2010年5月24日月曜日

【ホンヨミ!0521】Twitter社会論【山本】

もはやお馴染みのTwitterの本。
Twitterとジャーナリズムに関して述べられた部分がとても興味深かった。去年の授業でも扱ったように、Twitterの強みはやはりリアルタイム性だ。四川の大地震など、様々な事故がTwitterによって逐一ひとびとに知れ渡った。

このようなリアルタイム性に対して、新聞を初めとする従来のメディアが勝ることは難しい。私はてっきり、Twitterのようなニューメディアが従来のメディアにとってかわるだろうという趣旨のことが述べられているのかと思ったが、実際はそうではなかった。
Twitterのようなリアルタイム性・伝播性があり、人々がより多くの時間接するメディアであっても、従来のメディアが持つ価値は否定出来ないという。
確かに、新聞やテレビのような質はTwitterには期待出来ない。やはり、従来メディアの持つコンテンツの質にアマチュアはかなわない。

よって、従来のメディアは新たなメディアをひとつの手段として着目しつつ、無償ではなく情報に課金されるシステムをつねに構築していけば、これからもジャーナリズムの場で十分に役割を発揮していくだろう。

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