだが、いずれも自信をのぞかせるプレゼンだったこともあると思う。

自分すら納得できないプレゼンで人を納得させられるはずがない。そのことを痛感した3分プレゼンだった。

【ゲストスピーカー:田村耕太郎さん】

国会議員の年収は2千ウン万円だとかいうニュースがついこの間出ていて、実をいうと自分も大勢の例に漏れず「もらい過ぎじゃないだろうか」と思ったうちの一人なのですが、話を聞いてみて、その部分だけとっても国会議員には本当にいろいろなタイプの人がいると感じました。

印象に残ったのは金光さんの質問に対する、「自分の抱いている危機感をどう伝えるか」に関する話。たとえば財政危機について、「やばいやばい」と言われ過ぎて、危機感の鈍化というか、いわゆる茹でガエルの法則に当てはまりつつある日本の現状には自分としても先行き不安を感じざるを得ません。なまじ自国で借金を賄えるだけに韓国のような危機感を持てないという話にはとても説得力がありました。

「明日の安穏も危ない」というような韓国ほどの切羽詰まったものではないにしろ、まさに今がその「危機」であるにもかかわらず、それが国家をよりよくしていくための動機づけというか、個人レベルでの危機感につながっていないことを考えると、日本は非常に損な国だと感じます。

「失われた10年」が「失われた20年、30年」となってしまった日本。さらにそれが「失われた40年、50年」とならないためにも、日本はいま非常に重要な分岐点に立たされていることが実感できました。

お忙しい中、とても貴重な時間をどうもありがとうございました。

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