2010年6月9日水曜日

【バンナム!】①美肌鑑定【斎藤】

 バンダイナムコというとゲームの製作、販売をしているイメージがあったが、昨年11月にバンダイとファンケルが共同で開発した「美肌鑑定」は私が抱いていたイメージとは全く異なる商品だ。http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0910/30/news093.html
 商品説明は記事に譲るとして、この商品に関する感想について述べていきたい。
この商品の特徴として見た目がかわいらしいという点があげられる。これまで一般的な健康器具は実用的なデザインのものが多かったが、「美肌鑑定」は玩具の販売もしているバンダイらしくどこか遊び心がある。そこに美容に関するファンケルのノウハウをあわせることで、健康器具とも玩具とも言えない中途半端な商品を生み出した。中途半端という表現は悪い印象があるかもしれないが、そこがこの商品の良さなのだ。おそらくターゲットは美容に関心を持つ高校生から大学生程度の年齢層なのではないかと思われる。高価な健康器具は購入できないが、美容にたいする意識の高い人々にとっては価格が安い事も手伝って手が出しやすい。商品デザインを実際の女子大生と共同で行ったというから、ターゲットを絞り込んだマーケティングが伺われる。
 また様々な機能によって、使用者が継続して美意識を持てるように工夫がされている。これまでに、たまごっちなど、ゲームの中のキャラクターを育成するものがあった。あれはキャラの食事、睡眠などの管理をするものだったが、この「美肌鑑定」は自分自身の生活を管理して、より高い肌値を出そうと使用者に思わせるような仕組みになっている。
 ただ、各自が自分の肌値を測定するにとどまらず、ネット上で利用者が相互にコミュニケーションできるシステムがあればもっと話題を呼べると思った。サイト上で美容に関する情報を共有できるようにするのだ。「〜を食べたら肌値が上がった」など他愛のない話題であっても意外に女性は関心を示すのではないか。そういうコミュニティーのなかにカリスマ読者モデルなどのアカウントを作成して、一般の利用者がモデルなど美意識の高い人と交流できるようにしても面白いだろう。
 と思っていたら、実際に美肌鑑定のホームページでは女子大生の体験レポートがあったので参考にしてみてください。http://girls.channel.or.jp/bihada/やはりほとんどの女性が一回目の測定より二回目の方が肌値が向上していました。

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