2010年7月10日土曜日

0709ゼミ[矢部]

今日で前期のゼミが終了した。ゼミというものを初めて経験して、手探りながらの活動で金ゼミでの水準に追いつくことに精一杯になることが多かったですが、この経験はこれから確実に生きてくるものだと今思えるので、出来不出来は別として僕にはプラスになる前期のゼミだったのだ思います。後期は、三田論を中心に動くこともあるということもあり、とにかく積極果敢に主体性をもってやっていくことが個人でも金ゼミでも問われると思うので、前期のメディアコムを通して僕が感じたalways thinkingの気持ちで頑張っていきたいと思う。

今回はゼミにゲストスピーカーとして、google日本法人社長の辻野さんのお話を聞いた。googleのフラットなコミュニケーションは正に、googleのようなクリエイティブな会社特有のものだと思った。社長、上司から一般の社員まで、セールスとエンジニア部門と全ての社員が同じ目線、立場、フィールドで議論をしたり、くだらない話をしたりなどとても良い人間関係である。このようにいつでもideaを考えられる環境を重視しているのだと思った。毎回、張りつめた空気で考えていてもダメだという事だ。日本人は他人の失敗をかばい、他人の成功を喜ぶ気質があるという。しかしアメリカ人はこの逆なのだという。これは辻野さんも仰っていたが、わざわざそのようなことは日本人が真似する必要はないと思う。いくらアメリカ風に生きた方が良いような空気が漂う感じがするが、日本人には日本人の空気や美徳があるわけなのだから、何から何までいわゆる外国かぶれになる必要はないと思う。googleのような世界企業で働く辻野さんもそのようなことを思っていて何だか共感できた。

三田論テーマを決めるプレゼンは4期生はすばらしいと思った。やはり、かこいさんのように4月からどうしてもやりたいとテーマを温めている先輩の熱意とその気持ちに裏付けられる日々の問題意識を持って考えながら取り組む姿勢はすばらしいものだと思った。先輩方はそのテーマの現状を説明し、分析しながら課題や問題点を洗い出して、それの社会的に2.3年後もしくはそれ以降の未来に価値のある新しさを持つ意義や目的を提示していたのが僕たちとの違いかなとも思った。前期プレゼンを金ゼミでたくさんやることができて、今までではなかった刺激を感じる事が出来て、プラスになることがある反面、たくさんやっていくと逆に深く見えてきてしまう事もあり本質的には難しいものであるプレゼンを向上させたいという気持ちが出てきて、毎回やる度に猛省させられる。とにかくこのようなことはどんどん次に次に生かしていこうという気持ちでやっていきたいと思う。三田論のテーマは後期の多くの時間を割くと思うので、自分の好きなテーマをやりたかったですが、僕の入ることができた田島さんのテーマはとても興味深く、本当に追究して研究したいと思えるものなので、最高の論文を目指すために精進していきたい所存である。

0 件のコメント:

コメントを投稿