2010年6月10日木曜日

[バンナム!]①小学校向け教科書を共同製作[矢部]



http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/25/news013.html

 バンダイナムコゲームスと教科書出版の学校図書は5月24日、小学校向けの国語、算数、理科の教科書を共同制作したと発表した。バンダイナムコのゲーム開発のノウハウを投入し、イラストなどを制作。エンターテインメント企業が教科書制作に携わるのは初という。


 このバンダイナムコの行動はとても面白いと思った。近年、小学生の授業態度が悪化してきていると聞く。それは授業への集中力が欠けていることや学力低下/ゆとり教育などもあげられるのだが、その前にまず小学生でさえ授業/勉強というものに興味がない/魅力がないからではないだろうか。それを改善するためにも、魅力があり、勉強に引き込む初めの段階の整備という点で良いと感じた。やはり子供に身近なキャラクターや馴染みやすいグラフィックなら子供は興味を持つであろう。授業以外でも、教科書を開きたくなり、教科書へタッチする時間が多くなることは、良い傾向だと思う。しかし、ゲーム性が優先して、教育的な側面が追いやられるのは決してあってはならないと思う。逆に教科書のゲーム性に夢中になって、悪循環が起こる可能性もある。理解力の促進とゲーム性のもつ親近性の折り合いを計る必要があるだろうと思う。

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