2010年5月17日月曜日

ゼミ感想<金光>

NC<CGMマーケティングについて>
‐内容
CGMと聞くと、何のこっちゃ!と思ってしまうが、中身は自分たちの生活に身近なものばかりだった。
消費者参加型のメディアが増えるということは、参加することの楽しさを知った消費者が増えるということだと思う。この動きは、企業にとってはいいことなのだろうか、そして消費者にとってはいい動きなのだろうか??と考えた。
大量のマス広告を高額の支出とともに作っても、消費者の心に残る確立が低い(不安定な)時代に、twitterのように参入障壁が低く、コストもほとんどかからないツールがあることは大きなメリットだと思う。ゼミ中に私が「ある程度の名の知れた企業しか、twitterをやっても目にとめてもらえなず、意味がないのではないか」という質問をしたが、加ト吉の例にあるように、工夫次第でどうにでもなる。コストが低いことに加え、twitterならtwitterという万人共通の舞台での勝負だから、あまり不利な点がないのだと思った。
企業広報のtwitter担当者はコミュニケーション能力が高い人を起用すること、と『twitter社会論』に書いてあったが、既存のSNSなどを利用する場合はそのSNSなどのプラットフォームの特性を、必ず一般ユーザーと同程度知っている必要があると思った。ヘビーユーザーの視点では、伝えたい対象を広く一般にするのとは変わってきてしまうと思う。
結局、消費者や企業にとっては良いのか?という疑問の答えは、「良い」だと思う。
消費者にとっては、従来の方法(マス広告など)以外のところから、製品の情報が得られること。また、企業はCGMの特性である双方向性を利用して、自分たちの主張(宣伝)だけでなく、相手の反応も収集することができる。しかも例えばtwitterならリアルタイムで。ダイレクトな声を受け止めるだけの余裕と熱意がある企業にとっては、大きなメリットだ。その声を反映させた商品を作ることで、売れない商品を減らせたら、それは経済にとってもメリットになる。

-形式
1時間を担当者が自由に使うスタイルがすごく活きていた。
プレゼンが多少伸びても、議論の時間を自分の責任で調整できるので、ゼミ全体のタイムスケジュールに影響が出にくい。
また、田島さんのスライドは引用元が明記されていたのが良かったと思った。データを引用する際はとくに、引用元を書く癖をつけるべきだと思う。


‐全員プレゼン
いろんな分野からの情報・事実に加えて、自分の考察が加わっていたのが良かった。電子書籍の良いところばかりに注目が集まってしまったが、問題点を指摘して終わるプレゼンがあっても良いと思った。また、戸高さんのブログにもあったが、3,4期生は2,3年目の醍醐味というのか、自分たちのこれまでのゼミでの勉強を生かした視点からの考察が多かった。

また生中継は、やっている側は緊張感があった。あとで録画を見てみると、自分のプレゼンの悪いところもすごく良くわかる。
今後ustreamをどういうふうに活用するべきか、ゼミ生の意見を(視聴者の方も!)募集中です。(web広報係より)

0 件のコメント:

コメントを投稿