2010年6月10日木曜日

【バンナム!】ゲームと保護者②【吉田】

『テレビゲームへの正しい理解を~ゲーム研究者インタビュー~』
http://research.cesa.or.jp/interview/sasaki03.html

テレビゲームとの向き合い方についての有識者へのインタビューをシリーズ形式にしたものの中で、教育学者の佐々木輝美国際基督教大学教授は子供とゲームの関係について親がより積極的な役割を発揮していくべきであると主張しています。
佐々木教授の主張は、現在の社会の風潮をある程度反映していると思います。子供の時にゲームをした世代が成長して保護者となった現代、ゲームへの敵視は弱まり、子供の遊びとして確固たる市民権を確立していると言えます。このような環境の中でかつて自分自身もゲームをしていた保護者たちは、ゲームそのものを制限するよりも子供を危険なゲームから遠ざけることをより重視しているように感じられます。このような動きの中で、「親が安心して遊ばせられるゲーム」というのは大きなポイントだと思います。
中学生以下の子供にとって、ゲームを購入する上での最大のスポンサーは保護者です。ポケモン以外にも、たまごっちの成功でも実証されているように、「安心して遊ばせられるゲーム」という親に着目した視点も必要ではないしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿