2010年7月2日金曜日

【ホンヨミ!0702①】Twitter社会論【高橋】

Twitter社会論~新たなリアルタイム・ウェブの潮流~ 津田大介(著)

Twitterとは何か、tsudaるとは、またその意図は何か、などTwitterについてあまり詳しい話を知らない私にとって大変ためになる内容だった。
著者はTwitterの6つの特徴として①リアルタイム性、②協力な伝播力、③オープン性、④ゆるい空気感、⑤属人性が高い、⑥自由度が高い、などをあげている。個人的に最大の魅力はリアルタイム性だと思っていて、Twitterで他人のつぶやきをみるときも、今この瞬間○○はこう思ってるんだ、こうしてるんだ、など生活などが垣間見えるとなんだか嬉しくなる。媒体を通してなのにまるで時間を共有しているかのような錯覚にさえ陥る。それがTwitterの面白さだと思っている。特にリアルタイムであることは、ジャーナリズムにも影響し、BBCがかつて犯した裏付けなし報道などといった過ちを繰り返してはならないとはいえ、やはり一般人のツィートによって第一情報が投稿されることは十分にありえる。そこから私たちは情報を得て、話題を共有しあったりして伝播させていくことができる。まるでご近所で話すような感じでTwitterを通して「つぶやく」形でコミュニケーションができる。そのシンプルさかつ斬新さがここまで波及していったのだと思った。
ただ、スマートフォンでない限り、Twitterは通信時間もかかって見にくいため、使いにくいと個人的には思っていて、もし自分がiPhoneなどを持っていたらもっとTwitterをたくさん利用して「つぶやき」を増やして色んな人とコミュニケーションできるツールになるんだろうなと思うとますますスパートフォンへの需要が上がっていくのではないだろうか。リアルタイム=携行できる媒体という意味で、スマートフォンやiPadがさらに普及すればTwitterもさらに爆発的ヒットを生むのではないだろうか、と予感している。

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