2010年6月14日月曜日

0611ゼミの感想【村山】

ゼミ単位でバンダイナムコゲームスさんに企業訪問させて頂きました。企業訪問をするだけでなく、事業提携の可能性があるなんて学生のうちにはやりたいと思ってもなかなか経験できることではないので、非常に良い経験になると思っています。しかし、その分私たちは大きな責任を負うことになるとも思っています。なぜなら、ビジネスとして企業利益を追求している社会人の方々が自分たちの仕事時間の一部を、わざわざ学生のために割いてくれるからです。

そのため、それに応えることが絶対的に出来るという保証はないけれど、その期待に応えようと可能な限り多くのアイディアを絞り出し、時間を使い、議論を重ねなければならない義務が、私たちにはあると思います。ただ、だからといってガチガチに緊張しながら考えるというのは良い事ではないと思います。それよりは、皆とのグループワークを楽しみながら進めていきたいとも考えています。楽しい環境が、必ずしも良いアウトプットを生むとは限りませんが、やはり、楽しい環境の方が、より良いアイディアが生まれる可能性は大きいと考えるからです。その部分は、バンダイナムコゲームスさんも意識していたと思います。クリエイティブな仕事をするのだから、社内の至る所に「わくわく」「ドキドキ」するような仕組みや仕掛けを設置している、と。要は、【オンとオフのバランス】ということです。オフの環境に、頭をフル回転させたオンの自分たちが存在しているという様なイメージです。

また、鵜ノ澤副社長のお話の中で、

「そのアイディアは、本当に日常生活に入り込んだものか」

というお言葉が印象に残っています。消費者にサービスを提供する際に、この視点は常に忘れてはいけないことだと思います。ゲームというモノの特殊性ゆえに、この点はさほど意識しなくてもいいのかとも考えていました。しかし、やはり消費者にいつもの動作以上のアクションを要求するには、それなりの意味付けやインセンティブが必要になると思います。だからこそ、日常的に行っている動作の中に新しく提供するサービスを組み込むことが出来れば、それは消費者にとって何の違和感もない当たり前の動作となるので、非常に強いモノになると思います。

これ以外にも、重要な指摘をいくつもして頂いたので、今の自分たちの限界に挑戦するつもりで、その限界を突破する勢いで、これから頑張っていきたいと思います。

最後に、このような機会を設けて下さった、鵜ノ澤副社長、一木様、クリエイターの皆様、そして金先生、ありがとうございました。

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