2010年9月11日土曜日

【夏休み】いいこと【戸高】

 9月10日、ものつくり学部2期の製作が都内某所で発表された。約2年ぶりの大作の復活に関係者内では衝撃が走っていた。

 かくいう私もゼミの一員として、彼らものつくり学部には深く関わらせていただいた。彼らが突然行うと表明した記者会見の開場である品川牛角に、私は期待に胸を膨らませて足を運んだ。

 そこにいたのはいつもの自然体の彼らだった。学部長銭谷は嬉しそうに必然の奇跡を喜んでいた。寡黙であるが発言の節々にユーモアのある宮村、陰のブレイン岸本も2年前と変わらない様子でたたずんでいた。

 私は祝福のプレゼント(自筆の絵画というなのハガキ)を手渡し、記者会見に加わると同時に、3人への思い出が走馬灯の様に思い出された。以下、3人と私の思い出を書いてみたいと思う。


【銭谷侑:金正勲研究会2期生】
 私が最もお世話になった先輩の1人。時折彼が「戸高と同じ匂いが自分にはする。」と言ってくれるのがどこか嬉しかったりもする。

 彼は細身でオシャレでリア充間違い無しと思える風格をいつも漂わせている。しかし、実際は自他ともに認める非リアな学生時代を過ごしていた時期もあった。

 そんな時に私と彼は出会った。大学2年の秋学期から毎週火曜日昼休みの恒例となった「非リアの会(居酒屋たけぞうでの550円ランチ)」は、定期的には開かれていないが、後輩へとその場所は伝えられている。

 私は彼と共に深く共同作業をしたことがないので、彼の人徳については私よりも深く理解している人はいるだろう。しかし、それでも彼から伝わってくる人徳は計り知れない。

 チームを引っ張っていく際に誰よりも真摯に、熱く取り組む姿勢。発想力と技術力に裏打ちされた見事なプレゼン能力。真面目なだけでなく、くだらない事にも一生懸命になることのできるギャップ。その他言葉では言い表す事ができない程の魅力が、彼が後輩によく慕われる証拠だ。

【宮村周志:金正勲研究会3期生】 
 圧倒的なクリエイティビティを誇る反面、腰の低さは天下一品の謙虚なナイスガイ。

 彼と私の初めてのコンタクトは入ゼミ後すぐの親睦会だ。私より2コ年上であるにも関わらず、「ため口でいいよ。」と天使の微笑みで応えてくれて以来、私は彼の事を尊敬の念を込めて「みやむー」、彼は私の事を仕方ないとの念を込めて時折「ガチムチさん」と呼ぶ。

 彼との1番の思い出は私が初主演を果たした映像作品の撮影だ。うだつの上がらない宅浪生を演じ、さらに演出としてマンガの配置も行った。私の自宅での7時間にも及ぶ撮影の末、完成した作品は、授業担当教授から「主役の男の子がよかった。見ていて元気になる。」とのコメントを頂いた。

 もちろん、このコメントを引き出したのは彼のクリエイティビティに寄与する部分が大きい。映像のみだけでなく、現金正勲研究会のHPを作り上げたのも、韓国で7泊8日に及ぶ合宿の記録映像の総指揮をとったのも、洗練されたデザインの「news clippers」Tシャツを作ったのも彼だ。

 彼のウリはクリエイティビティだけではない。皆に平等な態度で温和に接していたからこそ、多くの崇拝者がいるのも彼の特徴だ。

【岸本和也:金正勲研究会3期生】
 私が3年間、ゼミで同期として時間をともにしてきた仲間である。ゼミ初日に持参した鞄が私のと被っていたらしいが残念ながら私にその記憶はない。

 彼と私が最も濃い時間を過ごしたのは3年時の論文活動で組んだユニット、「ぱぴこ☆ぱぴこ」においてであろう。週に4、5度はミーティング、ゼミで顔を合わせ、毎日毎日UGCについて頭を悩ませた。

 ミーティングの場では圧倒的な知識で新たな視点を次々と出していき、さらにはかの有名なUGCサイト設計論を1枚の図にまとめあげた人物でもある。アイデアとロジックの両面を兼ね備えた人物ではあるが、時折ふにゃふにゃし、ミーティングに遅れてくる事もあったのはここだけの秘密だ。

 論文活動終了後も、冬のネズミの国、朝から夜まで遊びっ倒し。金沢1泊2日旅行〜いま、相川さんに会いに行きます〜でのまさかの2日連続相川さんに遭遇に出会わせた人物。夏のマザー牧場でまさかのお宅訪問。と、精力的に活動を共にしている。

 ふにゃりとしゃきりを使い分ける小動物の様な存在、それが岸本和也だ。

*****

 記者会見後は私の家を中心に、ものつくり学部2期の初めての活動が簡単に行われた。

 とにかく狭い所で集まって写真を撮ってみようという、どこかモダンアートの様な香りが漂ってくる活動である。

 本来、私のようなものが参加できるはずもない、高尚な活動であったが、特別に許可が出たので参加させていただいた。

 以下にその作品を貼付けておくので見ていただきたい。













 これだけを見てもまだまだものつくり学部の底力は計り知れない。これから先に始まるであろう、彼らの新たなコラボレーションにファン達の胸は膨らんでいる。

PS
 私事ではあるが、大学院進学を止め、とりあえず就職活動に精を出す事にした。それが彼らと同時期か、1年先になるかはわからないが、1日でも1年でも早く彼らに肩を並べる事ができる様に日々努力していきたい。
 
 9月10日は本当にいい日で不思議な日だった。あらためておめでとう。

3 件のコメント:

  1. twitterで復活を知り、金ゼミブログにこの記事を見つけました。
    この写真で皆さんの久しぶりの顔を拝見しました!
    本当におめでとうございます!!!
    ものつくり作の「kimsemi」しおりは今でも愛用中です。

    そして戸高さん、このエントリーをありがとうございました。

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  2. 宮村さんのメガネが変わってる!!!

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  3. 写真思わず笑っちゃったよ!そして戸高の3人へのメッセージに心あたたまりました。
    あと、金沢の旅のサブタイトルを初めて知りましたwうれしい♪
    またちょくちょく金ゼミブログみるね!また10月ね^^

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