2010年度の春学期のゼミが終わりました。速かったなー、あっけなく終わったなという印象でした。去年はゼミ後に飲み会とかあったのになーとか岸本と言い合ってました笑
【辻野さん】
去年の金ゼミでよく耳にしていた言葉「フラット」が印象的でした。Googleと初期SONYの共通点は「フラットな組織である」ということでした。
フラットな組織のいい点は、辻野さんもおっしゃっていた様に「意思決定のスピードが速い」ということが一つにあるでしょう。
ネット社会になって処理しなければならない情報量は莫大に増え、その処理を上からの連絡を待ちながら進めていれば、次から次へと対処しなければならない案件が入ってきて間に合わない。この意味でもフラットという概念は重要だと言うことができるだろう。
また、Google流(辻野さん流)のイノベーションの概念も興味深かったです。
innovation=good idea or technology + wide spreading
P&GのA.Gラフリーは、イノベーションをお金を稼ぐことができないと意味がないと言っていましたが、広く普及するということも、多くの人に知れ渡り、それでお金を稼ぐということでしょう。
以前、民主党議員の田村さんが「奇抜なファッションをしているのは、まず注目されないと意味がない。注目されないと、その人がいくらいいことを言っていても世間に評価されない。」と言っていたことが頭に蘇りました。
いい意味でも悪い意味でもまずは目立たないと意味がない。目立って、それが悪いことでも真摯に対応し、問題を改善していけばそれはいつか評価される。
まずは出る杭たらねばだめなんだと強く実感しました。
【三田論】
3分で自分の問題意識を伝えるのはすごく難しいことなんだなと、聞いていても実感しました。個人的に短いプレゼンの時に気をつけなければいけないなと感じた点をあげておきます。
・誰が聞いてもわかりやすい言葉で伝える(言葉の定義はしっかりと)
知識の格差は絶対にあるのでここは常に意識せねばならんのではないかと。
・1番言いたいことはなんなのかをはっきり
スライドでの工夫もそうですが、行間ならぬスライド間で、それを口頭で伝える技術が重要なのかもしれません。
今回、テーマ内容は複雑でわかりにくかった人が多かったとは思いますが、竹内君はそういうスライド間での伝え方が上手いなと思いました。
・どれだけ高い問題意識をもっているのか
「なぜそれをやる意義があるのか」という言葉に変えてもいいかもしれませんが、ここも重要です、データや現状の問題等、ファクトをしっかり持ってきて、自分の問題意識はこうあり、それをこう改善していきたいという意志がいかに現れているか。
ここは村山君のがよかったです。データももちろんですが、AmazonやGoogleでの検索でもなく、自分達がその道のパイオニアになってやるんだという意志が見えました。
これから三田論が始まってもテーマは多少右往左往するとは思いますが、皆さんこの経験は意外と大きなものになるので頑張っていきましょう。
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