2010年5月10日月曜日

【0507ゼミの感想】Make it simple.かな?【岸本】


 先生を無理に持ち上げるものではありませんが、やはり何らかの業界で第一線で国際的に動き回っている人の問題意識に触れると、触発されるものがありました。

 そして村井先生然りですが、どれほど規模が大きく、利害関係者が増えようとも、問題をシンプルに解りやすく捉え、自分の言葉でわかりやすく説明する事が出来る事。その重要性を改めて認識しました。

 

 "Infra + Utilization = Benefit"

 この枠組みの考え方ではUtilizationはコンテンツ産業におけるコンテンツに対応するものではないかと。より大きな視野で考えるならば、InfraとUtilizationになり、諸制度の整備もこの2つの枠組みで考えることが出来そうです。

 また、日本のブロードバンドの現状について、「デザイン思考」ではありませんが、やはり政治・ビジネスいずれが主導するにせよ「ユーザー中心」が肝だと感じました。

 

 また先生の仰っていた、世界を回る事で色々なインセンティブ、モノの見方があるということ、これを確認するのが結局世界を回ることの意義ではないでしょうか。様々な見方に基づいたインセンティブをうまく整え、利害を調整する。これこそが、一方では「文明の衝突」などと言われるこれからの世界で求められるような気がします。


関連リンク;

 フリーで活躍されている山崎富美さんのブログ:ワシントンDCのヤバさについて書いてあります。興味がある人は是非。

 昨年の自分のエントリ;NCのスカイプで、中立性についてちょこっと触れてます。


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 BrandYourselfは思ったより、成功だったと思いました。今回BrandMyself作ってても思ったのですが、やはり自分で他人からの見られ方、キャラ、立ち位置とかは紹介しづらいですからね。(とはいえキャラの説明が必要かというとそれもまた議論の余地がありそうですが。)

 先週のBrandMyselfが見られなかった5期生の分も見られて良かったです。


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 NCでは欲張らない事、そして議論の道筋を示す事を意識するだけでもっと良くなるように感じました。 

 議論の方法は2つあると思います。「0→1」型と「1→100」型で、例えばビジネスの戦略立案の場合であれば、前者は新市場の開拓、後者は市場の拡大と考える事が出来ます。

 議論の進め方ですが、これは担当者間で一度ブレスト的にシミュレーションしてみるといいかもしれません。素朴な疑問なども出てくるでしょうし、それはまたプレゼンや議論を主導する上で活かしていけば良いのではないでしょうか。


 また、プレゼンターあるいは先生に対する質疑の時に、その他の聞き手の人は是非、「自分だったらどう答えるか」というものを問いかけ続けてみてください、自ずとわからない点、あいまいな点、改善点などが浮き彫りになり、ゼミでの収穫が増えます。(これは色々な講演会などで、どんなに偉い人への質疑でも有効です。)


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 Ust録画に関してですが、途中2度ほどイーモバの調子が悪く、途切れてしまった事をこの場を借りて謝ります。(とはいえこれ自分の力ではどうしようもないんですど・苦笑)

1 件のコメント:

  1. >プレゼンターあるいは先生に対する質疑の時に、その他の聞き手の人は是非、「自分だったらどう答えるか」というものを問いかけ続けてみてください、

    同感です。
    私が気づいたのは最近(前回のゼミで再認識)ですが、岸本さんは前から心がけていらっしゃったんですね!

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