2010年7月12日月曜日

0709 ゼミの感想 【矢野】

<辻野さんプレゼン>
私は普段googleのサービスにお世話になっていて、特にgmailのイノベーション、デザイン性が大好きなこと、また、私ののサークルで来春からgoogleに就職する先輩がいたことで少し身近に感じていたこともあり今回の講演を非常に楽しみにしていました。
辻野さんはご自分の事を「変わっている」とおっしゃっていましたが、お話を聞くところによると、自分の信念を強く持ち、自分の責任はきちんと自分で果たすという素敵なこだわりがある方なんだと思いました。また、googleという企業は辻野さんもおっしゃっていましたが、会社自体の宣伝も比較的少なく「顔」の見えない企業という気がして、またopt out方式を採用するような所からも「100%合理主義でクール」というイメージが私の中であったのですが、そうではない事を知りました。性善説を取ってヒエラルキーのないフラットな人間関係を作りつつ経営をしていることや、「イノベーションは普及させねば意味がない」という理念の下多少強引に普及させ後から問題に丁寧に対応するようにしていることなどです。また、年に2回のエンジニアとセールスの部門の交流機会を設けるなど、サービスだけでなく社内もイノベーションに溢れているのだと感じました。googleに就職できたらいいなと思ってしまうような講演でした。
誕生日のお祝いも喜んでいただけて良かったです!


<三田祭論文テーマ>
プレゼンでもあった通り、まだ自分の興味を絞りきれていなかったので皆のプレゼンを聞いて参考になる部分が多かったです。特に「テーマが絞りきれている」ことは前提で、その問題意識の所在が明らかだったり方法論まで提示できている人はすごいというか、うらやましいと思いました。来年に向けて私も問題意識を持って過ごしたいです。ただ、金先生に意見を求められてきちんと言葉にならなかったのですが、それぞれのテーマの結論、つまり落ち着くところが分からなくて希望のチームを決めかねていたところがありました。論文というのは、行きつく結論をあらかじめぼんやりと決めておくものなのかそうでないのかがよくわかりません。金ゼミの求めているものの一つに、「世界でまだ誰も答えを出していないもの」という項目があったと思うのでそれに倣えば、結論は全く未知にすべきかなとも思いますが、ぼんやりとでも行きつくところを決めておかないと途中でテーマの妥当性も決まらない・・・?そもそも「世界でまだ誰も答えを出していないもの」ってどこまで・・・?というのが疑問でした。
今回いくつか選択肢を提示されて選ぶことで自分の興味がどういう方向に向いているのかも少しわかってよかったです。
論文、頑張りたいと思います。

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