4年生になって、去年1年やっていたゼミの設計から離れる日々が続いていました。正直どこか手持ち無沙汰な所がありました。
しかし、突然の出来事でしたが、久しぶりに「ワークショップ」というゼミ設計の立場の機会をいただき、いざ設計をしてみると果てしない疲れはもちろん、やっぱり設計側の立場の方が楽しいとう思いを実感しました。
【NCネットワーク中立性】
課金をユーザーに対してすべきかどうか。これを表現の自由などの観点から考えると答えが出ない状態でした。
ネットワークを多く使ってるユーザーには多く課金するべき。しかし、ユーザーに対する課金を行えば、UGCサイトにコンテンツが集まってこなくなり、そのUGCサイトの運営もままならなくなり、果ては日本のコンテンツ立国まで危ぶまれる様になる。
この2項対立の考えからなかなか自分の頭を柔らかくすることができなかったのですが、金先生の「大盛りを食べる人がたくさんお金をはらってるんだから、多く利用している人が多くお金を払うのは当たり前なのではないか。」という言葉を聞いて変に納得してしまいました。
ただ、インターネットは「自立、分散、協調」の中で育ってきた、言わば下手に規制をいれないような文化があるので、なかなか難しい所があるとは思いますが。
【ワークショップ】
金光さんが軽く触れていたのでまず雰囲気の面について。
岸本、小宮、戸高は成功、不成功はおいておいて、一応就職活動というものを過ごしてきました。そのなかでGDを何度か経験していたのですがそうすると人事の目と言うものを気にする様になるんですね。
今回のWSを写真を撮りつつ各班を回ってみていて気付きました。GDって1チーム6人くらいで行うんですが、4人の発言内容ですら明確に追うことは難しいのに、GDのレベルだとほぼ誰が何を言った、どんなクオリティの発言をしたかを追いきるのはほぼ不可能です。
じゃどこを見てるのかというと、やっぱりその人がどんな雰囲気を出しているのかにかかってくるのだと思います。その雰囲気にも大別すると2つあるのではないかと。
1すごく楽しそうで一緒に働いたら楽しく仕事ができるんだなタイプ
2すごく真剣ではりのある仕事ができそうだなタイプ
このどっちかのタイプに、自分の発言で他者を巻き込みながら、その雰囲気形成をできるか。ここが鍵になってくるんだと思います。
次に、みなさん今回のWSはいかがだったでしょうか。楽しかった。やりやすかった。またやりたい。そう思えたみなさんは次もそういう雰囲気を出せる様に努めていただければ幸いです。
しかし、それは仲間に恵まれていたから。ということもできます。WSやGDは周りの仲間によって大きく方向性が左右されてきます。
また、ブレストの手法等も全然知らない学生も多くいるので、自分がいつも慣れているからと言って普段のやり方通り進めようとするとひんしゅくを買ったりすることもあります。
この人たちとならどう進めて行くべきかといったことも念頭に置いて行くべきでしょう。
各班のプレゼンについてはどこの班も論理だったプレゼンでよかったとは思います。しっかりとプロダクトまで完成させ、寸劇も作り上げ共感を持たせながら物語としてプレゼンを行うことができていた班もちらほらあり、見ている側も勉強になりました。
あとはビジネスライクの面をどうつめていくのかといったことを金先生もおっしゃっていましたが、文房具の弱みはどこにあるのか。それをどう補って行くのか。みたいなことを言えていれば、より説得力のあるプレゼンになっていたのかもしれません。
何はともあれ設計側も楽しかったです。ありがとうございました。
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