総務省/経済産業省が日本での電子書籍を標準化させようとした要項を提言した。そこで、関わってくるのがフォーマットである。ユーザーと関わりのあるフォーマットは配信フォーマットであるが、日本での電子書籍が作りやすくなるという点、日本対応という意味では、中間フォーマットが意味を持つ。そこで、日本で使われている中間フォーマットとしてXMDFというものがあげられる。しかし、この中間フォーマットでは日本以外では使うことができないし、ましてや海外ファイルを読めないということから、これを使ったデバイスでは電子書籍をもガラパゴス化されるのではないかというのが、現状の問題点であるのだ。
やはりそこで重要となるのがプロフェッショナルとアマチュアの関係性ではないだろうか。その壁をどこで線引きするかも重要であるが、壁がなくなってしまった今誰もがコンテンツプロバイダーとなれる。それはコンテンツ文化の衰退と叫ばれることも多いが、果たして効率面では従来よりより良いものになったのだろうか。そこでゼミでうまい具体例と共に学ぶ事が出来た、垂直統合•水平分業とも関わると思うが、一つのアクターがまとめてやってしまうのは確かに効率がいいと僕も思う。李先生も例を示していたが、法律を一人で作って、実行して、取り締まる分にはとても効率がいい。しかし、社内取引による競争感覚の低下•麻痺もありながら、不透明な状態で消費者からの審査を受けないため、最終的には質の低下も不可避なのではないかと思う。それが編集者と著者の間で起こるとますます、コンテンツの質の低下を招くので解決策を見いだすべきだと思う。
② Guest Speaker 林千晶さん ロフトワーク
とても考え方が前向きですばらしい方だなと思った。なにはともあれ自分自身と向き合って、人生についてよく考えているのだなと思った。しかし、自分探し自分選びをやり過ぎるのはあまりよくなく、simpleに日々訪れる、選択の時を選んでいきたいと思った。個人的には目先のことにとらわれたくなく、もっと俯瞰できるような広い視点で生きたいと思っている。そのような面でも、自分の根底にあってブレナイものを一つ貫き通す事が大事ということは、良い考えだなと思った。そして何でも抽象的に考えないで、具体的に考えることも大事だと思う。抽象的に説明するのは案外難しいように見えて、定型的になることが多い。一方で具体事象はchangeしていることが多い。故に難しいのではないかと思う。
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