ビジネスモデルも見える化するピクト図解 板橋 悟(著)
この本は現社会にあるビジネスモデルを、単純な記号を用いて、図にしてしまい、様々な視点から観察し考察する本である。ビジネスモデルを見抜くことができたら、次に自らビジネスモデルを考えることに移るため、ダイアグラム発想法やアナロジー発想法を使っていく。
個人的に印象に残ったビジネスモデルを一つあげる。
「土間土間」という居酒屋チェーンのビジネスモデルである。端的に説明すると、フード類で「安い」と感じてもらい、利益率の高いカクテルはメニューを充実させて客の目を引いてオーダーを促す。フックとなる商品で客を呼び、きっちり収益を上げられる商品も合わせて買ってもらうというパターンなのである。
確かにこれを読んだ後、納得してしまった自分がいた。ビジネスモデルを見抜くことができて、加えて自分でも考えることができれば、会社を鳥瞰したことになり、それこそが成功への鍵なのだと思う。
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