2010年6月12日土曜日

【バンナム!】②【矢野】

IT Media News
09年09月24日 22時39分 更新

「僕らは、ネットに乗り遅れた」――9月24日に開幕した「東京ゲームショウ2009」の基調講演で、大手ゲームメーカー5社のトップが集まり、今後のゲームについて語った。ゲームは近い将来、ネットワーク化・グローバル化していくという方向で意見は一致したが、ネット化に向けて社内体制を変えていくのが難しいという声も出た。 参加したのは、カプコンの辻本春弘社長、コナミデジタルエンタテインメントの北上一三副社長、スクウェア・エニックスの和田洋一社長、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の吉田修平ワールドワイド・スタジオプレジデント、バンダイナムコゲームスの鵜之澤伸社長。モデレーターは、日経BPの浅見直樹 電子機械局局長が務めた。 「僕らは、ネットに乗り遅れた」――9月24日に開幕した「東京ゲームショウ2009」の基調講演で、大手ゲームメーカー5社のトップが集まり、今後のゲームについて語った。ゲームは近い将来、ネットワーク化・グローバル化していくという方向で意見は一致したが、ネット化に向けて社内体制を変えていくのが難しいという声も出た。

このまま10年続いたら、業界は壊滅する

 昨年9月に起きたリーマン・ショック以来、世界を不況が襲ったが、ゲームメーカーには不況はほとんど関係ない、というのが5人の共通した意見だ。
 「不景気は、うまくいかないときの言い訳に使っているが(笑)、『SDガンダムジージェネレーション』など最近出したゲームも好調」(バンダイナムコ鵜之澤社長)、「ドラゴンクエストIXも400万本超えた」(スク・エニ和田社長)など、強いタイトルは好調に売れている。だが「このまま10年続いたら、業界は壊滅する」(スク・エニ和田社長)という危機感もある。「物の値段は基本的に下がっていくが、開発費などコストは上がっていく」ためだ。次のブレイクスルーには、「ハードやソフトといったスペック面の進化ではなく、課金や遊び方の進化が重要だ」と、和田社長は説く。
 

僕らはネットに乗り遅れた

 ゲームのネットワーク化も進んでいる。「モンスターハンター」シリーズやドラクエIXなど、ネットワークを使った機能がヒットを支えるタイトルが増加。iPhoneやFacebook、MySpace向けアプリなど、米国発のネット端末やサービス向けのゲームもブレイクし、次世代ゲームプラットフォームとして注目されている。国内に目を向ければ、「GREE」や「モバゲータウン」など、モバイルゲームで成功している例もある。
 iPhoneアプリや「mixiアプリ」などを積極的に投入している国内大手メーカーもあるが、「既存のゲームメーカーはオンラインやモバイルで大成功できていない。僕らは乗り遅れた」と、バンダイナムコ鵜之澤社長は率直に反省する。
SCEの吉田スタジオプレジデント
 乗り遅れた背景には、「パッケージモデルから抜け出せていない」ことがあると鵜之澤社長は指摘する。1ソフトに50人~100人の開発陣が張り付き、2年近くかけて作るという従来のパッケージ制作のスタイルでは、ダウンロード販売の価格ではペイできないという。
 「ダウンロードタイトルにパッケージと同じ7000円を支払うかというと、自分でも無理だと思う。旧来のやり方で回収できるモデルにはならないだろう。今のやり方をいつ変えられるだろうか……」(バンダイナムコ鵜之澤社長)。実際、iPhoneアプリビジネスで成り立っている企業は「数人のチームで、ファンディングなしでも制作できる規模」だと、SCEの吉田スタジオプレジデントは指摘する。
コナミの北上副社長
 決済の問題も重くのしかかる。「携帯電話では簡便な課金プラットフォームが整備されたが、ゲーム業界は電子マネーが一般化していない」(コナミの北上副社長)ため、課金そのものへのハードルが高い。
 さまざまな問題があるとはいえ、ゲームのネットワーク化にはこれまでにないビジネスチャンスも開けている。「ネットワーク化すれば在庫管理がいらなくなる上、パッケージと違い、同じゲームにもさまざまな課金スタイルを試せる。例えば、30分当たり500円の時間課金や、特別コンテンツを5万円で売るといったことも可能。いろんな設計モデルがありえる」(スク・エニ和田社長)

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かたやこのような記事も見つけた。
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IT Media News
2010年02月09日 18時11分 更新
photoEye mix-アイミク-のイメージ画像
 ミクシィは2月9日、バンダイナムコゲームスのアーケード用シールプリント機とSNS「mixi」のフォトアルバム機能が連携すると発表した。
 バンダイナムコゲームスが春に発売するシールプリント機「Eye mix-アイミク-」と連携。シールプリント機で撮影した画像は専用モバイルサイト「Puri Colle」にアップされ、mixiのフォトアルバムに1クリックで保存できる。mixiのサービスと外部サービスを連携させる「mixi Connect」を活用した。
 保存は2枚まで無料で、3枚以上の取得には月額315円の会員登録が必要。

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やはりこれからはゲームコンテンツも「インターネット社会」の波に乗っていかねばならないのだろうか。コンテンツ産業である限りはハードに合わせて成長していくことが良くも悪くも要求される。適応力、順応力が非常に大事な産業だなと感じた。
確かに記事の通り、ネットを通じたゲームプレイは「皆でやる楽しさ」簡単に味わえる。対戦相手も多ければそれだけの数のゲームスタイルがあり面白い。海外にも広げていくことでより開拓できる市場なのではないかと考えた。

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