2010年6月25日金曜日

【0625ゼミの感想】自分像【戸高】

 かなり刺激的なゼミでした。ビジネス的な視点の重要さ、自分が何をしたいのかとオリジナルに言うことの難しさ、そして自分と言う人間の魅せ方などなど、学ぶことが多かったです。


【バンナムプレゼン】
自分の班以外の4班について書きます。

①ミクロラ21/「五感で思い出を記憶する」
 はい、僕の大好物です、思い出。黄さんが指摘していたことがすごく印象に残りました。

「嗅覚と思い出をマッチングさせても、その時の思い出と、今出てくるその香りと果たして感じる印象は同じなのか?」

 知識社会学的観点からすると、自分の記憶や思い出というものは一定のものじゃないんですね。

「思い出はその場で再構成されるもの」

 という様に、自分が思い出や記憶を意識したとき、まさにその瞬間に作り替えられるというのです。
 どういうことかというと、例えば自分が修学旅行に行った時、京都の鴨川で告白をしたことが深く記憶に残っているとします。
 でもいくら深く記憶に残っていても、普段から頭の中にとどめているわけではなく、ふとした時に思い出すものであったりします。
 ある日、家でテレビを見ていると京都を舞台とした青春ドラマがやっていたとしましょう。するとその青春ドラマで鴨川が映りました。
 はい、そこです。まさしくこの瞬間にあなたは修学旅行での告白のことを思い出すわけです。
 しかし、そのシチュエーションは数年前の鴨川と、テレビで今見る鴨川とよく似ているようであって全く違うものです。
 だからその時の記憶はそのテレビを見た瞬間に再構成されるので、ただ同じ記憶というものは1つもなく、イメージするならば「記憶は積み重なって行く」感じです。
 そのときそのとき思い出した記憶がかつての記憶の上に積み重なって行き、新たな記憶、思い出になって行くといった感じですね。

 だから嗅覚とその時の思い出がそんなに感情的にマッチしなければならないということもないと思います。むしろいろんなオプションがあってもいいくらいなのかもしれません。
 あと、ネガティブなイメージのタバコも僕にとっては思い出を呼び起こすスイッチになっています。ピシェの匂いを嗅ぐと◯◯を思い出したり、マルボロだと■■だったりと、タバコの銘柄はけっこうその人の個性を表しているものではないでしょうか。

②もえもえ☆ましゅまろ
 今日コメントで言ったpixivのdrawrのことを書いておきます。

drawr:http://drawr.net/

 これはほんとにこのサイトに行くだけでお絵描きをできるというものです。CGやペンタブ等がなくても誰でも簡単にお絵描きをすることができるという、ハードルの低さがポイント。

台詞無しでリレーマンガを描くスレ:http://drawr.net/show.php?id=1490567

 このように、(ログインしないと見れないかもですが)みんなでマンガを書いて行くことも可能です。自分では思いもしないような展開で話が進んで行く、まさしくソーシャルな感覚を感じることが可能かと。
 
 やっぱりdrawrの革命的な所は専用のペン等なしで、そのままマウスで(指で)描くことができる点だと思います。
 もしペンタブ的なものを有償で提供するのならば、どうしてもそれが欲しいと思わせるような気持ちを抱かせる必要があるのではないかと、それだけで参入障壁をあげてしまうことになるので。

③ぶっとびDAI
 位置ゲーだと真っ先に思いついたのは「コロプラ」でした。(参考記事)
 コロプラの中にはコロニー内の人口やお金、慕われているかどうか等の軸で競争心も芽生えていれば、自然と助け合う仕組みができていたり、さらには東京メトロとの提携もあったりなど、かなり先を越されている感はあります。
 これに勝つためにはやはりRPG性という「冒険」「成長」「協力」といった面を強く打ち出して行かねばならないのでしょうがデジタルサイネージと掛け合わすといった手法で日常をアドベンチャーにするといった発想で差別化はいくらかは可能なんじゃないかとも思いました。
 しかし、栫井さんの指摘にもあったように、なかなかQRコードなどを読み取らせるための仕掛けは難しいので、QRコード周りをバンナムのリソースを使って面白楽しいものにしたり、もしくはARGのようにデジタルゲーム外のリアルの世界にもこちら側が物語を付け足してやる等の工夫が絶対的に必要だと思います。

④難題、Bam!Co.
 グループ名、好きです。

 パソコンの整理整頓はそこまでニーズはあるのかとか疑問に思ったりもするけども、面白い発想だと思いました。
 遥か昔にはバーコードバトラー、少し前にはモンスターファームだったり、バーコードやCDがキャラクターやモンスターになるといったものはありました。今回はいらないファイルということで、どこかバーコードバトラー、モンスターファーム世代としてはわくわくする所があります。
 個人的に整理に困っているのはサイフの中のレシートだったり、映画の半券、観光チケットなど思い出なので捨てるに捨てられないもの達だったりします。レシートバトル!とかできませんかね、アイデアベースですが。

 ジョジョ立ちプリクラはとったことがない(むしろプリクラとほとんど縁がない)ですが、大学1年の冬の制服ディズニーシーをやった時に、なんかのオブジェの前でジョジョ立ち写真を撮った記憶はあります。
 なんなんでしょう。ジョジョの面白さってもちろんジョジョ立ちとかもあるかもですが、プリクラを撮る際に、「時よ止まれ!世界(ザワールド)!」とか言ってくれるとテンション上がったりするかもですよね。
 バンダイの本社のエレベーターってすごく変わっていて、エレベーターのアナウンスがアムロ・レイの声だったり、バンダイ関係のキャラが喋ってくれるんですよね。それだけでテンション上がりました。

 バンドアプリに関しては、任天堂DSのバンドブラザーズといかに差別化を行うのか、スポーツクラブ×アーケードに関してはいまいちよく見えてこなかったですが、脱ゲームながらも楽しみながらガチ運動っていうところが肝だったのでしょうか。


【猪子さん】
 僕もかくありたいなーと思う所がある人でした。
 僕はふだん、あまり真面目な話をすることが好きではありません。馬鹿な話をしてた方が楽しいですし、気持ちいいもんです。もちろん必要に応じては真面目な話もしますし、相談とかもバンバン乗るタイプなんですが、自分から話しかける時はとにかく馬鹿な話をしておきたいのです。
 でも馬鹿なことしか考えてないわけではなく、いざ頼られた時には相手の目線に立って、なんにでも答えることができたり、自分なりの言葉で説明することができる様に日々努力をしていたい。とも思っています。

 猪子さんはまさしく能ある鷹は爪を隠すというか、ところどころ適当じゃないのか?と思わせながらも、言葉の節々に学生である僕らにもわかりやすい話し方と目線が入っていて、シャープな意見が入ってくる。まさしく理想の象でした。
 
 その域に立つにはもちろん天性の才能や、生まれ持った人柄等様々あるとは思いますが、今日ご飯の際に金先生がおっしゃっていた「頭のよさは鍛えることができる」という言葉にあった様、今自分の頭が社会で全く通じないレベルであっても、日々様々なことを考え、検証し、実行するということを意識的に繰り返していれば、いくらでも鍛えることは可能なんじゃないかと思うんで、常に何かを考えていたいと思います。

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