2010年6月12日土曜日

0611ゼミの感想【斎藤】

 今日はバンダイナムコゲームスの本社を訪問させていただいた。このようなプロジェクトに携われることは貴重な経験となるだろうし、一生懸命取り組んでいきたい。

 そういった過程で忘れては行けないのは「楽しむ」という事だと思う。もちろん、アイディアを生み出す過程で煮つまってしまう事もあるだろうし、困難なことは多いはずだ。かの有名な大リーガー、イチローが「僕は試合中に楽しもうと思った事は一度もありません」と言っていた。これは、誰よりも試合で結果を残すことを求まられるイチローならではの発言だろう。彼は結果としては野球を楽しんでいるのだろうが、それまでの過程は辛く厳しいものだ。おそらくバンダイナムコゲームスのクリエーターの方達もそうして多くの作品を生み出しているのだろうと思う。それでも本質的な問題は人を「楽しませる」ことであり、自分も「楽しい」と感じる事ができるかである。それを忘れてはいけない。

 バンダイの方に受けそうなプレゼンでその場を取り繕たり、巷で流行っているテクニカルな方法論の活用の模索に終始してしまえばそれは不毛なものになってしまう。私達目線でのアイディアをぶつけていけたらいいと思う。それが案外難しいが。

 一言で楽しい表現してもそこには様々な質のものがあるが、具体的なシチュエーションから湧き起こってくる感情としてそれぞれが感じる「楽しさ」を提供できるかどうかエンターテインメント産業において商品を開発する際の鍵となる気がした。

 今回はグループ形式でプレゼンすることになるが、他のゼミ生に対して遠慮せずにどんどん発言していきたい。同時に、相手の意見もしっかりと受け止めたい。
とても基本的な事だが、こういった事が成功につながるのではないか思う。


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