2010年6月12日土曜日

【バンナム!】① 【矢野】

ITmedhia News
2010年05月25日 07時00分 更新


バンダイナムコゲームスと教科書出版の学校図書は5月24日、小学校向けの国語、算数、理科の教科書を共同制作したと発表した。バンダイナムコのゲーム開発のノウハウを投入し、イラストなどを制作。エンターテインメント企業が教科書制作に携わるのは初という。
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 制作したのは、1~6年生の教科書計28冊。理科では、小学校で学ぶ内容を1本の木のイラストで表現した「理科ツリーハウス」を巻頭に収録したほか、キャラクターを制作。算数では1年生から6年生まで登場するメインキャラクターを制作し、学年ごとに学習をクリアしていくゲーム的な要素を盛り込んだ。国語では漢字学習ページのイラストを制作、子どもたちが興味を持つような遊び心を盛り込んだ。
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 「授業時間外でも開きたくなるような教科書を作りたい」と制作した。バンダイナムコが2006年から小学校向けに行ってきた、立体写真の撮影などを体験する課外授業から企画が生まれたという。
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「ゲーム」と「教育」というのはどうしても対にして考えがちだが、このような発想はとても面白く良いと思った。また、ゲームに勉強の要素を取り入れることはよくあることだが(任天堂DSの学習系ソフトなど)、勉強の教材にエンターテインメント要素が盛り込まれることは少ない気がしたのでそういった意味でも新鮮だと感じた。私はアルバイトの家庭教師や塾講師をしながら「『勉強』という言葉だけでもう毛嫌いしてしまっている子」というのを何人も見てきたが、そのような子にも「勉強」の敷居を低くすることは非常に効果的だと思う。特に「理科ツリーハウス」などは文章で表現しては堅苦しくなりそうだから良いと思う。バンダイナムコの「夢・遊び・感動」が上手く体現された取り組みだと感じた。


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