2010年5月30日日曜日

0528ゼミの感想【山本】

【福井さんの授業】

『著作権の世紀』の冒頭に“この厄介な制度に魅せられ、あるべき姿を考え続けた先人たちに”という言葉がありますが、今回の授業でその片鱗を知ることが出来たように思います。

 パブリックライセンスに関するお話をされていたとき「何か主張するときは実証する必要がある。確かめることがとても大事」とおっしゃっていた言葉がとても印象的でした。
何かをひとに説得させるには主張を裏付けるデータが必要であり、共感を誘うには自分自身の経験や体感が必要だと最近改めて感じます。

 また、実用品が著作物に入らないというお話のときに「白黒させる必要はない。グレーゾーンがあるのは必然的なこと」とおっしゃっていた言葉も印象的でした。
答えがなく、その上時代に即して刻々と変化する問題に対して考え続けることが求められる福井さんのお仕事は本当に魅力的だと思いました。そして、日々考え続けていらっしゃる福井さんは、ゼミ生のどんな質問にも即座に分かり易くそして質問の解答以上のことを教えてくださいました。本当にありがとうございました。

今回学んだことを来週のNCに精一杯活かしたいと思います

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