2010年7月5日月曜日

【0702ゼミの感想】伝えるクセ【岸本】


 書評について。こういうみんなでの話し合い、重要です。3期からすると、去年よりリマインダなど充実しているように見え、締め切りから考えると良くなったように感じます。
 書評ですが、今読書する習慣を付けておくと後々かなり楽になります。(先日お会いした1期の佐田さんは社会人になってからほとんど本を読む時間がないと仰ってました)そしてアウトプットとして形にすることを意識しながら本を読むと、(少なくとも)要点を拾って読むようになり、また自分の考えをまとめながら読むことになります。
 考えをまとめるクセは就活の面接の際に限らず、(社会)人とコミュニケーションを取る場合に非常に有効です。自分の意見や考えを効果的に伝えることが出来るようになってきます。

 今のためでなく、将来のために、素早く読んで考えをまとめる読書習慣は将来の自分への投資になるので、今はキツいと思うかもしれませんが、ノルマを愚直にこなすことが重要です。

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 ステレオタイプとして持っていた国会議員像とだいぶ異なり、刺激になりました。
 田村さんが仰る「グローバルな視点と経営センス」についていろいろ考えを巡らせていました。個人的にはこれは「変化を捉え、違いを統合してビジョンを実現する力」と捉えました。変化には短期的/長期的という時間軸の変化、また違いには同時代に存在する様々な価値判断基準があると考えます。
 
 全体を通して印象に残ったのは、どんな問題に対しても自分の言葉で、分かりやすく説明していたことでした。トピックとしては、現在の日本の危機感の無さ(またはそうした危機感を解消するために十分に外向きになっていないこと)、そこから派生する日本の成長戦略、「広める作業」の必要性が印象に残りました。
 どんなことでも変化すればいいというわけでは無いと考えていますが、それでも変化してはいけないものを守るためには、(市場経済が世界共通のルールとなっている以上は)否応無しに国際競争に適応して闘って行く必要があると考えます。その場合に何を守り、いかに変化すべきかというビジョンの提示、意見の集約を行う際に、これからのリーダーははっきりとした考えを打ち出していく必要があると考えます。

 また、田村さんのような多様な価値観を統合する、「先の見えている」リーダー、政治家がより活躍出来るようにするには私たち一人一人の普段からの政治や経済における関心が重要なのではないでしょうか。(一応特定の政党を支持者ではないことを断っておきます)

 田村さん、選挙戦の最中に貴重なお話をしてくださり、また真摯にお話を聞いてくださってありがとうございました。

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 ひとつひとつのアイデアが粒ぞろいで、切ってしまうのが惜しいように感じました。
 よく、シリコンバレーなどのベンチャーが集まっている地域では、ベンチャーキャピタルなどのブラッシュアップする担当が揃っていて、高度に分業化され、ネットワークが発達しているために、アイデアと志があれば起業出来るほど起業しやすいということを耳にします。
 今回はただ、クライアントがバンナムと決まっていたためにバンナムが中心になるビジネスモデルを組み立てる必要がありました。どんなに制限があっても優れたビジネスモデルを組み立てる力が本当のビジネスの場で必要とされるのかもしれません。(また、シリコンバレーという場が揃って初めて完全にアイデアベースのビジネスモデルを生み出す場が存在すると思いました)

 やはり残ったアイデアとその他を分けたのは先週提示した

 - バンナムでやる理由に欠ける:自社資源の見直し/差別化の検討
 - 展開する場所が適切でない:販売・流通チャネル、タッチポイントの見直し
 - 中長期の展開が見えない:市場の規模、利益の変化を捉える

 という3点であるように感じました。

 今週からは心機一転、まごっち班で精一杯頑張って行きたいと思います。正直今回一番化けると思うアイデアだったので、参加出来て上手く化かしたいなと笑。

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