2010年6月23日水曜日

0618ゼミの感想【大賀】

 こんばんは、大賀です。ゼミの感想が大幅に遅れてしまい大変申し訳ありませんでした。6月入ってすぐから気管支炎のような風邪のような百日咳のようなものにずっと悩まされていました。最近になってようやく落ち着いてきましたが、まだ薬のお世話になる毎日です…。みなさんも、季節の変わり目は十分に気を付けてください。一度やられてしまうとすごく厄介です。それでは、ゼミの感想、いきます!

【NC―テレビ広告費と視聴率の現状とこれから】
 プレゼンターの矢部君。コメンテータの黄さんと長澤さん、お疲れ様でした!5期生だけでおこなうNCを見たのは初めてだったので、ワクワクしていました。3人共、しっかり準備をしてきていて、またそれぞれの意見の共有もきちんとできていて、とても素晴らしいものだったと思います。
 以前(大学2年の時)に、金先生のお知り合いである佐藤耕太郎さんのご紹介で、テレビ朝日を訪問させていただいたときのことを思い出しました。社内の壁一面に、番組名と視聴率を記した紙が貼られていたことを知り、衝撃を受けました。「視聴率至上主義」という言葉は耳で聞いて理解していたものの、実際にテレビ局に赴いてその様子を目の当たりにした時は、どうしようもないやるせなさを抱かずには居られませんでした。視聴率欲しさの番組作りが、はたして本当に視聴者にとって「面白い」ものになっているのか。最近ではワールドカップ中継が盛んですが、アナウンサーや実況者だけでは物足りずに、有名ミュージシャンや芸能人までスタジオに呼び込みサッカーを応援しています。これも「視聴率至上主義」を表す良い例なのだろうと感じ、悲しくなりました。「視聴率」に縛られずに自由な番組作りをしている(することができる)NHKは、やはりどの番組も面白く、期待に答えられているように思います。「視聴率」というエサを求めていがみ合う各テレビ局の生存競争によって、テレビ番組本来の求めるべきもの、視聴者のことを考えた上での番組作りのノウハウといった基本的な事柄が失われてしまっていうように思えてなりません。
 ただ、(槇さんにお伝えさせていただいた通り)テレビは、その「面白さ」をいかに視聴者に共有してもらうか、という点で、Twitterやmixiボイス等の「ミニブログ」による迅速な情報共有は非常に画期的だと考えます。先述したワールドカップにしても、私の好きな大河ドラマにしても、それぞれの「ハッシュタグ」(Twitterの場合)があり、リアルタイムで番組を見ながら感想を言い合っている人々の様子が見られます。まるでお茶の間で見ているような感覚を取り戻せるのではないでしょうか?テレビ制作者側がこの現象を今後どのように利用していくのか、興味深いです。

【ゲストスピーカー槇さんのお話】
 金ゼミ初?!の元女子アナであるゲストの話、ということで、ゼミ生(特に男性陣!)の様子が浮足立って見えたのは気のせいでしょうか?笑 と、冗談はさておき…。お忙しい中いらしてくださった槇さんには本当に、感謝をしてもしきれません。テレビ局の裏話から、アナウンサーの実態、そして、若い世代に何を求めるか…などなど、赤裸々なお話を聞くことができ、非常に勉強になりました。
 私は就職活動中にテレビ局受験をしませんでした。テレビの未来に限界を感じたからという理由も少なからずありますが、「視聴率至上主義」の番組作りを担わされることに違和感を覚えたからです。その選択が間違っていたか正しかったか、それはわかりません。私の周りには、テレビ局に入社する予定の友人もいます。テレビの未来を、テレビ局に入社するであろう若い世代に任せておくだけでは駄目だ。槇さんのお言葉からはそんな「想い」を感じました。視聴者としての私たちも、そして、若い世代としての私たちも。しっかりと向き合うべき問題だと思います。
 個人的には「新聞の未来」についても興味があります。かつては代表格として名を馳せていた媒体が、今後どのような変化を遂げ、生き残っていくのか。是非、取り組みたいテーマです。

【戸高君・吉田君お誕生日会】
 企画してくれた菱木さん、そして、映像やケーキなどを用意してくれた4・5期の皆さん、本当にありがとうございました!そして二人ともおめでとう!!金ゼミは本当に居心地が良くて、温かい場所だなあと再確認です^^*

0 件のコメント:

コメントを投稿