2010年7月2日金曜日

【ホンヨミ】0702①自分の小さな「箱」から脱出する方法【村山】

【自分が相手にどのような感情を抱いているかを、相手は感じることができる。それによって、相手は自分に反応する】。確かにその通りだと感じた。相手が自分のことをどう思ってるのかは、声・表情・身振り手振り・態度によって伝わってくるものである。このことは経験則で実感できる。

だからこそ、これを言ったら相手がどういう気持ちになるか、何をしてあげたら相手の役に立つことが出来るのかなど、【想像力】を働かせることが重要なのではないだろうか。つまり、相手目線で物事を考えるということである。想像力を働かせて相手目線で考えることは、相手に対して心をオープンにすることを意味している。自分がどう思っているのかが相手に伝わるからこそ、こちらが心をオープンにすれば、きっと相手も徐々に心を開いてくれる。

自分の心を箱の中に閉まったことで、仲の良かった友達と険悪になった大学三年。その原因は、自分が意図的に心を閉じたから。それが相手にも伝わって相手も心を閉ざし始めた。それを見た友人がこの一冊を勧めてくれた。もう一度、心を開いて話しかけてみようと思う。今の自分にとって、非常に価値のある一つの転機となる一冊になったことは間違いない。

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