2010年5月16日日曜日

【ホンヨミ!】0513② プレイフル シンキング【黄】

~仕事を楽しくする思考法~プレイフル・シンキング
ネオミュージアム部長 上田 信行

「プレイフル」とは物事に対してワクワクドキドキする心の状態の事。まさに本書はプレイフルな本だと私は言いたい。

本書を読みながら、
今までの自分の軌跡の中で、新たな発見をしながらプレイフルな気持ちになる。
日々の生活の中で、本書で学んだことを少しずつ実践しながらプレイフルな気持ちになる。
やりたいことがどんどん浮かんできてプレイフルな気持ちになる。
自分のこれからの可能性に思いを巡らせながらプレイフルな気持ちになる。

「学習環境デザイン」という分野が専門の筆者。
仕事の場をいかにして楽しい場へと作り変えるか。彼なりの理論が本書では展開されている。
大きく分けると彼の論理は以下のように展開されていた。
まず自分という人間がどういう存在なのかを把握すること。
そして、それを踏まえたうえで、①心の在り方の重要性ー見方を変える②目標とはー目標とどう付き合えばいいのか③行動に起こさなきゃなにもはじまらないことーアウトプットせよ④他人を頼れー他者とわかり合うには などが主に記されている。

この中でも私は特に見方の重要性を指摘した第1章と行動に移せと積極的に訴える第3章が印象的だった。自分の中で最も今必要な部分だったからだと思う。
毎日、毎秒がプレイフルなら本当に素敵だと思う。
あぁ、自分にできるかな。どうせ・・・だからやってもな。いままで私の中で渦巻いていたこれらの思いが私のプレイフルな瞬間を数多く奪ってきたかと思うと心が重い。
本書は、自分の過去、現在、そして未来に目を向けさせてくれる一冊だと言えるだろう。
皆さん。今、プレイフルですか?

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