2010年6月13日日曜日

【ゼミの感想0611】バンダイナムコ株式会社見学【矢野】

会社のビルに入るなり、テンションと血圧が一気に上がるのが分かった。
私たちを正面エントランスで迎えてくれたのはのはパックマンとガンダムで、後ろには滝のようなオブジェと最上階までの大きな吹き抜けがあった。マネーシャーの一木さん曰く、社員さんが柔軟に素敵なアイディアを出せるように会社の雰囲気作りも大事にしているという。こんなに快適そうなオフィスなら・・・と思わずにはいられなかった。また、社員の皆さんが非常に楽しそうに仕事をしてらっしゃるのが印象的だった。また、今回お手伝い頂く社員さんも非常にバックグラウンドが多様でおもしろそうだと思った。また、ビジネスの最前線にいる方々が「お金になるような提案を」とおっしゃっているのが、学生生活の中では聞きなれていない言葉で新鮮に感じるとともに、何だか重みがあった。このビジネスライクなガツガツ感がいいなあと思った。また一方で一木さんが「企画の段階で『これは絶対に流行る!!』と思ったもの以外は絶対に流行らない」というのを聞いて厳しい世界なのだということを思い知った。しかし、学校教材×ゲームにしても、リハビリテイメントにしても「遊び」の可能性はまだまだ広げられるのだということも知った。

「模範解答らしくないアイディアを。体裁だけ綺麗っぽくまとめたプレゼンは期待してない。」確かに私は最近生活でも学問でも「アイディア」を要求されることはあまりなくて(実際あるのに気付かないだけかもしれないが)、Googleで調べたデータを鵜呑みにしてまとめることが多くなってしまった気がする。またはその鵜呑みにしたもの=ニーズと短絡的に捉えて、その不確実なニーズを表面的にみたすものをソリューションとして書くことが多くなっていた気がする。論旨からは逸れるが、ネット社会は自分の意見を「持つ」ことはあっても「作る・醸成する」必要のなくなる社会なのかもしれない、と思ってしまった。「作る」前から、無数のパターン回答がネット上に既に落ちているからだ。ずいぶん逸脱しまったが、そんな時世の中で、他の誰でもない「自分」のアイディアを練ることのむずかしさを感じた。しかし、、自分たちの提案が大いに期待されていることが分かり、これから1ヶ月半、素晴らしいオリジナルアイディアを出すために、何としてでも頑張りたいと強く思った。こんなに良い機会はめったに与えられないと思う。この環境に感謝する気持ちを忘れず、誠心誠意を以て取り組んでいきたい。

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