2010年5月27日木曜日

ホンヨミ!②ネットがテレビを飲み込む日【黄】

Sinking of TV
ネットがテレビを飲み込む日 池田信夫/西和彦/林紘一郎/原淳一郎/山田肇

本書は一言で言うならばデジダル社会の説明書、と言い切れる。
放送とは何ぞやから始まり、電波、通信、ジャーナリズム、インフラとコンテンツ、 通信と放送の融合の先にあるもの、映像産業、著作権など幅広くカバーしている。
この中で特に印象深かったのは、第6章の通信と放送の融合は何を変えていくのか、の章だ。
この章は5人の著者による座談会の記録が掲載されている。
以下本文からの抜粋

山田さん「現実に技術として通信と放送の融合が可能になったけど、これをどうビジネスチャンスに生かしていくか考えていく必要がある」
林さん「新聞社は何を守ろうとしているのでしょうか?」
原さん「何にも犯されないメディアの秩序を守ろうとしている」
林さん「インフラただ乗り論」

本書を読み進めると通信と放送の融合が何なのかはある程度イメージがつくれる。しかしながらこの特性を生かしたビジネスモデルとはどんなものなのか、興味がわいた。そして新聞社が守ろうとしている何にも犯されない秩序とは何だろうか。それは、皆共通の認識を持ってるんだろうか。
そして最後にインフラただ乗り論。ここまで来たときに既に金ゼミのNCで取り上げられた話題が二つ目に…。検索しなくてもわかる自分にニンマリ。自分の成長が少しばかり感じられたような気がして嬉しくなった。

1 件のコメント:

  1. 自分の成長、そうやって感じられるとモチベーションになるよね♪
    ここでやったことって、あれに応用出来る!とか思いつくとすごい嬉しくなる^^♡

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